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2011年10月04日 イイね!

LEGACY ~レガシーになる時 それは今~

LEGACY ~レガシーになる時 それは今~ PC用語の中で、新しい規格のモノによって世代交代の起きたパーツ郡をレガシー○○といったりします。

 そして、MOとかZIPとか、PS/2接続のマウスやキーボードなんかの事を、レガシーデバイスと言うのですが、それらレガシーデバイスの中での代表格といったら、このフロッピーディスク(FD)およびドライブ(FDD)でしょう。

 昔、Win95~98時代に自作PCを開始した時は、FDDは必須のデバイスでした。

 記録メディアとしても、まだまだ主役級でしたし(ただ、既に1MBという容量は少なすぎて、MOなどが台頭していましたが)、なによりOSのインストールにおいては、まずはFDで起動ディスクを作り、そこからDOSを立ち上げて、WindowsをHDDにフルコピーさせてから、セットアップというのがセオリーだったように思います。
 ちなみに、人生で初めて買ったPCゲームはFDを20枚以上入ってまして、全てインストールするのに1時間くらいかかってたような気がします。

 Win98SE~Win2K時代になると、OSのCDブートが標準でできるようになり、セットアップ環境としてのFDDの役目は若干薄れました。また、記録メディアとしてもCD-Rの価格帯が普通に手が出るようになってきたことで、もはや記録メディアとしてのFDDが活躍するのは、もっぱら公立学校のパソコン学習くらいなものになりました。
 しかし、BIOSの更新など、まだまだFDDにしか出来ない仕事は残されていました。PCパーツに付属のドライバもFDってのがまだまだ少なくなかった。

 そして、WinXP~Win7の時代となった今、メーカー製PCの価格崩壊が、特殊用途を除いてPCを自作する意義が失われ、また自作PCですらも数年前からBIOSの更新もFDDは必要ではなくなり、もはや一般ユーザーにとって、FDDの存在理由は全くもて無くなってしまいました。


 さて、前置きが長くなってしまいましたが、画像に写っているのは我が家で埃を被っていたFDたちです。
 長年勤めた仕事を退職し、家の大方付けに俄然やる気を出している母に「これは捨ててもいいものか?」と聞かれたのです。

 母も仕事でPCは使っていましたので、ソレが何のかはもちろん知っています。だから、捨ててもいいか? というのは「中身のデータは必要なものなのか?」ということと、「今後FDDを使うことがあるのか?」という二つの意味があるのです。

 僕はしばらく考えた後「全て捨ててOK」と答えました。

 つまり、もう今後FDDを使う事など二度と無いと判断したわけです。

 この瞬間、今年27歳の僕が物心つく頃から、形の大きさを8インチ→5インチ→3.5インチと変えながらも在り続けた、この薄っぺらい磁気デスク達は、この家から一つ残らず姿を消すことになったわけです。

 PCの世界にとって、時間というのは本当に残酷です。
 PC業界にとっての世代交代は、次世代のものが、旧世代のものを完全に駆逐してしまいます。

 古いパソコンを愛でる人たちも存在しますが(現に、うちの親父もわざわざ古いPowerMacを買ってきたりしたことがあります)、それもほとんとアンティークのようなもので、日常の中で使うことはほとんど出来ません。(オフラインのシステムとして現役なものはあるけども、一般ユーザーが現代のオンラインサービスを受けるためには全く使えない)


 それに比べると、自動車というのはどれだけ古くても、動きさえすれば「ドライバーの意思通りに公道を走る」ことができるので、いつまでででも現役であり続けることができるようになっています。(車が空でも飛べば別ですが)

 うちの店の駐車場には、僕とほぼ同じ年齢の車が、毎日のように主を乗せて走ってきます。
 雨の日も風の日も、主が休まなければ、車も休まず働きます。
 そして、その車は主を職場に送り届ける仕事の他に、主の休日を豊かにする役割もこなしています。
 その昭和の車は、いつもピカピカです。ちなみに僕の平成の車はドロドロですがw

