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■既にニュースでご存知の方も多いでしょうが、かねてから噂のベビー・アルファが発表されました。従来の147の下に位置づけられるこのモデルは、フィアット・グランデプント（僕が大好きな1台！）のプラットフォームを用い、そこに8Cコンペティツィオーネを彷彿とさせるスタイリングの3ドアハッチバックボディを架装するのが特徴。グランデプントは小型車としては極めて優れたダイナミクスとハンドリングの一体感を実現したクルマだけに、そこにアルファ・デザインのボディが与えられるなんて夢のよう！　かなり気になる1台であります。価格も手頃になりそうなだけに、期待は高いです。

■しかし僕的にビックリしたのはそのネーミング。このベビー・アルファに与えられた名前は「Mi.To」というもので、アルファロメオのデザインの本拠地であるミラノと生産・開発の本拠地であるトリノという2つの都市の頭文字を組み合わせたということです。

■で、何がビックリなのか？　というと、実は「Mi.To」というのは僕の長男の名前だったりするのです。もっともこちらは漢字表記で「心音」と記して読みは「みと」。一見すると当て字のように見えたりもしますが、心は「み」という読みもちゃんとあったりするんですね。その意味では音を「と」と読ませる方がやや強引なんですが。

■こちらのネーミングは、画数の問題に始まり、上の心を僕が下の音を妻が選んだということなど、まぁいろいろあるわけですが意味合いとしては、自分や他人の心を音に耳をそばだてられる人であってほしいとか様々にあります。また心音ですからHeartBeatであり、エモーショナルであってほしい想いも入ってますし、自分の名前を英語でも説明しやすいし…と字面や読みや意味や英語のことや様々にネタが仕込んであります。しかも命名時にイタリア語に「mito」という言葉があるのも当然知っていて、これは「神話」とか「伝説」の他に、「最高」などを意味する言葉だから、また良いなとも思っていました。

■ま、そんなこんな長男に付けたのが「みと」という名前だったわけですが、それがベビー・アルファの名前になったのだから実に驚きであります。これはやはり名付け親として責任をとってアルファロメオMi.Toを買わなければいけませんかね？w