
4年経っても効くらしい弊社主力商品ですが、2014年にシークレット試乗会に呼ばれた事がありました。
その試乗会では、ツルツルのスケートリンクの上で同条件の車両を準備して、2012年製9部山と2014年製新品を乗り比べるというもので、結果はほぼ違いが解らないというものでした。
なので、この商品の経年劣化は確かに少ないという事は解っていたんですが・・・
ユーザーが知りたいのは、カタログで謡っている4年後の性能なのではないか? と前々から思っておりました。
っていうか、僕自身知りたかったのはそこだったんですよね。
だというのに、今年の試乗会はマイチェンした弊社新製品と某叩いて渡る製のフラグシップ商品との比較だったので、結局4年目の性能は解らないまま
だったら、独自に試してやろう。
そう思うに至ったのです。
その為に今年用意していたのが、この発売初年度の2012年製のタイヤ。
しっかり3シーズン使い込まれ、4年目に突入した上に残り溝はスノー性能の限界を示すプラットフォームまで残り1mmほどという、
言って見ればメーカー側が謡う
この商品の賞味期限ギリギリのタイヤです。
ちなみにタイヤサイズは175/65R14。
これ先代ノートの純正サイズであり、185/70R14を履く現行種からすれば2サイズ小さいと言えるのですが、まぁそんな都合よく純正サイズを用意できなかったのと、コンパクトカーにとってはまだまだメインサイズであるし、走行する上では何も問題なく、実証実験に支障なしと判断しました。
このタイヤを純正スチールに取り付け、実証実験の準備は万事OKだったのですが、その機会になかなか恵まれませんでした。
遠征すれば雪はありましたが、安全に実験するには土地勘があり、他者が皆無になり且つ視界の利く夕暮れの時間帯に行ける馴染みの地元でないといけません。
その場所は、日中こそハイキングやドライブ等の観光客や工事関係車などが往来しますが夕暮れにもなれば交通は皆無になり、時たま走っているのはその先にある某インターネット航空写真で写らない特殊な施設にお勤めの国家公務員な方々か、野生動物くらいしかいなくなるので、何箇所もある広大な駐車場に積雪すれば、自分の知るうる限り最も安全な実験場所になってくれるのです。
そんな機会を遂に得ることが出来た僕は、人気の無くなる夕刻を待ち、それでも雪が融けていない事をライブカメラで確認したうえで、目的の場所へ向かったのです。
道中国道の渋滞も覚悟していたのですが、国道の路面は一切雪が無く、雪があるのは国道から逸れて高原道路に入ってからという、一番好都合な状況になっており、全てがお膳立てされているようなものでした。
道中乗り捨てられた車がちらほらありましたので、朝はもっと状況が厳しかったのかもしれません。
頂上まで登ってきた僕の目の前は、一面銀世界でした。
ここまでで既に当初の目的は達成されてました。
このタイヤ、十分効きます。(`・ω・´)シャキーン
ただのFF車で楽々なペースで登って来れました。
そこから、馴染みの駐車場で色々と実験してみた結果、僕は確信しました。
4年経っても大丈夫V(・∀・)ブイ!!
全国の弊社商品販売店の皆さん。
お客様には自信をもって薦めてあげてください。
注意:
いくらスタッドレスの性能劣化が少ないとはいっても、
そもそも氷上や雪上を乾いた路面と同じように走れるスタッドレスなど存在しません。
実際の走行時は、降雪路運転時のセオリーをしっかり守って運転してください。
しかし、ここでふと思いました。
この拙い文章と写真だけで、いったいどれほどこの情報を伝える事ができるだろうか? と。
そうだ、動画撮ろう。(・∀・)
最近のスマホの性能は、高画質な動画撮影とそのアップロードをいとも容易くしてくれました。
そんなわけで
雪上 氷上を4年目のスタッドレスでぶいぶい走る映像を・・・
・・・(´・ω・`)?
・・・・・・(´・ω・`)!?
小生、タイヤの用意と実験場所の選別は準備万端なれど・・・
うっかり、撮影の準備は何もしてござらんだ(´;ω;`)
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拝啓
このブログを読んだ貴方へ
貴方の一番大切な人に伝えてほしい
人は、一人では生きられない
そして
スマホは独りでは立てない
ということを。
敬具
スタッドレス性能の実証実験は大成功だった。
だけど・・・
スマホの固定具も、スマホの充電器も、何も持たずに此処へ来た
それが僕の唯一の失敗だった。。。。
何度も悪戦苦闘するうちに・・・・
携帯のバッテリーが・・・
終わった・・・
fin
おまけ
バッテリー切れ直前に、ぎりぎり撮影した動画。
Posted at 2016/03/03 01:32:30 | |
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