 自動車は、その機関が正常に作動する限りは、主が望むだけ現役で在り続けることができる道具なのです。
 20年前のPCに、今のPCと同じ仕事はできませんが、20年前の車は今の車と同じ仕事ができるのです。そりゃ、環境性能や衝突安全性能は違いますけど。

 自分は学生時代までは、PCが趣味でしたが、免許をとり自分で車を動かし、壊し、直してゆくうちに、いつのまにか車趣味にどっぷりはまり、逆にPCにはまったく疎遠になりました。

 それは多分、日進月歩でテクノロジーが進み、旧いものは駆逐されていくPCの世界についていけるほどには若くは無くなり、自動車の10年20年のジェネレーションギャップを許容できる牧歌的な所に惹かれたせいなのかもしれません。

 10年前に身につけたPCの知識なんて、もうほとんど役に立たなくなってきますが、今身につけた自動車の知識は、きっと10年後も役立つだろうと思える。そんなところが車の良い所かな・・・と。

 まぁ、つまり何がいいたいかというとですね。

今のパソコンの事を俺に聞くな! もう本当にわからんのよ(泣

 つーことです。(笑)
 いや、ほんとうに「パソコンに詳しい」という情報がね、一人歩きするとね、色々聞かれるんだけどね・・・その都度自分は今のPCはさっぱり解らないというのだけど、なかなか伝わらず・・・

 この前、「アンドロイドPCってどーなん?」って聞かれたんだけど、いやーもう、ナニソレ美味しいの?レベルでございまして。
 FDDがレガシーデバイスになって消えていくのと一緒に、僕自身がもうレガシーデバイスになっちゃってるんです。 「パソコンに詳しいスタッフK」っていうのは、もう忘れ去って欲しいんです。Win98~WinXPまでの事なら答えられるけど、Vista以降はもう聞かない下さいってことなんです。


 そこんとこヨロシクメカドック。
Posted at 2011/10/04 00:47:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記
2011年10月01日 イイね!

海外土産

海外土産先ほど、ヴィッツを引き渡しました。

4年間のラリー生活に終止符をうったヴィッツは、これからは海の向こうで余生を過ごすこととなります。


うっかり、引渡し時に写真を撮り忘れていたので、新オーナーから頂いたお土産をパチリ。




未だかつて一度も足を踏み入れたことの無い、この海の向こうのあの國




我が青春のバイブルであるところの、故・氷室 冴子『海がきこえる』の舞台である彼の地へは、一度いってみたいと思いつつも、未だこの海渡れずじまいでありまして。


いつかかならず、この海を渡って、本場の讃岐うどんを食べに行きたいと思います。(ソコチガウ)
Posted at 2011/10/01 23:09:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記
2011年10月01日 イイね!

今月 鈴鹿で行われる、自動車レースの最高峰

と聞くと、日本人の99.99999%はF1を思い浮かべると思いますが、今月末にはWTCC(世界ツーリングカー選手権)という、格式だけならF1と同格の世界選手権が行われることを忘れないであげてください。(´・ω・`)



ヨコハマタイヤワンメイクのWTCC、今年の日本ラウンドは鈴鹿
フル参戦中の谷口行規選手に加え、新井敏弘選手がスポット参戦


F1は小林可夢偉が走るわけですが、WTCCは新井敏弘が走るんですよ! 日本で唯一のFIA世界選手権タイトルホルダーですよ!!

そんなわけで、僕は役得で当日観戦予定です。(笑)

Posted at 2011/10/01 18:27:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | Web担当Kの日記 | 日記

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「ドンマイ。先週の冷やしGFSの時は二時間前に行って三人目でした。来月の豆乳とか海胆とかの常連大本命品になってくると夜明け前から人が居ますよ @まー氏。@ぺた×2」
何シテル?   07/26 11:01
人生の大半をタイヤと共に過ごす男の哀愁を綴ったブログ。
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