路地裏の中年

じいちゃんの忌明けで親元の家に行ってきました。

小学校の頃、じいちゃんばあちゃんと
一緒に住んでおりました。
学校が終ればいつも、近所を自転車で
ぐるぐると走り回るのが日課でした。

んで、遊びといえば、
近所に高速道路のサービスエリアが
あるのですが、やんちゃな
友だち達とサービスエリアへ。



世はスーパーカーブーム、お目当てはもちろんスーパーカー
「ファラーリとカウンタックやったらどっちが速いんや？」
など友だちとアホ話をしながら、（どっちも速いわっ！）
一日中、車が来るのを待っておりました。

久しぶりに路地を歩いてみると「懐かしい感覚」が。
小さなほこらや、用水路、電信柱まで、昔のままで、
まるであの頃に戻ったような感覚です。

そして、何となく細い路地の向こうから、あの頃の自分が
自転車に乗ってやってきそうな感じがしました。

もし彼がきたらたぶん、ロードスターを見てこう聞くでしょう、
「おっちゃんあれスーパーカーか？」
（昔、ヨタハチのオーナーに同じ事を聞いてました）

今や通勤など暮らしの一部になっていますが、
やはり特別な車なんだって再確認しました。

カモヤン少年に恥じないよう、
手本になる運転をしなきゃいけないですね。




あっ、それ、君の車だよ。