新年初滑りにやってきました。
あ、もちろん滑らせるのはスキー板ではなく、車の方で。(´・ω・`)
親戚同士の集まりで、ガレージに行ったところ、雪が降ってきており、なおかつ昨日から青山は雪景色ということで、このチャンスを逃すことはないと。
しかし、今自分の手持ちの車には、雪遊びができる車が無いのです。
ラリー車両はとうに手放し
ヴィヴィオさんは車検切れ
スタッドレスすらないボクスターでこんなところ行くなんて無謀もいいところで
(せっかく直したのに、またもや廃車送りですよ)
そんなわけで
伯父から、雪道最強マシーンを借りました。(´・ω・`)
デフロック4WD機能付きの軽ダンプでございます。
もちろん、スタッドレスも装備済み。
この車で青山のぼるのは、
いつぞやの大晦日積雪の、人助け以来です。
おそらくスタック続出中であろう165からルートを嫌って、裏道から登りました。
なお、地元の方ならご存知でしょうけど、こんな天候の時にこの道通るなんて正気の沙汰ではないので、ジムニークラスの積雪林道走破能力がある車以外で、ここに来てはいけませぬ。
誰も来ない積雪林道
駆動方式をFRにしたり、4WDにしたりで、激変する挙動を楽しみにながら、慎重にてっぺん向かって登っていきました。
そして
自分はここに来るまでに大きな過ちをおかしていた事を、思い知るのです。
保養地を抜け青山高原道路に入ってすぐに、低い標高から道路はあちこち凍結圧雪路
ガリガリに凍ったソロバン路
高いバネレートに車高の下がった改造車なんかで来たら、たとえ4WDであろうと、どこかにすっ飛んで行きそうな道でしたが、デフロックをした純正車高の軽トラダンプは楽々登っていくので、調子にのっててっぺんまで行ってしまいました。
頂上付近にいくと、とんでもない猛吹雪で視界ゼロ
「こりゃ駄目だ、とても遊べる状況じゃねぇ(;´Д`)、さっさと帰ろう(´・ω・`)」と引き換えした所で、自分がいかに愚か者であったかに気づきました。
やばい(;'∀')
曲がらない(-_-;)
止まらない(;´Д`)
今まで、安全なヒルクライムばかりだったせいで、ここまで登りきるまでフロントタイヤの大失敗に気づけませんでした。
実は、この車
フロントタイヤはオールシーズン系のノーマルタイヤ履いてるんです。(;´Д`)
なんで、そんな装備になってるのかといえば、過去に全輪スタッドレスにした結果、二年連続でウェットな山道でこの車のドライバーが事故ってしまったからです。
もともとスタッドレスのウェット制動は弱いんですが、145R12なサイズにプワーなABS、そして商業VAN向けスタッドレスというのは、おそらく溝の無いスリックタイヤを除けば、現代の道路を走る車の中で、もっとも雨に弱い仕様になってんじゃないかと思われます。
そんなわけで、2年目に事故った時に、解決策としてフロントはスタッドレスにしないことにしました。
一応、オールシーンM+Sなブロックタイヤなので、通常レベルの積雪路なら特に問題もないし、そもそも平地の雪程度なら後輪のグリップだけで事足りる事がほとんどだったので。
んで、今日この車に乗ってくるときに、そのフロントタイヤを換えようかどーしようか迷ったんですが、コンプレッサーも稼働させなならんし、外は寒いし、それに帰ってきたらまた戻さなならんし、まぁデフロックもあるし後輪だけで十分だろうとたかをくくって、そのまま来てしまいました。
そんでもって、頂上まで登ってくるまで、ま~ったくそれで問題なかっただけに、途中で引き返すこともせずに、最後まできてしまったというわけです。
その結果、平均移動速度が登りの1/3以下を強いられた、スリル満点ダウンヒルを味わうことになりました・・・
ただの積雪なら7部山のオールシーズンブロックでも余裕ですが、凍結圧雪路でしかも下りなんて、もうまったくの無力です。
よく、4WDが雪道強いってのは、あくまでも発進加速の時だけで、曲がる止まるは2WDと一緒なのに、勘違いして飛ばすもんだからよく事故るなんて話がありますが、今回はそれの派生形でしたね。
下手に、強力なトラクション能力のせいで、曲がる止まる力が無いのに、登ってはいけない所まで登ってしまった為に、とんでもない目にありました・・・
幸いだったのは、軽トラデフロック時のエンブレが恐ろしく強力なものだったことでしょうか。
なにしろ、ちょっとでもフットブレーキ踏んだ瞬間に車が斜め方向へ滑り落ちていくもんですから、完全停止直前までエンブレ減速でした。
もしかしら、人間ABSを鍛える絶好のチャンスだったのかもしれませんけど、この状況この天候そして借り物の車でそれをする気にはなれませんでした。(笑)
まぁ、そんなわけでみなさん。
スタッドレスは四輪全部に付けましょう(笑)
Posted at 2015/01/02 21:14:06 | |
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