
ご覧いただいてありがとうございます😊
矢倉岳から足柄万葉公園を経て足柄峠までやってきました
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車道を進むと足柄古道の入口があります
説明板には
足柄道は、今から約1200年前の奈良・平安時代の官道で、西の都から(略)足柄峠を超えて(略)、武蔵へと続いていました。(略)(徳川家康が整備した)後、東海道が主流となり足柄道の往来も少なくなりました。
とあります
少し先に進み
足柄峠一里塚
脇には道祖神
これは本当に昔からあるように見えますが、どうなのでしょう?
足柄之関跡
説明板には
899年に設置されたが、場所や規模などは分かっていない
とあります
足柄聖天堂
朱色の屋根が目を引きます
浅草、生駒と並び、日本三大聖天尊に数えられます
本尊は弘法大師が自筆の「足柄峠」の額と共に奉納したといわれる大聖歓喜双身天(石像1.8m)をまつり、ご利益は、一家和合、商売繁盛、縁結び、厄除
(小山町ホームページより)
あずまはや 足柄峠
表記のある足柄峠の入口です
案内板には
『古事記』(和銅5年・712年完成)によれば、景行天皇の皇子 小碓命(おうすのみこと)は、九州の熊襲建(くまそたける)を征服した後、倭建命(やまとたけるのみこと)と名を改めた。 九州から大和へ帰った命は、天皇より東征の命令を受け、上総(千葉県)へと出発した。 相模(神奈川県)では野火の難を草薙の剣(くさなぎのつるぎ)で無事切りぬけ、いよいよ相模半島(三浦半島)から海路、目的地へ向った。船が大海原にさしかかった時、海の神の怒りにふれたか、平穏な海は一瞬にして怒濤さかまく荒海に変った。この時連れの弟橘媛(おとたちばなひめ)は、荒狂う波間に身を投じ、神をなだめ海を静めた。上総の岸へ無事着いた命は、任務を果したその帰路、足柄峠の頂に立ち、再び見ることはないであろう東の海をながめ、あの橘媛を思い「吾妻はや」(あゝわが妻よ)と嘆き悲しんだのだった。
とあります
草薙の剣 そういうことか、と熱田神宮を思い出しましたので、長々と引用しました
日本書紀では碓氷峠で嘆いたとあり、諸説あるようです
林の中を歩き、車道を跨ぐ橋を渡ると
足柄城址公園の広場に出ました
足柄城
城主は北条氏光で、当番で守る城でした。
足柄峠を中心に尾根上のいくつかの城郭群に守られた出城で、天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原征伐後に廃城となりました。
(小山町ホームページ)
玉手が池
足柄城の井戸跡とあり、常に水が湧いているそうです
付近一番の高台で水が得られることが不思議な場所です
階段を降りるとお馴染みの場所です
車道を進み、
足柄古道入口に戻ります
いきなり倒木が道を塞いでいるので、右手から巻いていきます
しばらく進むと看板がありますが、劣化して文字を読み取ることはできません
この看板の少し上には
『金太郎の金ぶた石』
藪の中にそれらしい岩がかろうじて見えます
と、なると
『源頼光の腰掛け石』
が近くにあるはず、と辺りを見回してみますが、見当たらない
だいぶ下ったところにありました
腰掛けには大き過ぎるような
源頼光と伝説の四天王(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)が、ここでも語り継がれています
ヘアピンカーブの車道と交差しながら、進みます
直登降の箇所はかなり厳しい
往時の旅の苦労が偲ばれます
雰囲気のある石畳の道
大きな石碑
ここで車道と合流します
車道を進むと目の前に矢倉岳
振り返り茶畑
二輪車、四輪車ではチラ見なので、歩くと新しい発見があります
朝出発した道標分岐に戻りました
『足柄古道万葉うどん』
ここで昼食にします
荷物があり、登山靴なので、表の席へ
今日は
矢倉岳から足柄峠までは涼しい風が吹いて一足先に秋の気配だったのですが、ここまで来ると、まだ夏の空気
つけカレーうどん 大盛にしました
挽肉の『カレー玉』をカレーつけ汁に溶かしながら食べます
ここのうどんは『長い』をお伝えしたかったのですが、麺持ち上げてスマホ撮影はピンぼけ・・・
地蔵堂で無事の下山を感謝して
駐車場に戻り、荷物をしまい込んでいると
小学生の男の子がジーっと車を見ている・・
黄色のFiat乗りのお母さんがやってきて『ランクルだね?』と問うと『うん』と答えています
四角いナナマルは誰にでもわかりやすいのでしょうね
『夕日の滝はどうやって行くの?』『クルマはUターンできる?』とお聞きなってきた大先輩のグループに、たまたま知っている場所なので、ご案内をして
帰路につきました
行動時間は6時間
正味歩行時間は荒れた登山道で苦戦し、迷った場所もあり、5時間程度かと思います
ランクル走行は119km
お付き合いいただき、ありがとうございました😊
Posted at 2021/08/22 06:10:06 | |
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