
前日AM中にナックル交換、タービン交換を終え、PM6:00出発。
ゆっくり走ってAM1:00にSUGOゲート前に到着。
まだワタシだけでした(笑)
仮眠後、起きると
とうふSF5Bさんのマシンが後ろに止まっています。
朝の挨拶と談話。ご本人と弟さん(元ワークスメカニック!)とで参戦です。
今回ワタシが参戦出来たのもこのお二人のご好意があったからこそです。
本当にありがとうございました。
さて、ゲートもオープンしピットへと入り、ちゃくちゃくと準備を始めます。ゼッケンNoは偶然にも015(笑)
とうふさんと一緒にドラミに参加。
今日は暖かくなりそうです。
圧が上昇することを考え、ちょっと低めの全輪共2.0からスタート。
セットアップの時間です。
255という太いタイヤに体をなじませるべく、ちょっとハイペースな8割くらいで周回します。
タービンも変えたばかりなので、ブーストのピックアップやその他の不具合がないかどうかもチェックします。
さすがにタイヤの恩恵が大きく、コーナースピードよりもブレーキングがかなり効くのが意外でした。
タイヤのグリップはまだまだ上にあることだけを確認して終了した感じ。ただし、重量物を下ろしたのでリヤの車高が案外上がりすぎて、フロントよりリヤの流れ出しが若干早めに出ます。
タイヤはゼンゼン温まらない。多分路面温度がまだ低いんでしょう。F2.3 R2.2
フロントの減衰を最弱→中間くらいまで、リヤは減衰を変えずに車高を1cm落としました。
エアはそのまま。
さあ、予選です!
気合十分!
時間を十分に使いたかったので、ピットロードには早めに並びました。
コースインしてすぐに、かなり路面温度が上がっていてタイヤの食いつきが良くなっているのがわかります。セットアップもいい感じ。
しかし、ちょっと欲を出しすぎて1週目で馬の背のブレーキングを突っ込みすぎてロックさせてしまい、
タイヤにフラットスポットを作ってしまった!!ヤバイ!
2週目に本アタックに入っていきます。
ワタシの前はshorthiaさん。気合が入っているのがオーラで感じます!
最終コーナーを全力で駆け上がっていくとshorthiaさんがアウトへはらみコースアウト!!
大丈夫だろうか・・・と心配していたところ今後はこっち。
ポンッ!!
と軽い振動と共に
いきなりエンジンが吹けない!
瞬時にパイプ抜けと判断。
ピットロード進入口は目の前だったので咄嗟にピットロードへ。黒煙を吹きながらピットへ何とかたどり着きました。
マシンを止めると・・案の定、Y字パイプとエルボパイプ間で抜けていました。
昨日タービンを変えた関係で配管類が若干合わず、無理くりつなげていたんです。抜け止め対策を
していましたがそれでもダメでした。
ワタシの予選はわずか2週で終了。
それでも1週目のタイムは何とか記録されていました。
スターティンググリッドは12台中11番目(笑)こればっかりは仕方ないです。
パイピングを修理しなおして、抜け止めも万全(?)に行い、いざ決勝へ。
フォーメーションラップ中には不安ばかりが出てきています。
パイプはまた抜けないだろうか・・・?
フラットスポットのバイブレーションが結構すごいです(汗)
大きな不安を抱えつつ、いざスターティンググリッドへ。
(以下動画1)
しかしスタートはかなり冷静でした。
心理上、前車はスタートからインに入ってこようとするはず。とすれば自分はそのまま直進が良いかもしれないが、一旦インに入った前車のラインが塞がれた時、咄嗟に戻ろうとすると接触事故に繋がりかねない。
アウトから行くしかない。
最初から決めていました。
スタートはうまくいったもののフラットスポットのバイブレーションがひどく、とてもまともに走れる状態ではありません。。
とりあえずなかじまさんの前を走ってはいるが、いつどうなるかわかりません。
なかじまさんに譲り、付いて行く事に決定。
(以下動画2)
そして何とか完走を果たしました。
途中リタイヤが2台あり、結果的には6位。11位から6位へと上がったのは良しとしましょう。
こうして今回の戦いは終わりました。
表彰台。
みなさん、おめでとうございます!勝手に顔変えちゃってスミマセン・・・。

特に同じフォレスターを駆る、とうふさん・なかじまさんには特別な思いがあります。
シャンパンファイト!
一度味わってみたいですね。
そして戦いを終えた我がマシン。

ありがとうというよりも・・「ゴメン」という感じです。最後までよく戦ってくれました。
帰る道中はいつも走りを振り返ります。
今日は本当に反省ばかり。
全くの準備不足でした。
まずはマシンをぶつけられてレース直前までマシンが入院していたこと。
「ぶつけられる」という表現は一方的で、実はワタシにも少なからず原因があったと見るべきでしょう。
そして直前までマシンの変調に気づいていないこと。
普段乗りでは特に問題視せずに乗っている証拠です。いつもいつもイベント事の直前にあわてて直す・・・。こういうワタシの性格がいけませんよね。
これではレース当日にもトラブルが出て当然です。戦績もこんなもんでしょう。
ドライビングについては、
ブレーキが最後までわからなかった。
タイヤは太くなっているので、当然ブレーキング性能も良くなる。しかしタイヤの性能を信じて突っ込むと今度はロック・・・リリースポイントもわからず長ーく踏み続け・・フラットスポットを作ってしまう。
これまで225までの太さだったのが体に染み付き、なかなか抜けられませんでした。
タイムはベストの3秒落ち。原因は完全にブレーキングでした。
ワタシの未熟な点がたくさん出た結果を、厳粛に受け止めなくてはならないレースでした。
直前までバタバタしていたワタシを心配してくださった皆様方、本当にありがとうございました。
タイヤを譲ってくださったとうふさん、
前日に間に合うようにタービンを送ってくださったmaruさん、
このお二人には本当に感謝してもし切れないくらいです。
そして当日も応援に駆けつけてくださった方々、ありがとう。
みんカラのありがたさを強く強く感じたレースでした。