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この記事は、純正HIDが暗い理由は次の3つのうちどれでしょう？|fcl.クイズについて書いています。

fclという、ここでは割と有名どころで、しかも各エントリのPR枠でリンクされてるところからすると「ちゃんとした解説ページ(のつもり)」なのでしょうが…正直久々に見たお粗末さの記事で、このレベルの会社の商品って大丈夫なのか？といらぬ勘ぐりをしてしまいます。

「ケルビン数が低ければハロゲンのように暗い印象になってしまいがち」「皆さんがHIDで想像するカッコ良いタイプのものは6000K、8000Kのもの。これはこれでパワーがありますから、」←この辺なんかもう最悪。
何がダメって、色温度(ケルビン)と光束(ルーメン)を完全に混同してるんですよね。色味の違いにすぎない「ケルビン数」を明るさ(感)と誤認させるような書き方は、筆者が混同してるなら専業メーカーとしてダメダメだし、知っててわざとやったならかなり悪質。

同社のパワーアップキットはかなりハイワッテージ化されてるからトータルでは明るくなるのでしょうが、物理法則からしても同じ消費電力なら色温度(ケルビン数)が上がれば上がるほど暗くなるのは必然で、この記事を真に受けて35Wのまま8000Kあたりのバルブに交換しようものなら暗くてたまらないことになる。
だからPIAAやBELLOFのような一流どころは純正相当の4300～4600Kあたりの製品を「明るく視認性のいい実用品」としてラインナップに加えているわけで、しかしそれは純正相当の4000K台をラインナップにもたない同社にとっては「不都合な真実」。

あ、タイミングがあれなんで誤解を招きそうですが、別に抽選外れた腹いせとかではないですよ？そもそも応募してないし。