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スタッフKのブログ一覧

2011年02月28日 イイね!

日本生まれニュージーランド育ち

日本生まれニュージーランド育ち 先日、とあるお知り合いの方が、ある特殊な車のタイヤ交換にいらっしゃいました。


 その車の名はフレイザーFC-4。知る人ぞ知る、軽自動車登録のできるスーパー7です。
(厳密にはスーパー7”系”スポーツカーないしはキットカーと呼ぶべきもの)
 みんカラではご存知の方も多数いらっしゃるでしょうけど、スズキ カプチーノのパワートレーンを流用し、ボディの寸法を軽規格内に収めることによって、黄色ナンバーの取得に成功していました。

 前々からその存在は知っていて、一時期自分でもいつか買おうとすら思っていた車なのですが、原材料の高騰や為替レートの変動などで、とても手に届く価格じゃなくなり、輸入販売していたショップも今ではもう積極的に販売はしていないようです。(ちなみに、登場当時の予価が198万円 そして2~3年前に問い合わせた時の価格が300~400万ってところでした)

 そんなわけで、三重では(というか全国的にも)非常に希少なこのFC-4に直接触れる機会を得ることができるのは役得といったところですね。


 今まで数えるほどしかないスペースフレーム車両のジャッキアップに慎重になりつつ、前後2本ずつでタイヤ交換をしていったのですが、リアのタイヤをはずして中を覗き込んだ時に、ちょっと驚くものが目に飛び込んできました。

 「あれ? なんかカプチの純正メンバーっぽいもんが見える!?」

 FC-4は多くの部品をカプチーノから流用しており、リアサスも流用しているため、スーパー7系では珍しい四輪独立懸架であるということは事前に知っていました。そして、カプチは前後ダブルウィシュボーンなので、FC4も同様になるわけなんですが、ボディはスペースフレームであるのだから、その構造としてはアップライトなどが流用され、アームの付け根などはそのまま鋼管フレームになっているのだと思っていたので、鋼管フレームと純正リアメンバーのハイブリッド構造には驚きとともに、「そうか、それもアリなんだ」と目から鱗がナイアガラでした。

 確かに、リアデフもリアサスもすべて流用するなら、一からマウント作ったりするより、純正のメンバーをそのままフレームにマウントしてしまったほうが、はるかに早いし合理的ですね。


 文章だけでは、なにいってるのかさっぱりだと思うので、手持ちの資料を使って説明すると・・・

 FC-4のようなスーパー7系キットカーのボディってのは、↓のような鋼管をくみあわせた骨組みに、プラスチックやアルミなどのガワを被せる事で成立しています。


 そんでもって、この手のキットカーのリアサスってのは、ほとんどこんな感じです。

 左右のタイヤが1本の軸でがっしりと繋がっていますね。こーいうのを「リジットアクスル式サスペンション」っていいます。だいたい省略して「リジット」なんていわれます。
 うちのヴィッツをはじめ、ほとんどのFF車のリアサスに採用されている「トーションビーム式サスペンション」も広義ではリジットと呼ばれるので、巷では「リジットサス」という言葉は四輪独立サスペンションの対義語な意味としても使われます。(専門家の間では、ちゃんと分けて使われてると思いますけど)

 これに対し、独立サスペンションというのはこういうものの事を言います。

 タイヤと車体が、上と下でそれぞれV字の形をした銀色のアームによって繋がれているのが見えますね。こーいうのがあの有名な「ダブルウィッシュボーン式サスペンション」と呼ばれるものです。写真ほどシンプルな構造のダブルウィッシュボーン式サスは市販車ではまず見ることがありませんが、原形はこのような構造をしています。
 この写真の車ではフロントのサスペンションがWウィッシュボーンで、リアがリジットになっているのですが、FC-4はリアもフロントと同じWウィッシュボーン式となっているのです。

 となると、僕はFC-4リアサスは↑のフロントと同じような構造になっているのかと思っていたのですが、実際は純正クロスメンバーごと移植されていたというわけです。

 これがカプチーノのリアメンバーです。

 本来モノコックボディに取り付けられているクロスメンバーを、そのまま鋼管スペースフレームに載せてしまうというのは、僕にはまったく想像できなかったのですが、改めて考えてみれば非常に理に適ったやりかたであると、とても感心したわけです。それと同時に、僕の発想力の乏しさに絶望しました。 orz

 この時は、他にも作業が入っていてあまりじっくり見ることができなかったので、今度また機会があればじっくりとその構造を観察してみたいですね。
 それに、チラっと見ただけで「純正クロスメンバーだ」と決め付けてしまいましたが、よく見れば違う可能性もありますし(笑)


 ちなみに、題名にニュージーランドとあるのは、このフレイザーというメーカーがニュージーランドにあるためで、他意はありませんが、どーしても今ニュージーランドという言葉を出すと、地震を連想してしまいますね。
 一人でも多くの生存者が救出される事をお祈りしております。
Posted at 2011/02/28 22:50:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記
2011年02月28日 イイね!

