インマニ分解洗浄 & 吸気ポート・燃焼室洗浄

先日、WAKO'S RECSを施工して800km程走り、エンジンの吹けが軽くなったのを実感しました。それは効果があった、という事なので良いんですが、しかし逆に言えば相当汚れていたのでは？？とも思います。

実際、ラクティスの時も同じメニューを行いましたが、正直そこまでの変化は感じていませんでした。

ちょっとどんな様子なのかが気になって、インテークマニホールドを外して内部を見てみる事にしました。ついでに洗います。
（YouTubeでプリウスのインテークがギットギトみたいな動画を見つけてしまったのも要因の1つです。全く別物とは言え同じ2ZRエンジンなので）

また、みんカラの先人の方々の整備手帳を参考に燃焼室の洗浄も同時に行いました。

いきなりインマニが外れて吸気ポートの写真です。
元々は吹けがモッサリしていたエンジンで、その時の状態はわかりません。が、フューエル1添加とRECS施工の結果がこの状態です。
綺麗過ぎて拍子抜けですw
カーボンどころか黒色要素皆無です。茶色いのは多分使用上付着するもので色が付いてるだけで、汚れでは無さそうな雰囲気です。

と、言う訳でこの作業は全く必要無いということがわかりましたw

とはいえそのまま閉じるのは勿体無い気がしたので、一応エンジンコンディショナーを使って綺麗にしてみました。
ブラシ等は一切使わずに吹き付けただけですが、もはや新品同様です。

そのままエンジンかけるのは自殺行為なので、バルブの傘に溜まった汚れたエンジンコンディショナーをシリンジで吸い出します。

続いてインマニですが、こちらも全くデポジットがありませんでした。（分解したのアホらし...）
とはいえ少しオイル臭かったので、サンエスK-1という部品洗浄剤に漬け込んで綺麗にしておきました。（もはやただの自己満...）
また、一度外したのでパッキンは新品に交換します。
もう新品同様です(笑)

なお洗浄後、インマニ内のロータリーバルブの動作確認も行いましたが、特に問題無く動きました。

インテークマニホルド トゥー ヘッド ガスケット NO.1
17177-37030
スロットルボデー ガスケット
22271-75031

続いて燃焼室の洗浄です。
イグニッションコイルとプラグを外し、プラグホールからエンジンコンディショナーを注入します。
適当な時間漬け込んだ後、汚れたエンジンコンディショナーを回収します。
吸気ポートと同様にシリンジで吸い出そうとしたのですが、こちらは全く吸えませんでした
仕方無いのでプラグホールにウエスをあてがってクランキングし、強制的に排出させる事に。
結構な量が出て来たので、そのままエンジンかけるのはヤバそうですね。

で、この画像。ピンボケでアレなんですがプラグの穴に黒い塊があります。
↑上の作業を行うと出てきました。これスラッジですよね...デカくね？？

被せたウエスがコレです。
黒いスラッジがびっしり出て来ました。
燃焼室めちゃくちゃ汚いのでは...

あくまで推測ですが、
RECSで吹けが良くなった=溜まった吸気系の汚れは燃焼室へ。
って事なのかなと思います。
あまりにも状態に差があり過ぎますし...

ただ正直エンジンコンディショナーをプラグホールから直接入れるのってかなり抵抗があったので、スラッジが強烈で驚きましたが、それ以降はチキって追加せずに終了としました。

一発目はかかり悪いので少しアクセル煽りながら始動します。すると画像のように猛烈な白煙が出ます。

やたらリスキーで面倒な作業でしたが、綺麗だった割には結構効果がありました。
まずエンジン振動、特にアイドリング時の揺れが小さくなりました。またRECSと同様、汚れが落ちて抜けが良くなったのか、排気音が変わりました。RECSでかなり良くなっていましたが、さらに良くなりました。
空吹かしすると、ブーン↑と回転が上がった後、ブォー↓と回転が落ちていきますが、その時に吹き戻し？何て言うのかわかりませんが、とにかく抜けが良くなった感じです。

今回の作業を経てRECSの有効性が証明されたと共に、燃焼室の汚れに関してはもう少し考える必要がありそうです。