2025年06月12日
夫婦共働きが定着しつつありますが、「世帯年収1000万円はもう普通?」という人がいるかもしれません。実際に夫婦で1000万円以上稼ぐ家庭がどのくらいあるのか、政府のデータから確認してみましょう。
年収世帯分布
実際に、「世帯年収1000万円」は普通なのでしょうか?
厚生労働省の「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」を見てみると、2022年の1世帯当たりの平均所得金額は、「全世帯」が524万2000円となっています。
そのうち
「高齢者世帯以外の世帯」が
651万1000円、
「児童のいる世帯」が
812万6000円、
「高齢者世帯」が
304万9000円となっています。
中央値(所得を低い順から高い順に並べて丁度中央にあたる金額)は 405 万円、
平均所得金額である524万2000円以下の割合は 62.2%です。
大まかな分布イメージとしては、
400万円未満が48.9%、
400~600万円が19.2%、
600~800万円が12.2%、
800~1000万円が8.3%で、
400万円未満が最も多くてなっています。
一方、1000万円以上の割合を足すと11.6%となり、
世帯年収が1000万円以上は、少数派となっており普通とはいえません^_^
Posted at 2025/06/12 20:49:04 | |
トラックバック(0)
2025年06月11日
1971年から1974年に生まれた人たちを指す団塊ジュニア世代。2025年時点で51~54歳になる人たちです。
内閣府『令和6年版 高齢社会白書』によると、2023年時点で65歳以上の高齢者人口は約3,623万人、総人口に占める割合は29.1%。この高齢化傾向はさらに進み、2040年には34.8%に達する見通しです。そしてこれからの高齢期を迎えるのが「団塊ジュニア世代」。
人口ボリュームが大きいだけに、そのインパクトは大きいといわれています。
この世代は就職氷河期が直撃し、安定した雇用に就けなかった人も多く、年収が伸び悩んだまま中高年に突入。厚生労働省『令和6年 賃金構造基本統計調査』によると、50代前半男性の平均月収は約42.8万円ですが、中央値はそれよりも低い38.6万円。また昨今の賃上げブームのなかでも、恩恵を受けられていない世代といわれています。
長らく「我慢の世代」として働いてきた団塊ジュニア世代は、現在も教育費、住宅ローンに加えて、親の介護といった出費に追われ、老後資金の準備は後回しにしがち。「よし、これから老後の準備を始めよう」という段階になるのは、定年を迎え、収入が大きく減少したあと。そのような状態では、生活するだけで精いっぱいで、いつまで経っても貯蓄は増えず、仕事を辞めることができない……そんな未来が確定といえる状態の団塊ジュニアが多いです。
Posted at 2025/06/11 23:30:42 | |
トラックバック(0)
2025年06月11日
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 役職別」を参考に、中間管理職「部長・課長・係長」の平均年収を紹介。
6月分として支給された現金給与額のうち、超過労働給与額を差し引いた金額で、所得税等を控除する前の額です。
まず、部長、課長、係長の平均賃金は以下のとおりです。
●中間管理職の平均賃金一覧表
・部長:62万7200円
・課長:51万2000円
・係長:38万5900円
ボーナス(年2回かつ賃金2ヶ月分)を考慮して、平均年収を計算すると以下の結果となります。
●中間管理職の平均年収一覧表
・部長:1003万円程度
・課長:819万円程度
・係長:617万円程度
ちなみに非役職者の場合は平均賃金が30万2800円。年収を試算すると484万円程度となります。
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によれば、給与所得者の平均年収は460万円です。
中間管理職の平均年収が高い水準にあることがわかります。
一方で、中間管理職を希望しないという人も少なくありません!
Posted at 2025/06/11 23:00:07 | |
トラックバック(0)
2025年06月10日

住民税決定通知書を受け取りました。
住民税が月々92,500円は、キツイです…
Posted at 2025/06/10 21:17:35 | |
トラックバック(0)
2025年06月09日
・所得税:所得額や扶養の有無などによって税率が異なる
・健康保険料:標準賞与額の約10%を労使で折半する(加入する保険や事業所のある都道府県によって異なる)
・厚生年金保険料:標準賞与額の18.3%を労使で折半する
・雇用保険料:一般事業の従業員負担は0.55%(事業によって異なる)
・介護保険料(40歳以上65歳未満):標準賞与額の1.59%を労使折半
具体的な金額は、所得額や居住する地域、年齢などによって異なりますが、およそ額面の20〜30%が差し引かれると考えるとよいらしい。
つまり、手取り額は額面の70〜80%となります。
Posted at 2025/06/09 13:41:20 | |
トラックバック(0)