RCオデッセイに楽ナビRL710取付!その1/4~配線加工~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
オデッセイに付いていたDOPナビが好きになれないので、2019年にフルモデルチェンジされた8インチの楽ナビに交換することにしました。
1年遅れの整備手帳ですが、一番頑張った作業なので記録にしておきます。
YouTubeにて解説動画もUPしていますので、概要や流れについてはそちらをご覧ください。
写真は今回使用するパーツたち。
数が多すぎて気が遠くなりますが、一覧にすると以下です。
【使用パーツ】
●Pioneer 8インチ 楽ナビ(AVIC-RL710)
●オデッセイ用8インチナビ取り付けキット(KLS-HC801D)
●オデッセイ用純正マルチビューカメラ接続アダプタ(KK-H501BA)
●ステアリングリモコンケーブル スバル車用(KJ-FC101SC)
●後席モニター接続ハーネス(MPH-H003)
●ホンダ車用純正HDMIコネクタ変換ケーブル(GAQ-HDMI12)
●USBパネル専用変換ケーブル <Type F>(B0798K7PKN)
●Micro HDMI to HDMI 変換アダプタ オス - メス (私は社外を使いましたがサイズが合わずに加工する羽目になったのでここはケチらず純正のCD-HM110がオススメ)
●地デジ用TVアンテナ変換コード パイオニア用(EVC-6001PI)
●ホンダ車用GPSアンテナ変換コード GT5 カロッツェリア用(hi-23216)
●HDMIケーブル 5m スリムタイプ<ケーブル径:約4.2m>(BC-HH50BK)
●HDMIケーブル変換アダプタ オス/メス横270度(A0164B)
●ギボシ端子セット(ITEM NO.1153)
●クワガタ端子セット(ITEM NO.274)
使用した工具は以下です。
【利用工具】
●+ドライバー (No.2、No.1)
●-ドライバー
●内張りはがし
●養生/マスキングテープ
●ビニールテープ
●ドリル歯
●電動ドライバー
●センターポンチ
●金やすり
●タオルなどのクッション素材
●配線ガイド
●薄いスポンジなど
●電工ペンチ
●ペン
今回はなるべく加工や取付をせず純正のものを生かすことをコンセプトにしたので、やたら変換パーツが多いですが、GPSアンテナや地デジアンテナは付属品を自分で取り付ければ良いだけなのでもう少し出費は抑えられると思います。
合計金額や工具を何に使ったのかなどは動画で一覧表にしているのでそちらを見てください。
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まずは配線加工から始めます。
動画を作るためだけに全部パワポに起こしました。正直めっちゃ疲れましたがこういう資料作りってなんか楽しくない?w
ってのはおいておいて。
基本的にこの図の通りに必要パーツを結線していけば良いのですが、残念ながら一部配線は切断してギボシ加工してあげなければいけません。
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配線図に全てを込めたので細かな解説や配線の繋ぎ合わせ解説は端折りますが、ステアリングリモコン配線については加工はしなくても使えます。
というのも、取り付けパーツに付属のハーネスに5ボタン対応のステアリングリモコンケーブルが付属しているのです。
ですが、オデッセイには10ボタン付いており、半分が飾りになることになります。それは嫌だと思ってパイオニアさんに問い合わせしたら、KK-H501BAとの組み合わせにおいては、スバル車用のステアリングリモコンケーブルを購入して配線加工すれば10ボタン対応できるよと教えてもらいました。
#今はWEBサイトにその記載がありましたが、私が取り付けした当時はまだKK-H501BAの発売前か直後だったため情報がありませんでした。
ですので、10ボタン対応したい方のみステアリングリモコンケーブルの加工をしてください。
写真はステアリングリモコンケーブルを結線した図。
写真左のカプラーがKK-H501BAに付属のハーネス。右側のカプラーが取り付けキットに付属の24ピンハーネスです。
なお、KK-H501BAを利用しない場合はホンダ車用10ボタン対応のステアリングリモコンケーブルを用意する必要がある(はずな)ので、あくまでこの内容はマルチビューカメラ付車でKK-H501BAを使って社外ナビに映像を映したいと考えている方用の技となります。
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次にリアモニター変換ハーネスとの接続についてですが、これはDOPのVM-155ENかVM-155Nをリアモニターとして流用する場合にしか使いませんので、不要or無いという方はスキップで大丈夫です。
ナビ取付キットに付属の24ピンハーネスには、オプション品を接続できる予備のバッテリー・ACC電源のギボシ端子が付いています。
このギボシとリアモニター変換ハーネスを接続することでリアモニターに電源が供給されるようになります。
そう、DOPリアモニターの電源はナビ側から供給なんです。単に映像変換するだけだと思ってたので最初は購入リストに入ってなかったんですが、調べていくうちにこのことが判明してこのリアモニターハーネスを購入したという感じです。
ちなみに、オレンジ色のイルミネーション信号線のみ取り付けキットに付属のハーネスと分岐させないといけないで、必要な方は加工してください。
写真は左からバッテリー電源、ACC電源、イルミネーション信号線をそれぞれ接続したところ。
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ナビを自分で取り付けする際のお約束。助手席の人が退屈しないように走行中にナビ操作やテレビがm…ゴホンゴホンをしていきます。
理屈としては、パーキングブレーキ信号を検知することで走行状態を判定しています。つまり、パーキングブレーキを常に引いている(信号線に電気を流している)状態にしておけば良いというわけですね。
フルモデルチェンジされた楽ナビではジャイロセンサーなども組み合わせて走行を検知するからパーキングブレーキ信号のアース化では対策できないとか見たことがありましたが、それはパーキングブレーキ信号を接続しなかった場合の挙動ですので、パーキングブレーキ信号をアースしてあげれば問題なく操作可能になります。
というわけで、3ピンハーネスと24ピンハーネスを繋ぐ若草色の線(パーキングブレーキ信号線)を切断し、写真のようにクワガタ端子にしてあげます。
あとはこのクワガタ端子をクルマの金属部分にネジと共締めしてあげればアース化は完了というわけです。
簡単ですね。
あ、3ピン端子側のパーキングブレーキ信号線は切りっぱなしではなんか怖いのでビニールテープなどで絶縁しておきましょう。
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次にバック信号ですが、KK-H501BAを間にかませるようなイメージでギボシ端子化と接続を行います。
リバースギアに入れた際にナビに自動でバックカメラ映像を出力するための信号って感じですね。KK-H501BAに繋ぐ理由はたぶんカメラの電源を、リバースギアに入れた時だけONになるようにするためかなと思うので(知らんけど)、この加工が必要なのかは不可思議ですが、パイオニアさんからはやっておいてくれとのことだったので大人しく指示に従いました。
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加工したハーネス全体の写真を撮り忘れるという失態を犯しつつもなんとかこれで配線加工は完了。次回からはクルマでの作業に取り掛かります。
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