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スタッフKのブログ一覧

2015年01月27日 イイね!

時は21世紀、 僕はスーパーで雑誌を買い、本屋でジュースを買った。


今日、近所の本屋にDrペッパー売ってた。(´・ω・`)








しかも半額だった。(´・ω・`)




賞味期限間近の割引処分らしい。

まさか、地元でドクペを見る日がこようとは。



 それにしても、何故本屋がドクペを売る必要があるのだろうか?

 それを考えた時、とても他人事とは思えぬ、小売業界が直面している時代の流れを痛感せざるをえない。

 インタネーットの普及と共に、某密林が日本の書籍販売市場に革命の烽火を挙げ、時代は群雄割拠の本屋戦国時代に突入。
 食品でもなければ、取り付け作業を要するカー用品でもなく、また品質の差なんて概念もあるはずがない書籍は、まっさきに通販という名の黒船に市場を奪われていった。
 購入経路が店舗か通販かという選択肢だけの二元論ならば、まだそれほど問題ではなかったのかもしれない。
 しかし、急激に進歩する科学技術は、更なる時代の到来を予感させるに十分であった。電子書籍の誕生である。
 iPad3が登場した時、ついに携帯端末の画面解像度が264dpiにまで達した。もはや、約300dpi程度といわれる雑誌印刷書面の解像度と大差が無くなった。進歩した技術に後退など無く、世に出た技術は時間と共にこなれ、低価格し、そして普及する。

 今はまだ、受けて側のインフラも完全ではないし、提供側のサービスも出版社の一サービスに過ぎない電子書籍ではあるが、今後大きく台頭してくるであろう事は、容易に想像できる。

 そんな四面楚歌な未来しか見えない、書籍小売業の危機感が、このDrペッパーには込められているのだと感じた。

 この先、本屋が本だけを売っていても、なりゆかないのかもしれない。


 しかし、何ゆえドクペを選んだ? (; ・`д・´)


 アメリカではメジャーなドクペ(数年前に会った帰国子女の親戚がドクペが好きだと言っていた)も、この日本では基本的に南関東の食文化である。

 南関東では、誰もが1日1本はドクペを飲み、大手ファーストフードチェーンでも、コカコーラと人気を二分するとされるほど国民的飲料であるドクペも、西日本じゃ何だかよく解らない変な匂いの炭酸飲料である。そう、例えばういろうが他県民から見れば、四角いプニプニした何かの素材っぽくて、何だかよく分からないのと同じように。
(一度も飲んだことの無い方は、誰もが子供の頃に飲まされたであろう甘ーいシロップタイプの風邪薬を炭酸で割った飲み物を想像してほしい)

 っていうか、一般的な西日本人は多分その存在すら知らない。

 事実、三重県民の自分が、その飲料を知りえたのも、今からもう15年以上前、中学生の時に傾倒していた某ラノベ作家の公式WEBサイト(今はもう無い)に掲載されていたコラムで紹介されたのを読んで知ったのであって、高1の夏に上京するまで、その実物を見たことすら無かったのだ。

 今でも、地元のスーパーでは、まず見かけない。

 三重には、ドクペの食文化は無いのである。

 いくら、他所とは違う個性を出さなければ生き残れないといったって、何でもかんでも奇抜な事をやればいいってもんではない。
 ニーズを読み間違えた個性など、ただの鼻つまみ者でしかない。

 そのチャレンジ精神は尊ぶべきものではあるが、勇気と蛮勇を履き違えてはいけない。

 少なくとも、これだけは断言できる。

 三重でドクペは売れない。


 この松阪の、どんな客層にドクペが売れると思ったのか、この店の仕入れ担当を小1時間ほど問い詰めたいところである。








 あ、僕はこれを買ったんだった。(´・ω・`)





 狙いがニッチ過ぎるぞ、仕入れ担当。


End
Posted at 2015/01/27 21:03:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記

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