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2020年05月03日

カプリ島 "青の洞窟"は雨の洞窟 イタリア(7)2016

カプリ島 "青の洞窟"は雨の洞窟 イタリア(7)2016 長い間ヘビーなペダルを踏んでいた状態から急に自宅にこもる生活になり、ひざに違和感を覚えるようになりました。10何年まえの悪夢がよみがえります(笑)。やっぱり乗って膝周りの筋肉を鍛えておかないとだめだ。ということで、一日おきに車で出かけることにしました。もちろん外へは出ません。そしてこれは不要ではなく健康のため。なんか言い訳のような・・



4月29日

翌朝4時半に起きシャワーを浴びる。
あいにく今日は雨。

ルナ・ロッサ(宿)の朝食係が "Good day for Capri."と声をかける。


IMG_1348 (500x375)
前日の写真

6時に宿を出た。雨はさらに激しくなっている。

フェリーのチケットウィンドゥが開くのを待ってチケットを買うと
乗船はもうすでに始まっているという。

船着き場は広い。
ゲートの番号を聞いて猛ダッシュした。
大きなスーツケース持参だったら、とてもじゃないがこんな芸当はできない。
乗客はもうほとんど乗っていて、列の最後尾に並んだ。


IMG_1315 (500x375)

間に合わない可能性だってある。

昨日チケット売り場で怒り心頭だったおばさん・・・
理由がわかったような気がした。

さて1日遅れが吉と出るか凶と出るか・・・・・

土砂降りの中、大きなフェリーは縦に横にに激しく揺れつづけた。
半端な揺れではない。ローラーコースターのように上下にうねる。
隣に座っていたイタリア人の女の子はすぐ吐き始めた、カプリにつくまで延々と・・・

中央の列は中国人の団体が占めていた。
反対側の列のグループは、船がコースターのように落ちるたびに
ワーオ! と歓声を上げていたが
そのうち静かになり・・・・・・

船のスタッフは慣れた様子で、腰に携帯していたビニール袋を配って歩いた。
私の席は最前列。目の前に大きなコンテナが用意してある。
スタッフはその中に袋を投げ入れていった。


私は海釣り用の小舟に乗っても酔ったことはない。
でもさすがに隣や周りの状況でむかむかしてきた。

カプリ島まで時間にして1時間20分くらい。
その間、音やその他を我慢した。 

それにしても、真ん中、中国人の列だけは不気味に静まり返っていた。
アジア系のほうが船酔いに強いのだろうか・・・・・・・・・・・・・

土砂降りのカプリについた。めざすはアナカプリ。
ここからはバスか、最悪歩いてもたかが知れていると甘く考えていた。

しかし吹っ飛ばされそうな横なぐりの雨・・・・
バス停に人影はない。

確かホテルの車の送迎があったことを思い出した・・・・
しかし土砂降りの中、ホテルのコピーを確かめる余裕すらない。

船着き場すぐ前のパブに飛び込むと
タクシドライバーがたむろしていた。
乗車するしかない。

IMG_1358 (400x300)
車窓から。 道中天気はみるみる回復してきた。

ところでカプリのタクシーはとてもスリルがある。
他の人のブログで読み知っていた。

車二台分ギリギリの、細く曲がりくねった道路。
片側崖でカーブの先が見えない。
そこをかなりなスピードで飛ばす。
地元のドライバーにしかできない amazing な神業ドライビングテクニック。
こ・・こわっ・

ホテル到着。
雨はほとんど上がっていた。
家族経営の居心地のいいホテル。
ウェルカムドリンクが出た。

IMG_1360 (500x375)

IMG_1363 (500x375)
部屋からはプールが見える。
IMG_1362 (500x375)
わたしには豪華ホテル。 イタリアはなかなかユースがない。


この天気だから望みはないが”青の洞窟”へと出発。
洞窟へのバスターミナルはすぐ近く。

三人のシニア日本人グループと同乗した。
70代くらいの女性二人
それに”先生”と呼ばれていた、どう見ても90近い枯れ木のようなおじいちゃん。
よぼよぼだが踝までの雨具をおしゃれに着こなし、精神はかくしゃくとして好奇心旺盛。
よぼよぼ、しかしずんずん歩いていた。

聞けば 老人三人、バスでアマルフィーへ、そしてフェリーでカプリへ(これだけでもすごい!)
青の洞窟を待つこと今日で4日目・・・
今日はカプリを発つ日、その前に実際に洞窟を見てから諦めたい。 (もちろん先生が・・・)

あっぱれー 脱帽! 
このジーちゃん(しつれい先生)は
きっと100歳になっても好奇心いっぱいだろうなー。
元気をもらった。 私も見習いたい・

洞窟付近は高波で乗船可能ではない。

IMG_1371 (500x375)

だいたい洞窟が見たいのなら
夏以降がシーズン。


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晴れていればこんな感じ


どこへ行っても にゃんこがいる。

IMG_1373 (400x300)

アナカプリ中心街にもどり、マヨルカタイルの店などを見て回り、
レストランへ入った。

IMG_1377 (400x300)

オーダーしたスウィーツつきのセットメニュー。
こういったレストランはメインディッシュもいまいち・
くわえるにいくら待ってもデザートが来ない・
通りがかったウェイターに

 あのー私まってるんだけど・・・・

 Waiting for me? (ぼくを?)

 スィーツです!!



