オーディオ点検の重要性。

ワゴンRスマイルのオーディオも基礎工事が完了して調整段階に入ったのでいろいろ思い付いた事などしばらくほったらかしだったレクサスISに応用してみようと久しぶりにドアトリムを剥がしました。
SBアコースティックの廉価版20センチドアウーファーですが低域のこもり感とAピラーにインストールされたスコーカーとツィーターの中・高域との繋がりにモヤモヤしたまま放置しておりました。

某プロショップの「純正スピーカーも使いよう」の記事にヒントを得まして真似っこしてみる事にしました。
SBアコースティックの20センチウーファーのバスケットフレームは純正同様に樹脂製なので鉛などの重量物で振動を抑えると共に剛性アップを狙います。
結果的に特性がどのように変化するのかやってみないと分かりませんし結果どの様に生かすかも不明ですが取り敢えずトライしてみました。

フレームのフランジからマグネットまでの足？ がとても細くて見本のようにインゴットをボルト止めする穴を開けますとかえって強度が弱くなりそうなのでドア防振に利用したホイールバランス用の鉛ウェウトを貼り付けてみました。
しっかり脱脂して強固に密着させたので剥がれ落ちる事はまず無いと思います。
実際に音出し確認したところ確かに低域の重心が下がったのともう少し上の帯域のレスポンスも良くなったので違和感なくゲインを上げられますので全体のスケール感的な増したような印象です。
廉価版ユニットでも工夫次第でなかなか遊べる事が分かったので実験ネタが湧いてきました！

もろもろ作業した中で良いことばかりとは当然いかず今回の点検作業で驚愕の事実が判明しまして愕然といたしました！（泣）
左側はちょっと痛んでるなぁ〜くらいで我慢できましたが画像の右側用ののバッフルですがMDFのリングバッフルが見事に変形しています！
こんな形に作れって言われたらその方が難しいくらいに・・・下側二ヶ所のボルト位置を中心に収縮を繰り返して直線化してました！
嵩上げ部分に伝った水が溜まりやすく水はけが悪いのは承知してましたがここまで酷くなるのは初めての経験で若干スラントさせる工夫をしなくてはな感じです。

今日の今日でバッフルの作り直しは流石に無理ですので、若干の雨水対策を追加してそっと元に戻しました。
中段のMDF部分だけエグれていますし内側にはみ出した部分は膨れ上がって元々9ミリの板厚がそこだけ12ミリ位になってました。
音質うんぬんの前に気持ち悪い事おびただしいのでバーチ材と金属素材で作り直しますがせっかくですので今回のスマイルの作業で得たヒントを生かしていろいろ実験してみようと思います。