ふぇあのブログ一覧

　前回酷い目にあった(大仰)紅茶難民ふぇあでございます。
　吉祥寺にあった某店も銀座に行ったらえらいお高く止まるようになったし、千駄ヶ谷から自由が丘に行った某店も同様。なんなんでしょうね。ちょっと売れてくるとなんかブランド付きそうなところに移転して調子乗る首都圏のイナカモノ気質は(毒)


　さて、ちょっと心折れかけて、安定のキーコーヒーでブレイク。さすがに外しません。
　ちょっと落ち着いたところで、再びディンブラへ。


　…玉砕。
　ご自慢のセイロンティーもワッフルも全然ダメ。これが有名な紅茶研究家の成果なの？こんなひとの本をありがたがってる上辺だけの自称キラキラ女子とか大丈夫か？(毒)


　趣向を変えて下町へ。
　行った先は神保町の「青山ティーファクトリー」
　なんか軟派そうな名前ですが、店主は見た目こそそこらのおっちゃんだけど、なかなかの本格派。


　あ、これはいい。ウバもディンブラ(産地)もディンブラ(店名。ややこしい)のそれよりずっとしっかりしているけどえぐみがなくてすっきりした爽やかな香りとシャープな渋み。
　ワッフルもぱりっとした皮にふっくらした芯がいい食感していて、洋酒の香りがするクリームもまたよく調和してる。
　なんでも、ここで出してる紅茶は店主自身がスリランカの茶園を巡って自分で確かめて買い付けるのだとか。何冊も本を書いてるような著名研究家より、下町のおっちゃんの方がよっぽど美味しい紅茶を入れられるという笑い話。

　そしてこのおっちゃんの顔が広いのか紅茶の世界が狭いのか、知ってるひとが聞いたら全然伏せ字になってない「××(地名)の御大」トーク炸裂。歯に衣着せぬ独自の観点からの毒舌トークに笑い転げましたさ。
　そしてやっぱり「藤沢の御大」の紅茶は薄いらしい。話の中でこのところの話をしたら「有名な研究家の店」まで言ったところで「あー、あそこ薄いでしょ」って(笑)

　そこからもまー出るわ出るわ毒舌トーキング。さながら顔出しねほりんぱほりん←あかんやつ

　紅茶専門店あるあるなんだけど、「美味しい紅茶を出す店のマスターは毒舌家である」てのはありますね。その方面では有名なムジカの堀江さんもまたあれですし。まあそれだけポリシー持ってやってるということでもあるのですが。そして一家言持ってる。

　いささか遠いけど、やっと首都圏にお気に入りの紅茶屋さんがみつかりました。