C4カクタススピーカー取付関連の寸法情報(その2〜フロントドア穴の例のヤツ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
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先日、フロントドアの片側だけロックフォードのP165-SIを「インナーバッフル無し」で装着しましたが、その後、本当に大丈夫なのか?と、なんとなくモヤモヤしていました。
というのが、僕の最初の計測から推測すると、ウインドウサッシュのエレベーター部品とスピーカーのマグネットが干渉していてもおかしくないはずなのに、なぜ当たっていないんだ?という点。
そもそも、用意していたカロッツェリアの17mm厚のバッフルが、スペース的に入らなかったせいなのですが…
2
そこで、反対側を作業する際に、もう1度計測。
このベージュっぽい部品が、ガラスが昇降する際に、上から下までエレベーターのように上下します(正式な部品名がわからないので、以下エレベーターということで)
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今度は巻尺ではなく、断面ゲージで計測してみます。
上が車両側の穴の奥の計測、下が装着するスピーカーの裏側の計測です。
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そして、そのゲージを紙にトレースしたのがこの図(ピンクが車両側、オレンジがスピーカー)
図の右下のあたりにあるのが、ウインドウサッシュで、先端の丸い部分がエレベーターの断面です。
なんと!スピーカーのマグネットの角が面取り形状になっているため、奇跡的に隙間が1mm空いていたから当たらなかっただけ、というのが判明しました。
前回も書きましたが、ウインドウサッシュって、組み付け誤差がまあまあある部品ですし、かつ上下動の際に動いたり膨らんだりするので、隙1mmはちょっとヤバイ!ということで、5mmくらいのバッフルは必須ということが判明。
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海外の通販サイトでC4カクタス用としてスピーカーを売ってるのを見ると、必ず樹脂の5mm厚のバッフルをセット売りしているので、やっぱりそうかという感じでしたが(でも、そのサイトを見ると、もっとマグネットが巨大なグラウンドゼロとかのを5mmバッフルとセットで売っていたりしていましたが、さすがにそれは装着無理だろう〜!と思うのですが、まあ海外だし、良い加減な売り方してるんでしょうね〜)
ということで、5mm板を探しましたが、日本では売っていないので、代用できるものとして、海外スピーカーを国産バッフルに固定する際のスペーサーとして売られている5mm厚のMDF材の板を緊急入手。
これで、隙が6mmくらいになるので、なんとかなるはず。
ちなみにスピーカー取り付け面からドアトリム側までは隙28mmなので、この5mm板+下地スポンジ1mm+スピーカーリム6mm厚+スポンジ20mm(が少し潰れる)で、ちょうど良い感じのはず。
ってか、このバッフルを使うと最初からわかっていたら、もう1サイズ大きいスピーカーのP1675-S(取付穴径Φ142mm)を入れることもできたんですけどね〜。残念。
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この板は、カロッツエリアのバッフルボード(僕が買って装着できなかったもの)用のスペーサーということで、4穴だったのですが、カクタスは3穴なので、穴あけ加工要。
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バッフルつけるとこんな感じです。
この上から、元のスピーカー穴をそのまま使い(って若干加工要でしたが)、スピーカーとバッフルを、スピーカー付属のタッピングで共締めしました。
あと、すでに作業が終わっていた運転席側も、再度ドアトリムを外して、バッフル入れてやり直しでした。
ホント、何度もやりたくない!
と言いながらも、ドアトリム外し、だいぶ慣れてきましたが(笑)
あ、スピーカー装着した完成状態の写真撮るの忘れた!(泣)
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ちなみに、ドアバラしの際に必須なのが、この新品クリップ。
僕は今回ドア4枚で、7本くらい折っちゃいましたが、シトロエンディーラーでクリップを確保しておいたので大丈夫でした(オートバックスで売っている国産車用のエーモンのクリップでも代用できなくはないですが、形状が特殊なので、ディーラーで事前に10本くらい買っておくと良いです。
1本100円、バラ売り対応可能なようですが、在庫持っていない店が多いので、取り寄せになりました(国内には在庫があるので2日くらいで納品)
ということで、今回は、前回のフロントスピーカーの寸法関係の訂正追記となりましたが、次回はリアドアの寸法関係を、暇ができたら書きます。
すでに全ドアの工事は終わっていまして、純正スピーカーとは比べようも無い、すごくクリアな音を再生できています。
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