屋根が無い

屋根が無い_

都会では 車の無い 若者が 増えている

今朝来た 新聞の 片隅に 書いていた

だけども 問題は 今日の雨 屋根が無い






 なんて替歌を即興で考えてみましたスタッフKです今晩は。
 元ネタの解る同世代の友達募集中です(いねーよ

 先日、会社の一番下の後輩(うちの店の若い子ではない)が新車を買いました。なんとマツダのロードスターです。しかもMTでソフトトップという硬派なチョイス。

 仕事が終わってから、すぐ近くのディーラーに取りに行き、みんなの前でお披露目となりました。

 いやー、間近で見るとNCもいいもんですねー。大きくなったとはいっても、現代の車の中では十分コンパクトです。

 若者の車離れが囁かれる昨今ですが、安月給でもローンを組んで、このような趣の車を新車で買う車好きな若者がまだまだいる。なんとも微笑ましいことです。

Posted at 2011/02/28 03:01:19 | コメント(5) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記
2011年02月27日 イイね!

情報料 325円/1ページ

情報料 325円/1ページ 普段はあまり買わない雑誌を買いました。

 旧車趣味のバイブル的雑誌「オールドタイマー」です。

 しかも、これはどうやら別冊で表紙を見る限り、明らかに二輪に特化した内容でした。(実際中身を見てもやはりバイクがメインでした)

 クラシックカーにそれほど興味が無く、さらに二輪ともなると、ほぼ守備範囲外になるスタッフKなのですが、オールドタイマー誌はその方向性からレストアを題材にすることが多く、そうなると普通の車雑誌ではあまり乗らない、DIYでやる板金塗装とかワンオフパーツの作り方的な内容が載ることがあるので、その手のものを期待して手に取り、パラパラと流し読みをしていたら・・・



 このページが目に飛び込んできた瞬間、2秒で購入決定でした。(笑)

 実は、このページに出てきている溶接機が、僕がガレージで使っている溶接機なのです。
 中古で買ったのですが、単相200Vで動いて、ガスとノンガス両方つかえる半自動溶接機としては、格安だったのです。一応、工具通販のストレートがこれを取り扱っていて、チップなどの消耗品の入手性も確保されているのが、購入の決め手でした。

 で、買ったはいいものの、自分の溶接知識の無さと、製品の情報量の少なさが相まって、あまり使いこなせてないんですよ。
 3年前に手に入れてから、いろいろなもんを溶接して作ってはいまして、まぁそれらはいきなり外れたりすること無く使えているんですけど、実際にそれがちゃんとくっ付いているものなのかよくわからない(笑)

 で、仕事で知り合った溶接のプロにその辺のノウハウを聞くと、「○○mm厚の鉄板なら電圧と電流は○○くらいで~」と教えてもらえるんですが、この溶接機ってば電圧と電流の強弱は数段階で変更できるものの、それはこの機械独自の相対的な数字であって、何vとか何Aとかの絶対的な数字じゃないんですよ。 なので、1~6段階ある電流の強弱も、アークや母材溶け込みを見て「それが強いか弱いか分かる目」をもっていないと、自分がどれくらいの強さで溶接してるのかが分からない。
 その辺、自分は素人なので、毎回「こんなんでいいんかいな~?」と思いながら、ダイヤルをギリギリまわしながら、溶接してるわけなのです。


 なので、この溶接機そのものの情報が知りたかったんですが、どうやらイタリア製らしいこの溶接機、よほど使用者が少ないのか、どんだけググッても情報が出てきません。「他の人はこんな風に使ってる」っていう情報が一つあるだけでも最適解には近づくことができるんですが、それがまったく無かったわけです。

 まぁ、とはいってもそれほど高いレベルを求めなければ、現状のレベルでも目的を果たせるだけのものは作れていたので、それほど問題でもなかったんですが、今度他人が使うモノを溶接加工する事になったので、もうちょっとレベルを上げる必要を感じていたのでした。

 そんな時に、何気なくめくったページに、まさにその溶接機そのものの使用レビューがあり、そのページのためだけに即購入と相成りました。

 たった4ページの記事のためだけに、1冊1300円の雑誌を買う。その情報料は1ページあたり325円。
 この金額が高いか安いかは、今後の自分次第ってことで。
Posted at 2011/02/27 01:12:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記
2011年02月23日 イイね!

縁起

縁起某ホームセンターで買い物したら…

レジのおばちゃんも驚いてましたが…

不吉な…
Posted at 2011/02/23 21:37:50 | コメント(4) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | モブログ
2011年02月22日 イイね!

華麗なるガレージ

華麗なるガレージ今日は真夜中まで籠もる所存
Posted at 2011/02/22 21:43:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | モブログ

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「ドンマイ。先週の冷やしGFSの時は二時間前に行って三人目でした。来月の豆乳とか海胆とかの常連大本命品になってくると夜明け前から人が居ますよ @まー氏。@ぺた×2」
何シテル?   07/26 11:01
人生の大半をタイヤと共に過ごす男の哀愁を綴ったブログ。
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