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2019年10月18日 イイね!

オールペン工程 その2

オールペン工程 その2続きです~~

オールペンでも板金修理でも、キレイな仕上げを目指すなら下地作りがとても大事ですが、作業的にはひたすら地味な作業が続きます。

まずは取り外したフェンダーを修理です。



取付け部などにサビが出ているので処置します。



フェンダーのボンネットに隠れる内側の部分、塗装がハゲてきてますね。こういう所、アメリカンクオリティなんですかねw
こういう端っこの部分、純正塗装がうっすいというかなんというか・・



以前にツメ折りしていたのですが、その前に車高下げ過ぎでタイヤに干渉、フェンダーめくれてしまった影響もあり、ひずみが出ています。それを修正していただきました~



そして修正したフェンダーとボンネットでサフェーサーでシールド。
地金をなるべく大気に晒さないという事で、部分部分で下地塗装までしているそうです。



そしてヘッドライトもクリアが剥がれかかっていたので、研磨して劣化した部分を落として足付けして



クリア塗装~
ヘッドライト曇ってると、それだけで古くボロっちく見えちゃいますからね。



死んだ魚の目より、パッチリキラキラおめめの方がいいですよね~



そしてこれからサビ修理に入っていきます~~

自分が把握していた中で、一番気になっていた部分、左側前後ドアの一番下の部分のサビです。ドア閉まっていると全く分からないのですが、開けてしゃがみこんで覗くと・・結構キてるんですよこれが・・ね・・



サビ止めやら何やら簡易的な物はやってみましたが、現状維持くらいにしかなってないようです、やっぱり。。

この部分はドアの外板を折り返している部分で、その内部からサビて表面に出てき始めている感じです。折り返しの内部からのサビなので、切り取るしか方法はありません。

ドアを取り外して



患部を切り開いてみると・・・うわーーー



酷い事になってますね、やっぱり・・・
そのままにすれば、いずれドア表面にまでサビは達していた事でしょう。

これを師匠のワザによって、直してもらいます~~

まだまだ続きます~~


Posted at 2019/10/22 11:53:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | オールペン | 日記
2019年10月18日 イイね!

オールペン工程 その1

オールペン工程 その1さてさて、それではオールペンの工程をご紹介したいと思います~~
カンのいい方が数名いらっしゃるようなのでw

ネタバレしちゃう~~ あっためておいたのに~~~ww  (((( ;゚д゚))))アワワワワ

ということで今回作業をお願いしたお店は、某県にある小さなお店です。
 
何年か前にそのお店のブログをたまたま発見して、とても丁寧な作業をする所だなぁと感心してみておりました。

自分のアコードの状態は、年式もそれなりに古いわけですから、ぱっと見はキレイですがボディのサビでの痛んでいる箇所もあり、その部分はおおよそ把握しておりました。

せっかくお金を掛けてオールペンするわけですから、長持ちさせたいですし、サビで傷んでいる部分も直したいですよね。なのでただのオールペンではなく、各部サビ修理もしながらボディのレストアも含めてのオールペンをしたかったのです。

サビの修理ですが色々な方法がありまして、軽いサビ程度なら研磨などで落としてしまえば問題はありません。しかしかなり進行してボロボロになっているサビに関しては切除するしか方法はありません。切除後、新しいパネルを溶接して塗装すればよいのですが、古いクルマですので純正新品パネルが部品として製造打ち切りになっているものがほとんどなのが現状です。中古品やドナー車両があれば使えるかもしれませんが、おそらく同じような年式ですので同じように傷んでいる可能性が高いです。

ではどうするのか・・・

平らな鉄板から切り出して、サビで切除した部分と同じ形に手作業で成形して溶接、再生していくしかありません。文章にするとカンタンですが、実際にやるとなるとそれはそれは大変で、非常に高度な技術と経験が要求されるものなのです。

今回お願いしたお店は、そんな手間の掛かるレストアサビ修理をたったひとりで日常的に数多くこなし、独自の発想やアイディアで多くのクルマを甦らせている、いわば職人さんのお店なのです。

自分がお願いするならここしか無い!と思い予約する事約3年・・・
そして去年の10月に入庫して早1年・・・w

まあだいぶ時間が掛かっていますが、全てをひとりで作業されているので仕方ないですかね。他のクルマの事故板金の修理などもされてますし。

自分普段はクルマあんまり使わないし代車もあるし、まー気長に待ちましょうw

でも、あと少しで完成です!!





前置きが長くなりましたが、お店のブログの写真をかいつまんで説明していきたいと思います~~

入庫前の打ち合わせで、車種は平成9年式アコードワゴンCF2とお伝えしてあったのですが、どうもお店の方、師匠(と呼ばせていただきますw)が想像してたモノとは違ったようでしたw


驚いていただけたら何よりでございますw

ボディの現状を把握するために、まず洗車してフェンダーなど外せる部分は外し、状態を確認するそうです。


内装もある程度ばらしていきます。あ、バッテリー替えましたw これは後ほど



そして雨漏れしていないか確認するそうです。



さて、オールペンの仕上がりや値段は、部品をどこまで外すかによって大きく変わってきます。もちろん全て丸裸ドンガラにして豚の丸焼き器wにセットして各部補修、電着塗装ドブ漬けからやり直し~~ が理想ですがさすがに費用の面で厳しいのと、そこまでは傷んでないので必要性もないかな、という所です。

ですがせっかくやるのですからキレイにしたいじゃないですかw ガラス外さずマスキングだとガラスのキワからどうしても剥がれやすくなりますし、近くで見ると分かっちゃいますし。

という事で、フロントガラス以外全て取り外しでオールペンする事にしました~



モール類も全て外します。クォーターのガラスも。
クォーターのガラスとバックドアガラス、モールと一体成型でモール単品で部品が出ません。再使用するため慎重に外していただきました。お手数をお掛けしますw



バックドア内側など汚れてますね~ このあたり全然汚れが落ちないし純正塗装もテキトーです。。




CE系の特徴的なクォーターガラス、慎重に外していただきました。オープンセサミ



フロントガラスはなぜ外さないかといいますと、CD、CE系のコアな方々なら判ると思いますが、ボロボロになるフロントガラスの周りのモールだけが外せます。なのでこの部分でマスキングすればマスキングの境目がモールの下にくることになりますので、ガラス外さなくてもキレイに塗ることが可能です。ガラス脱着費用の削減になりますしね~

はい、ガラスもはずれ解体車のように・・・w



養生をして、また洗浄するそうです~



各部、長年の汚れがたまりまくってますね・・





これを落とすのはタイヘン・・

これらを洗浄して開け放って乾燥させます。



これを全部ひとりでやるんですから時間かかりますよね・・

まだまだ序の口、続きます~~
Posted at 2019/10/18 01:09:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | オールペン | 日記

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「[整備] #アコードワゴン ナビが新しくなったよ(オンダッシュ実行4) https://minkara.carview.co.jp/userid/315089/car/210841/8032090/note.aspx
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アコードワゴンを新車で買って早22年、高速道路で煽ってくる背の高いミニバン、ミーハーな感じの外車wに対抗するべく、5速MT化ターボ化し独自路線を突っ走って戻れな...
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