リフレクターブラックアウト加工＆グリーンレンズ化

まずは、レンズを止めているクリップを外し、先人の知恵を拝借してダンボール温室を作成してドライヤーで暖め、ヘッドランプのレンズを外します。はずしたら、本当に点灯に必要な部分はマスキングし、それ以外のところにペーパーを当てます。メッキを全てはがしたほうが良いと言われますが、私は面倒なので写真の「メタル下塗りスプレー」をプライマーとして使用しました。直接手に触れるところでもないですし、フォグランプステー作成時に、電着皮膜したアルミ形材に塗装（普通パリパリ剥がれます）をする時もこの下塗りスプレーは役立ってくれたので大丈夫と判断しました。

写真がいっきに完成ですが・・・重ね塗りして、ブラックアウト化できたら、乾燥させます。再度ダンボール温室で、ブチルを暖めて再びレンズを取り付け、さらに念のためシリコンでコーキングすれば終了です。
さらに現代的にする為、ヘッドランプのレンズを「ＷＤ　ヘッドランプカラーリング　ＧＩＯ」のグリーン色で着色しました。これ、最初失敗しましたが専用リムーバーですぐ除去できますし、重ね塗りが効くので濃さも調整可能なのでオススメです。スプレーを動かすスピードに気をつけて、交互に行ったり来たりするように塗ったら一発でツヤが出ました。垂れるのを恐がらずに塗るのがよいかもしれません。最初、薄く重ね塗りを繰り返したら、ツヤ消しになってしまいましたので。

ふと思ったのが、最近の車はリフレクターの一部がグリーンメッキになっています。ブラックアウトのスポーティさも捨てがたくて塗ったのですが、逆にレンズに塗ったスプレーをリフレクターに塗ったほうが最近の車っぽくなったかもしれません。
注：写真はフーガの場合。プロジェクターの周りが着色されています。その他、ハリアーや１１０系マークⅡなんかもグリーンが入っています。