ブログ一覧 | 海外一人旅-イタリア | 旅行/地域
Posted at 2020/05/03 15:42:54

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この記事へのコメント

2020年5月3日 15:55
林檎さん、こんにちは。毎日暑いですね✨

やはり?R32病なんですね✨
リフレッシュできましたか?
わたしは美豹さん、バッテリーカットして冬眠じゃなくお眠り中。

豪雨の船は経験ないけど忘れない思い出ですね。
青い洞窟は神秘的、渋谷のイルミネーション思い出しました。
お目当てのスイーツは結局何分待ちました?20分くらいかな?
コメントへの返答
2020年5月3日 19:20
シンさん、こんばんは!

ストーブがいる日から一転、夏日が続きますね。
免疫力、体力を上げないと参ってしまいます。

そうそうシンさんは、真冬に青の洞窟(渋谷)に行かれたのでしたね。色は同じようなもんだと思いますよ。カプリまで行かずとも。

美豹さんはしばらく眠り姫ですか。
王子様のキスはいつ頃になるのでしょう。
いつでも何処でも行ける日が恋しいですね。

スウィーツを待ったのは10分ほどかな、20分もマテマセン!
2020年5月3日 17:51
こんばんは🚙💨

峠を攻める人は、船酔いしないって本当ですね!
カプリのタクシーの後を追従したら面白ろそうです。
これがパスタの青の洞窟ですね(^O^☆♪
コメントへの返答
2020年5月3日 19:49
こんばんは!

そんな名言があるとは知りませんでした。峠は攻めませんので・(汗)

カプリのタクシードライバーの間では不文律があるようです。このカーブではどちら側がクラクションを鳴らすとか・手に汗握りました。
事故を起こすのは島外からくる車だけだそうです。

”パスタ”の青の洞窟は行ったことござんせんが、シーズンオフがなく、いつでも楽しめそうですね!
2020年5月3日 19:00
こんばんは~

どこかの国の(ラテン系)タクシードライバー。
乗せたお客さんがレーシングドライバーと分かると俄然ペースアップするようで。
「どうよ、オレのテク?」
みたいな感じだそうです~

船類はなかなか乗る機会がないので、たまにのフェリーはビビります…(^ω^)
コメントへの返答
2020年5月3日 20:01
こんばんは~

そのお話面白そうですね。どこのお国でしょう。

タクシードライバーの性格ってほんとにお国柄を反映していますね。
一番優秀なのはロンドンタクシーでしょうか。

メタルさんの弱点はフェリーですかー
フェリーに乗る時って、ある種何とも言えない緊張感と高揚感を覚えますね。ちょっと癖になりそうな・

フェリーに乗って九州へ行かれたのでしょうか?
2020年5月3日 20:24
九州まで自走ですね~
フェリーは帰り道です。
大分別府港から大阪南港までの約12時間は特別な時間でしたよ~
車高が低めな車のための別枠もあって安心でした。
確か最後尾列だったような。
乗り入れの時はドキドキでした(^ω^)
コメントへの返答
2020年5月3日 20:47
またまたおこしやす~

自走とフェリーと両方楽しまれたのですね!
贅沢~
昔は自走できなくて確か神戸?淡路島?から小倉までフェリーで行きました。
フェリーの中も結構楽しめます。
そうそうかなり低めの車は別枠なのですね。待っている場所も別で・・
結構目立ちますよ~
2020年5月4日 6:14
おはようございます。

カプリ島へのフェリーの惨状が目に浮かびます😅 文章を拝見しただけで酔って来ました(笑)

「青の洞窟」って有名なパスタのブランド名ですよねー ここの地名だったのですね‼️
天候が残念でしたが、素敵なご老人に出会えて良かったですね👍

粋なウェイターとのやり取りにイタリアを感じました🇮🇹
コメントへの返答
2020年5月4日 8:04
おはようございます。

すみません、尾籠な話ばかりで・(汗)
同じ酔うならお酒に酔う話のほうが艶がありますね。

ひとり旅ですと切実な話になりがちですが、一期一会の人との出会い、宝石のように思い出に残ります。ツァー観光では決して味わえないものです。

パスタは好きなのに、青の洞窟ブランドは経験ないのです。リストランテにも同じ名前のものがありますね。
2020年5月4日 9:16
おはようございます!

昔は私もよくフェリーに乗りましたね。
当時の故郷四国は完全な島国でしたので、フェリーか飛行機でしか四国を脱出できませんでした。
でも、酔うまで揺れたことは1~2度くらいしか経験ありません(^^;

しかし、おじちゃんの先生、すごい活動力ですね。
長生きするには、好奇心が必要だということ、よくわかるような気がします(^^
コメントへの返答
2020年5月4日 10:58
こんにちは!

どくれんぼさんの故郷は四国。
フェリーか飛行機でないと脱出できないとは孤島のような状況だったのですね。
今はしまなみ海道、瀬戸大橋、淡路鳴門ルートと車で行くことができ、便利になりました。
しかもどのルートも魅力的!
瀬戸内周辺、まだまだ行きたいところがいっぱい。
好奇心いっぱいです。
2020年5月6日 22:21
こんなに大きなフェリーなのに、ローラーコースターのように揺れるんですね。私ならイチコロでリバースです。
それにしても、一生に一度はイタリアに行ってみたいものです・・・
コメントへの返答
2020年5月7日 15:50
おはようございます!

暑くなったり寒くなったり不順な気候が続きます。
自粛の中どのようにお過ごしでしょうか?
コロナへのじれったい対処に、ともすれば暗澹たる気持ちになってしまいます。

みん友さんと励ましあいながら、何とか乗り切りたい、その先にはtaipapaさんのグルメ旅行や私のツーリングが待っている、そう思いたい。
イタリアのみならず、ドイツやイングランド、いろんなところへ行ってくださいね。

プロフィール

「[整備] #スカイラインGTR R ハンチング・エンスト-③結果  https://minkara.carview.co.jp/userid/3154101/car/2796387/8316332/note.aspx
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