
画像はESSENモーターショウのF1ブースでDHLのコンテナから出てきたところのセーフティーカーです。
なぜこの画像かというと、いきさつは ブログ BARIKI を毎日更新でがんばっているお友達のRYUさんより、車の輸送についての記事を、と希望があったので、少しずつ紹介していきたいと思います。
先ず費用をざっくりといいますと、
持ってくるときの輸送費は約15万円でした。
これは仕事でお付き合いのある業者さんにお世話になったので、手数料他を割り引いてもらってますので、ご参考まで。
輸送費の中で多くを占めるのは船の運賃で、私の場合、自動車専用船を手配していただき、これが約800ドルでした。船の運賃は必ずドル建てになりますので、為替に影響されます。今はドル安ですので、有利になってますが、石油価格が高騰していますので、今はもっと高くなっていると思います。帰りの船賃、その他の費用がまだ確定してないですが、行きと同じ位はかかると踏んでます。
正直船賃は時価ですので、その都度見積もりを取る必要があります。
その他にかかる費用として、通関費用が日本出航時、海外での到着時。書類作成費用がかかります。この辺の通関書類は専門業者に任せるのが
良いと思います。
さてこの価格を高いと見るか、安いとみるか、難しいところですが。今ヨーロッパに飛行機で往復するとエコノミークラスでも20万円は最低でもかかると思います。船旅では安いかもしれませんが、片道6週間も生活するには食費もばかにならないと思います。
そこで、人間より大きな車を運ぶのに、往復で30-40万円。
決して安い金額ではないが、かわいい彼女と旅行を一緒にするための旅費を出してあげたと思えば決して高いわけではない。
ムリな言い訳ですが、これが一時輸出を選択した理由です。(これだけではないですが)
ちなみに、飛行機でヨーロッパに車を運ぶと軽く5000ユーロ(80万円)位 片道でかかってしますそうです。
(今回立ち話で聞いてみました)往復で160万円越え、ファーストクラスで2名位往復できる金額です。でもそう考えると、決して高くないかな?機内サービスで食事を出すわけでないが、重さと容積は軽く10人分以上ですから。
車の値段が高くなればなるほど割安になると思います。たとえばGT-RとかレクサスLSとか(感覚が麻痺してくるかも、、、)
しかし、とても中古のロードスターに払える額ではありません。(ゴメンネ相棒)
ところで、輸出には登録を抹消して輸出する方法と、登録を残したまま一時輸出する方法があり、今回は一時輸出の扱いです。
その為、一年間という関税の免税処置を受けることが出来る代わりに、必ず車を日本に戻す必要があります。
これが今回車を戻す一番の理由です。
そのときに、有効な書類にATAカルネという書類があります。
JAFでも特に2輪車で海外を旅行する人の為に取得を代行してくれますが、私は輸送業者さんにすべてお任せしました。
その際、保証金を預ける(帰国後返却される)のですが、私のロードスターは見積り額30万でしたので、保証金の額が10万円かかりました。
この金額も送る車によって変わるそうですので、その都度確認要です。車を日本に戻さないと、関税がかかる為、あらかじめ保証金として預けておきますが、保証金が戻らないのはいやなので、必ず車は日本戻す必要があります。
今回はざっくりと費用の話でしたが、次回は国際ナンバープレートのお話をと思います。
Posted at 2007/12/14 06:21:19 | |
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