エロい!!

■月曜日から今日まで、マセラティ・グランツーリズモを借りていた。いや～、エロいクルマでしたね、ホント。

■エレガントながらも単にエレガントなだけでなく、どこか一筋縄でいかない辺りがイイ女みたいで良いです。艶かしいフェンダーに真っ赤なレザーの内装…夜の世界を思い出さずにはいられません。よって晴天の箱根にはチト似合わない気も。

■車重1950kg、タイヤサイズは20インチ。でも街中の乗り心地は結構良いです。高速でも基本的に印象は同じですが、ただどことなくドイツ車のような盤石の安定性ではなく、どこかちょっぴり裏切られるかも（←良い意味で、ですよ！笑）という感じが漂っている辺りが、マセラティならではの魅力なのかもしれません。

■箱根でもその感覚はほぼ同じで、最後の最後まで駆け引きさせるような…そう考えるとやっぱりイイ女系ですね（笑）。いや見た目は迫力あって目立ってるんですけど、その中にどこか艶な感じが残ってる。

■でも不思議と心地よいんです、のっていると。ポジションもシートも、最初はあわないんじゃないの？　と思うのですが、いつのまにかピタっときているフィット感がいい。なんかこう完全には手のうちに入らない感覚があるんだけど、いつのまにかいい感じ～が、そこかしこに溢れてます。

■だからこれって、忠実で従順なドイツ系なんかと比べると、好き嫌い別れるでしょうね。俺の言うこと聞かないなら結構です、となるか、是が非でも一体感を味わってやる、のどちらかに。

■その意味ではのめり込めばとことん、なんじゃないでしょうか。いつの間にかマセラティにあわせている自分に気づいて自分自身が可愛く思える、というような。ん～大人のためのエロいクルマなのでした。

■ちなみに写真左奥に写っているのが、このクルマのオーナーで都内でクラブを５件経営している人物です（嘘）。実は業界のドンです、マジ（ってこんなのバレたらヤバい？）