masuoの過去所有していた車。
最終1988年式フィエロGT。
アメ車としても希少車、さらに数少ない日本に5~6台のディーラー車でしたが、運良く入手しました。
この車の知名度はなくて、私の周りに知っている人はいなかったです。
ディーラーであるヤナセのスタッフでさえ知らない人も…
出かけた先々で、知らないおじさんから熱烈に声かけられたりしました。ちょっと多すぎて大変でしたが。
ATなのでゆっくり普通に走っているだけでも、見た目は速そうなので、すぐに皆さん道を譲ってくれます。馬力は無いですが、コンパクトで軽めな車重とトルクによって、軽快にパワーを使い切れる走りが楽しかったです。エンジンかければアメリカン、ドロロロロ…!と野獣のような咆哮なので、目立ちたくなくても目立ちます。
車重はMR2(2代目SW20)と同じくらい、ボディーはひとまわり大きい感じです。
フィエロは、84年から88年まで生産されていた、アメ車初の量産ミッドシップ。
直4の2,500ccもありますが、これはV6の2,800ccです。
アメ車の割にボディーや排気量は小さめ。
スチール製フレーム構造に、FRPパネルを組み合わせたボディーのため、改造が簡単でレプリカモデルのベース車として人気が高かったようです。当時、フェラーリやランボルギーニのレプリカは、このフィエロをベースにしたものが多く見られました。
最近だと、ワイルド・スピード『ジェットブレイク』予告に、ジェットエンジンを積んだ84年式のフィエロが登場しています。
さすがアメリカ…(^^;)
オーバーフェンダー、マフラー、リアウイングは社外品。
リップスポイラーも付いてましたが、フロントのオーバーハングが長いため、段差で割ることが多く外してしまいました。
見た目はスーパーカー、
実際は気軽に乗れるスポーティーカー。
ワイド&ローのフォルム、ミッドシップ、ファストバックスタイル、リトラクタブルライトなど現代でも充分通じるスタイリング。雰囲気で乗っていたので楽しかったですが、年式的に故障が多く、社会人になりたての頃なので維持が難しいですね、泣く泣く数年で手放しました。
クルマに求めたのが『運転の楽しさ』なので、次はカプチーノを購入しました。
排気量は1/4と小さくなりますが、相変わらず2人乗り、低車高なクルマにしか興味ないようです。
閲覧してくれた方、イイねしてくれた方、またメッセージくれた方ありがとうございます。
フィエロ(Fiero)の情報が少ないので
純正の諸元を載せておきます。
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ポンティアック フィエロGT 88年式
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全長 4,193mm
全幅 1,753mm
全高 1,191mm
ホイールベース 2,372mm
トレッド 前:1,490mm/後:1,520mm
最低地上高 130mm
車両重量 1,265kg
乗車定員 2名
車輌型式 E-PP12A
型式 水冷V型6気筒2A型
圧縮比 8.4
総排気量 2,789cc
最高出力 135/4,500(ps/rpm)
最大トルク 22.8/3,600(kg-m/rpm)
ミッション 5MT/3AT
主ブレーキ 真空倍力装置付ディスク
タイヤ 前:205/60R15/後:215/60R15
5MTで0-100km/hタイムは約8秒
このフィエロ…みんカラの登録車種にも出てこなかったので、申請して増やしてもらいました。
知らないよねぇ…