ブロアファン 脱着洗浄

中古車納車の儀（遅過ぎますが...汗）の1つ、ブロアファンの洗浄を行います。

そろそろエバポレーター洗浄の季節が来る（来てる）ので、その事前準備です。

上流のブロアファンが汚いままエバポ洗浄しても、ファンの汚れが奥に入り込むだけなので...
そして何気にこのファンがまぁ汚い訳でして。

外して来たブロアファンです。
全体的に黒ずんでいます。
これでも走行2万キロの禁煙車ですよ。

近くで見るとこんな状態です。
フィンの端に黒い汚れが固着してます。
ちなみに下側は更に酷いです...

これ、汚れというよりも、モーターから発生した鉄粉のようです。
今までの3台の愛車、全て中古禁煙車ですがもれなく同じ汚れ方です。

ちょっと洗剤付けて擦る程度では全く歯が立たないので、浸け置き洗浄します。
（モーター内部に極力水を入れたく無いので、後の洗浄工程含め、基本的にずっとこの裏返し状態を維持して作業を行います）

丁度いい感じでファン部分だけ浸かるバケツがあったので、これに突っ込んで置きます。

浸け置き後、引き揚げた汚水です。
一切手を触れずにここまでの汚れが落ちました。

浸け置き後は、100均のボトル用ブラシ（先端が薄い物）でフィンを1つずつ擦り洗いしていきます。
触れた所だけ面白いくらいに白くなっていきます！

ブラシ洗浄後はしっかり水洗いした後、水だけで浸け置きしました。
ここでも更に汚れが浮き出ていました。

洗浄が終わったらしっかりと乾燥させます。
モーター内部に水が入らない（溜まらない）ように、逆さ（ファンを下）にして干します。
ただ、それだけだとファンの内側の傘部分に溜まった水が抜けないので、ある程度（丸一日ほど）経った時点で横向きにして再度干します。

軸の錆が酷かったので、ついでに錆落とし+防錆塗装を行います。

まあ錆落とし剤塗って、タッチペンで塗るだけなんですけどね（笑）

全ての工程が完了した状態です。
わかりやすい様に作業前と同じ環境で撮影してみました。
真っ白です！

近くで見てもご覧の通り！
（タッチアップが適当なのはご愛嬌という事で...）

ちなみにフィンにくっ付いてる変なクリップ、これ、ホイールで言う所のバランスウェイトらしいです。
（前のオーリスの時はゴミだと思って捨ててました...汗）

あとは元に戻すだけです。

ブロアファンはボルト3本で止まってるだけなので、5分も掛からずに脱着が可能です。

これで安心してエバポ洗浄出来ます！（笑）