スタッフＫのブログ一覧

もう過ぎ去ったお話ですが、先日は毎年恒例のお客様感謝祭をやっておりました。

恒例の抽選会。秋のソレは、特賞は恒例のスタッドレスタイヤです。

ただ、いつもと違ったのは、今年の景品構成が例年よりちょっと寂しかった事。

経費削減の大号令の中、今年は自分達で景品をチョイスできず、ワクワク感の減少は否めませんでした。


そこで、何とか手持ちの材料だけで、この抽選会をもっとワクワクできるものにしてみようと一計を案じ･･･







こんな風に、抽選箱を２個に別けてみました。

見ての通り、ハズレか特賞のどちらかしか入っていない箱と、特賞は無いがハズレも無い箱です。

そのクジを引く人の、人生観が現れる抽選箱にしてみました。（笑）



この試みのウケは予想外に上々で、皆さんクジをひくときに笑っていただけました。

意外だったのは、特賞の箱を引く人が、ほとんどいなかったこと。

正直、自分は一等以下にあんまり魅力を感じなかったので（笑）、みんな特賞を狙いにいくだろうと予想していました。

そしたら、蓋をあけたら５対１くらいの比率で、みんな特賞の入ってない方を選ぶんですよね。

そんなに電気ケトルやミラーやマックカードが魅力的なのかと、クジを引く人引く人に尋ねてみると


「タイヤあたっても付ける車が無い」


・・・そりゃそーだ。(´・ω・`)

自分なんかだと、付ける車なくてもネットオークションにでも転売すればと考えるんですが、ネットオークションってけっこう面倒ですからね。


そして、色々と予想外な出来事が置き続けた今回のこの２系統クジ箱は、あまりに予想外な結果で幕を閉じることとなりました。


、１～３等のクジ箱の中身は半分くらいにまで減り、特賞箱の中身のハズレは、まだほんの２～３枚しか消化されてなかった、二日目の昼下がりにそれは起きました。





最盛日の日曜を前にして、まさかの特賞当選。(； ･`д･´)

まだハズレが９６枚くらいは入っていた中での奇跡。



しかも、この当たり方が凄かった。


なんと、このお客様。

限定特価品の155/65R14のスタッドレス・アルミセット（下位グレード品）をご制約いただいて獲得した抽選権によって引き当てたのです。

正直、この特賞が出た瞬間、自分の顔が引きつりました。（笑）

何故って、当然ですよ。155/65R14の下位グレード品を購入してるのに、同サイズの最上位グレードが当たっちゃったんですから。

普通に考えたら、下位グレード品はキャンセルされちゃいますよね。

でも、ここからの言動が、このお客様の素敵で素晴らしい所でした。

そのお客様はこんな風な事をおっしゃったんですよ

「自分は、このスタッドレスセットを買った事によって得た抽選の権利によって、このクジを引いたのですから、この購入分をキャンセルしてしまっては、抽選の権利も失うことになり、そうなればそもそもこのクジは引けない事になるのですから、当然その結果も無効になるでしょう。ですから、このスタッドレスセットはこのまま買わせて頂きます」


いい人だ。とてもいい人だ。( ；∀；)

いや、確かに話の筋としてはまさにその通りで、正論なんですが、それをこちら側ではなく、お客様側から申し出て頂けるとは思いもよりませんでした。

お客様はこうもおっしゃっておりました。

「既に、特価品の値段で最上級品が手に入ったという事で利益は十分に得ています。それ以上望む事を良いとは思いません」



･･･(　ﾟдﾟ)

この日･･･

スタッフＫは２１世紀の日本に受け継がれし武士道に出会いし候。

(｀・ω・´)



ちなみに、特賞が出てしまったことで、二系統クジ箱の存在意義は消失し、そこからは１つの箱で行ったところ、それまでほとんど出ることの無かったハズレクジが続出し始めたのは言うまでもありません･･･


確率論って、本当にわかりませんね。

実は、先日うちの兄の結婚式がありまして、３０歳になってから自分に義姉が出来ました。


兄が家を出てからも、ちょくちょく帰ってきては外や家で晩御飯をご一緒する機会があり、昨晩もそんな晩餐で我が家で焼肉でございました。


さて、昨晩はそんな晩餐の後に、ちょっとしたサプライズがありまして、結婚式の時のお礼にと（弟である僕がカメラ係りを仰せ仕りました）、義姉さんよりプレゼントを頂きました。

それがこの洋服です。


サイズもピッタリで、とても暖かそうな洋服であったため、これは良いものを貰ったと。

お礼を言って、さっそくこの冬の仕事で、仕事着の下に着込むことにする事とを告げると、兄より「そういう服じゃない」と言われました。

しかし、この服はとても暖かそうで、冬のＰＩＴはそりゃもう極寒なのです。

三重という温暖な気候から出たことのない自分は、冬の仕事着はというと、靴の中にはカイロが入り、靴下は二重。ズボンの下にはヒートテックの股引を履き、上はヒートテックの肌着の上に４枚は着ます。

第一装甲：会社指定のロゴ入りジャンバー
↑
第二装甲：軽量ダウンジャケット
↑
第三装甲：トレーナー
↑
第四装甲：長袖シャツ
↑
第五装甲：ヒートッテック

これが僕の冬の仕事着装備となるわけですが、このうちの第三装甲を今回の服に担って貰おうかとおもっていたのですが･･･


そういう服じゃないならば、いったいどういう服なのか

いったい、いつ着ればいいのか。



調べました。


解りました。

この服は、バーバリーというそうです。

とても高いらしいです。９８０円とかで買えないらしいです。

なるほど、これがシャレオツなヤングが服を買いに行く時に着る服ってやつか。

これを着れば、自分もイケてるヤングなお店に行っても大丈夫ってことか。




よし、それならば今度この服着て服を買いに行こう！





･･･あ、だめだ。




服を買いに行くズボンが無い。(´・ω・`)