吸気温度を考えて

この前、はっしーまさんのロードスターに乗せてもらっていた時に、ふと吸気温度を見てみると、40度台前半で安定していて驚きました。信号で止まりつつ、30度越えの暑い日にこの吸気温度とは。VABはターボだし排気量も違うので単純に比較はできませんが、自分の車の吸気温度が不安になり、色々試してみました。

色々な方の吸気温度を見てみると、50度台で高いとの評価がありますが、自分のは比較にならないくらい高いです。走らせている環境が良くないのでしょうが、半径３キロ圏内を買い物、子どもの送迎などで走ることが多く、家から大通りに出た途端渋滞にはまってしまいます。ほぼアイドリングしているような感じです。冬でも夏でもピークは80度台です。さすがに冬場は上がりは遅いし、走ればすぐに冷えますが、アイドリング時間が長いと80度まで行きます。

むき出しエアクリなので吸気温度が高めなのはわかっているのですが、アイドリングでの吸気温度は純正とあまり変わらないと思っていました。それにしてもあまりに高温なので、純正エアクリならアイドリング時の吸気温度がマシになるかもと思い、純正エアクリに戻すことにしました。

まずブリッツの剥き出しエアクリの現状から。この時は外気温計33度で時速80〜100キロ程度で高速道路を走行。乗る直前は70度台でしたが、数分も走れば外気温＋5〜10度程度でした。かなり優秀。

VABのエアクリっていい場所についてますよね。ブリッツのキノコだとエンジンルーム下側から吸うし、80キロくらい出せれば、ボックスなくても全く問題ないです。ただ自分が気になるのは、街乗りの80度台です、、

高速を降りて数回の信号待ちで70度でした。少し走れば60度台、長く走れれば50度台といった感じです。

で、純正エアクリに交換なのですが、音がないと寂しいので、レゾネーターを外すことに。レゾネーターの穴から空気を吸ってしまうので、低い位置から吸気できるよう、湾○のインテークパイプを参考にダイソー植木鉢の底をカットして吸気パイプを作りました。

ヤスリで頑張って削り、アルミテープで固定。アルミテープがいらないくらいダイソー植木鉢がジャストフィット！

さっそく取り付けて走ってみると、低速トルクが太くなった！レゾネーター外しても吸気&吹き返し音がしなくてガッカリ！なんかピークの吸気温度低くなりそう！ な感じでした。

せっかく100均インテークもつけたし、東雲のSABで純正置き換えのフィルター買おうかなと思いつつその近辺を走ってみると、うーん、そこまで吸気温度変わらないかなあといった感じでした。

で、肝心のアイドリングの吸気温度はどうなのかと思い、5分ちょっと日陰の駐車場に停めていたら、結局86度！もっと放置すればもう少し上がりそうな雰囲気でした。

むき出しとの違いがはっきりしなかったので、もう一度ブリッツのエアクリに変えて全く同じコースを走って見ました。東雲の信号待ちで70度ちょっと、交差点を右折して次の信号付近で58・59度、ビッグサイトの近く信号待ちをした後で64度。さすが純正ボックスと思ってましたが、むき出しでもほとんど同じでした・・

うーんほとんど変わらない。ということで、むき出しエアクリをそのまま使うことにしました。

ブリッツのエアクリの場所はすごくいいと思うんですが、少し上にはみ出している部分にラジエーターファンの熱風が直接当たるので遮熱板をつけました。

以前、遊び帰りにスーパーへ寄った時子供が寝ていたので、エアコンを効かせたかったので、屋根ありのスペースでアイドリングしたのですが、吸気温度が82〜83度になったのでボンネットを開けることにしました。ボンネットを開ければ吸気温度が20度くらい下がるかと思ったのですが、78度くらい。なぜかと思ったら、ラジエーターファンの熱風が直接エアクリに当たるためでした。

ここに遮熱板というか遮風板⁈をつけるだけで、かなり温度上昇が抑えられました。当面はこの状態で様子を見ようと思います。