二面性。

曲/詩　梶浦由紀


見たことのない草の海が
銀色に揺れてざわめいて
夢と現の境目辺りの景色

君に出会う為？
それともまだ見ない誰かの瞳の為
風を分けて行く
Ｄｒｅａｍ　Ｓｃａｐｅ

もう直ぐ鳴るね、目覚ましの音
でもその先もまだ夢かもしれないね
大事な物は何処に居たって余り変わらないよね

目覚めてもまた此処に居ようと思うよ
Sittin' in the silence...Everlasting night breeze...
それが勇気と言うものかとも思うよ

Sittin' in the silence...Everlasting night breeze...
（I believe...I deceive...I relieve...）
暗過ぎて見えないだけさ･･･
Sittin' in the silence...
in my...


泣きたくなくて放ってあった胸のささくれに
今頃追いかけられて息もつけなくて
しがみついていた真実がボロボロに枯れて落ちるまで


今ちょっと見えないだけさ･･･
Sittin' in the silence...Everlasting night breeze...
現実だって夢だって君を惑わせるだけだからさ

坂道の上の曲がり角、幾つでもその先に行きたい
音楽の中にしか無い風景の向こうへ
暗過ぎて見えないだけさ･･･

夢の続きには夢が
七色の迷路みたいに
音階の無い草笛に歌を見つける為に

広過ぎて目が眩んでも、歌い過ぎて喉が枯れても
見た事のない草の海を
たとえ君が居なくなっても

Sittin' in the silence...Everlasting night breeze...
暗過ぎて見えないだけさ･･･
Sittin' in the silence...

Ｄｒｅａｍ　Ｓｃａｐｅ