Unbranded 特定小電力ハンディ無線機（トランシーバ）  

マスツーリングのお供、特小ハンディ無線機。
局免（無線局免許）はモチロン、従免（無線従事者免許）も不要の、いわゆる誰でも利用できるトランシーバ、別名、インカム。

周波数 422MHz帯（12.5KHzステップ）・空中線電力（出力）10mWのPTT(Push to Talk・送信ボタンを押して音声送信する)方式無線機。

本機は1台単4電池3本使用で、充電式Ni-MH電池なら本体でのUSB充電可。本機のチャンネル数は20、サブチャンネル38。
また、イヤホンマイクを接続するとハンズフリーで使える。（運転中に手に保持・PTT押して通話すると、道交法上は「携帯電話使用等の違反」扱いとなるので、“注意！”）

小生が持っているのは同一機3台だが、メーカーが異なれど特定小電力無線機なら、チャンネルを合わせれば、さらに台数増やしての運用可。

2台以上、特に3台以上のマスツーリングの際に大変重宝するアイテム。

先頭と最後尾、間のクルマが持つことで、交差点進行方向連絡、現在地連絡、休憩場所連絡、取締り情報共有等、「車両間の意思疎通」に大いに威力を発揮する。

ただ特定小電力の名が示す通り、電波到達距離は見通しの良い郊外で、500m～最大2kmいけばいいほうか。（中継無線局/機を置いて運用すればさらにスームスな連携もできる）

なお、アマ無線の144/430MHzやパーソナル無線は外付けアンテナが使用できたが、特小は不可。

ともにブログ投下済みの、先々週のクルマ2台ツーリングでの無線機2台、先週のクルマ4台ツーリングでの無線機3台にての運用でも大いに活躍した。

30年近く前は、従免不要（ただし局免は必要）の「パーソナル無線（900MHz帯・最大出力 5W）」が一部で流行し、小生も使っていたものだが、現在は、電波法令改正実施によりすべて廃局（局免停止）、運用すると違法無線局となる。（小生、まだ2台持ってるがおもちゃ箱で眠りについている）


特小無線はスキーや登山、小生はやらないがサバゲ―などでも利用されているようである。