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＃新たな選択肢を選ぶなら？

黒船オーナーＭさんにご説明しまして、
「黒船での電スロ制御は回避」
という事で了承を頂きました。

私の不勉強が原因ですので大変申し訳ないです；；

さてそれではメカスロのインマニで移植作業の準備を始めようとしたところ、Ｍさんから、
「G4Xに乗り換えた場合どの機種なら電スロ制御可能ですか？」
と新たな質問が来ました！



G4XシリーズであればXtreme以上なら単体で電スロが使えますし、Stormなら電スロモジュールのG4RETを接続すれば可能ですが、値段が逆に上がってしまいます。



比較的安価なMonsoonが使えればいいんですが、今度はAVCSの入出力端子が足りなくなってしまいます；；



Xtremeを使う場合でもBC5の場合、純正ハーネスを切りたくないしECUを助手席側に移設するならIIcx君のように「０」からハーネスを作った方がいいでしょうね。

となると2.5mのコネクタ付きハーネスを両方とも買って頂くと結構な金額；；
気が引けるなぁ・・・


一晩考えてPluginモデルを使った場合必要な部材・費用を考えてみました。

　＋　

WRX2Xを使えばVPROハーネスが使えるのでハーネスを改造すれば助手席へ移動も出来ると思います。足りない入出力端子はライザー基板から引き出す事も出来るでしょうし、G4RETとの連携も実績があるでしょう。

費用も176,000円＋45,000円＋αで行けそうな感じです。

Kurofuneを処分して回収できれば御の字ですねｗ

＃IIcx君は結局何買ったの？

＃これを買ってしまえば簡単なんでしょうが・・・

先週からDBW（ドライブバイワイヤ制御）について深堀していました。

G4+Kurofuneには電スロ機能は無いみたいで自作しようと考えて居ましたが、「弄り倒す会」のメンバーに聞いてみても最終的にDIYで成功してはいないそうで。

基本、モーター駆動回路には「H-ブリッジ」というFETを4個使う回路を利用するみたいですね。



このQ1~Q4の入力端子の対角に信号を入れれば正・逆退転し、同位相に入力するとブレーキ、信号を止めれば静止します。

もう東芝などからモーター駆動用のモジュールも出てますね。



モーターの起動電圧と仕様に合わせたPWMで出力できれば、電スロを上手く動かせそうですが、皆さん苦労しながらAVRマイコン制御でLINKからの信号を橋渡ししているようです。

ふーらぃにんさんの回路を参考に自分で作るか、制作をお願いしようかと考えていたんですが、事情を説明すると、

「実は最後で上手くいかなかった。動作の不安な点が解消できずG4Xに乗り換えたんです；；」

G4+でのDBWは基本的に不安定でオプションの電スロモジュールG4RETでも完全では無いそうです。

このモジュールが45,000円もして買うのは悔しい；；
もうちょっと出せばG4X買えちゃうしｗ



自分としてはチャレンジしたい気持ちもあるんですが、実際に使うのはMさんで何かあった時に不安があります。

最終的に判断は委ねますが黒船を使うなら電スロは時期尚早なのかも。

＃メカスロ用インマニ（TGVレス）も預かってるし。

＃早くぶった切って繋げよって話ですがｗ

さあ、これからGRBエンジンをBC5に搭載するハーネスを作る訳ですが、その前に色々と考えておく事があります。

GRBエンジンに搭載された様々な機能と30年以上前のBC5とのECUコネクタとの間を取り持ち、かつ必要な機能を完全に動作させる為には、少ないPin数から取捨選択しないと足りなくなります。

BC5のコネクタを前期GCGFと同じと考えると、まさにIIcx君が復旧させたGF8SAと同じ事をしていく訳ですねｗｗ

＃IIcx君はプラグインモデルじゃないよね？

IIcx先生はお忙しいでしょうからｗ私が変わってBlog解説していきますんでご教示の程お願いしますｗ



さて、先ずは話題の中心DualAVCSの機能ですね。

ヘルプの基本解説にはDI１～４を番号通り使えとなってますが、



「機種別配線解説」ではカムセンのトリガ２をAVCSポジション１と兼用出来ると書いてあります。



これが出来ればDI端子が１本他で使えますので大変ありがたい。

これは使えた？



お次は電子スロットルです。

これが一番「縁が無い」部品なんで困ってますが、皆さんのBlogを読むとDENSOの部品らしいのでTOYOTAのPin配と同じなのかな？



スロットル側もまさにこの６ピンですね。

そしてこの大層なステッピングモータ回路が直接LINKで制御できればありがたいんですが、Kurofuneで動くかは確認してみないと分かりません。



G4Xなワイヤーインモデルなら動くの？

まあ動かなかったらオープンドレイン制御で動かすまでｗ



沢山の先駆者が「電スロドライバ」を作ってますねｗ

＃先ずはちょっきんから；；

＃最新VerでPin配置を確認しとこう。

確定申告も完了したので本格的にGRBエンジン対応に向け準備を始めます。

まずはPCLinkを最新（最終）ヴァージョンにしておきましょう。

2020/10/27リリースのVer.5.6.8.3669でした。

あとで黒船に繋いだ時にファームウェアもアップします。
CAN関係でメジャーヴァージョンが上がってるらしいです。

実際に起動してWRX.ver10の設定ファイルを開いてみます。



WRX.ver2で設定した時とは基本の制御Pinも変わっています。
ヘルプファイルを見ながら「黒船用のGRB向け配置」をコネクタ表に落としていきました。



すると前回はNCだらけだったPin配がほぼ隙間なく埋まります。
まあ「クルーズコントロールSW」とかは不要だと思うので後で微調整ですねｗ

それでもCAN関係を繋ぐ正面側の「JSTコネクタ」にはまだ空きがあるので「油温センサ」や「アナログメータ」を繋ぐゆとりは残っていますｗ

＃でもびっしり；；

これからGRBのハーネスをちょん切って繋ぎ直していくのはちょと思いやられますねｗｗ

＃でも楽しみｗ

＃自分はまだ全然手前ですがｗ

確定申告の資料作りに飽きたのでｗ
AVCSセッティングを事前に予習する為にも動画を検索していました！

AVCSのチューンをやってる人は多いのですが、Logを綺麗に残しながらやられてる方は少ないので海外で探してみました。



うｐ主は涙目GDBみたいですが、EU向けモデルなのでツインスクロールではなくシングルのVF35が標準みたいで、それを中華コピーのタービンに交換したんですね。

パワーは出てるみたいですがパワーバンドが上に行っちゃってるので、その対策にS204モデルのデータにOpenPORTで書き換えてるみたいです。

スロ全開時、EDM純正のデータだと、
吸気進角：アイドルで25度　＞　3500回転で35度　＞　高回転で進角0度　ですが、
S204（更に加工？）だと、
吸気進角：アイドルで40度　＞　3500回転で45度　＞　高回転で0度

と言う風にかなり攻めている感じで、このおかげでMAXブースト到達も、
3900回転　＞　3700回転　に改善してますね。


なんでこんなに苦労しているかと言えば、



この中華タービンの所為なんですねｗｗ

TD05-20Gとかのたまってますが、インデュース径が小さいのでコンプレッサが16GのTD05をコピーしたんでしょうね。

この値段から分かる通り、作りはだいぶヒドイみたいですから推して知るべしなんですが、実は私も興味がありますｗｗ



＃今年後半はこの実験予定ｗ