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2008年01月28日 イイね!

シビックハイブリッド乗ってきました

シビックハイブリッド乗ってきました シビックハイブリッドに乗ってきました。
 試乗車はMX、ボディカラーはアラバスターシルバー・メタリックです。 
 
 プリウスだけでなくミニバン、SUVやレクサス各車など勢力を拡大させているトヨタハイブリッド(THS)に対し、もう一方の雄、ホンダのハイブリッド車のここ最近の動きはいまひとつ地味な気がします。インサイトは生産中止、出る出ると言われて未だに登場しないハイブリッドスポーツ、日本に導入されず、アメリカでも販売終了してしまったアコードハイブリッド…
 
 現行シビックハイブリッドもプリウスに対する明確なアドバンテージがないまま、なんとなく影が薄い存在となっています。実際に乗ってみると「確かにこれじゃプリウスには勝てないな」と思う反面、一工夫すればTHSにはない独自の個性を生み出すことができるのではないかと思う部分もあります。



○だった点
・ハイブリッドであっても素直な運転感覚を持っている
 旧来の自動車らしい運転感覚を徹底的に排除し、家電を操作しているような気持ちになってくるプリウスに対し、シビックはIMAシステムの性質上あくまでも自動車らしく、それも結構スポーティなフィールが強いです。ハイブリッドであってもホンダの車らしく運転が楽しいです。

・未来的でセンスの良い内装
 特徴的なダッシュボード以外はなんとなくぼんやりしたデザインで、悪く言えばじじむさいプリウスの内装に対して、シビックのダークブルーとライトグレーの色使いはホンダらしく若々しくカジュアルで、ハイブリッド車らしい未来的な印象を受けます。(この色はハイブリッドではないものでも選べ、また他の内装色も選べます)



今一歩だった点
・ハイブリッド車としての圧倒的な部分がない
 燃費を10・15モードで比べるとシビックハイブリッドMXB:31.5㎞/L対プリウスS:35.5㎞/Lと負けている上、実燃費にはさらに差があるようです。
 走行感覚も頻繁にエンジンが停止したり、エネルギーモニターが充電や回生の状況をリアルタイムで表示したり、バイワイヤのシフトノブなど、あらゆる面でハイブリッドカーであることを実感できるプリウスに対し、あくまでも標準シビックの延長線上にあるシビックハイブリッドは、アイドリングストップこそあるものの通常走行時にハイブリッドを実感する機会は少ないです。
 冷静に考えれば、この大柄なボディを1.3Lエンジンが引っ張っているのですからすごいことなのですが、そのすごさを全く実感できず、ありがたみがありません。
 また、ボディサイズ拡大の影響か、本来THSよりもシンプル・軽量な構造のはずなのに、車両重量はシビックMXB、プリウスSとも同じ1,260kgです。
(ついでに言うと、ベースグレードとはいえ装備が充実して不満のないプリウスSに対して、シビックMXBは上級グレードから比べるとかなり装備が落ちます)

・ベース車に魅力がない
 現行シビック登場時、全長4,540㎜、全幅1,750㎜という巨大なボディと4ドアセダンしかラインナップされないことに「これがシビックといえるのか」という批判が集まりました。いくらシビックにとって日本国内市場の重要性が低下しているとはいえ、私もやはり「これはねぇな」と思います。
 その上、こんな大柄なサイズにもかかわらず居住性は旧型までとあまり変わらず、頭上空間はむしろ現行型の方が狭いぐらいで、肥大化したボディに正当性がありません。

・価格
 プリウスも価格は高く、車両価格の高さを燃費性能のよさで回収するというのは基本的に難しいのですが、圧倒的な燃費性能のインパクトによって、「もしかしたら」という期待が持てるのと、ハイブリッドカーに乗っているという特別感で、あまり割高に感じません。
 ところがシビックは標準車との違いが少ないうえ、燃費性能も圧倒的なものでないため、価格が非常に割高に感じます。

・マニュアルミッションが欲しい
 トランスミッション(CVT)がエンジン・モーターを含めた動力機構の一部になっており、絶対にMTが設定できないTHSに対し、IMAはMTの設定は容易なはずです。インサイトにはMTがありましたし、現行シビック標準車(1.8G)には設定されているのですから、そう難しくはないと思うのですが・・・

・見づらいメーター
 ステアリングホイール上部をスピードメーターとタコメーターが上下から挟んでいるようなデザインですが、メーターの機能が分散され、全く見易いと思いません。一体何を意図してこんなデザインにしたのでしょうか?
 ホンダって初代プレリュードなど昔から変なメーターの車を時々出しますが、もうちょっとまじめにデザインして欲しいものです。



総評
 長所、短所のところに詳しく書いたのですが、ホンダ自身この車の売り方に迷っている面があるように思えます。しかし、構造が複雑で重いTHSに対し軽量シンプルでコンパクトなホンダIMAは、たとえ現時点での実用燃費がTHSに劣っているとしても、軽量であることのメリットを活かした展開ができるのではないかと思います。

 シビックを含めた今後のホンダハイブリッドの展開について今後の提案ですが、
①シビックセダンはタイプRを除きガソリン仕様を廃止してハイブリッドのみにする。
②ボディの小型化
③軽量シンプルなIMAの特徴を生かして、車重を軽量化
④ハイブリッドのフィットやミニバンへの展開や、スポーツ車の発売により量産効果で価格を抑える。


 購入前提の印象ではないことを書き連ねてしまいましたが、ここ最近の「ハイブリッドといえばトヨタ」的な空気は、私はどうも気に入らないです。

 また、シビックといえば衝撃的なデザインだったワンダーシビック、NAでリッター100馬力を達成したEFのVTEC、サーキットや峠ではGT-RすらカモることもできたEG&EK…と、いつも驚きを与えてくれたのに、現行シビックは… という思いもあります。シビックはもう一度原点に帰って欲しいなと思います。

 ハイブリッドだけではない低燃費と高性能を両立させる技術を持つホンダにはぜひ頑張っていただきたいと思い、また私はシビックには思い入れがあるため余計なことを書いてしまいました。


欲しい度:☆☆★★★★★★★★
楽しい度:☆☆☆★★★★★★★
買える度:☆☆☆☆☆★★★★★
維持費 :☆☆☆☆☆☆★★★★

Posted at 2008/01/28 11:51:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 新車試乗記 ホンダ編 | 日記
2007年10月30日 イイね!

フィット乗ってきました。

フィット乗ってきました。 次期買い替え候補の一台・新型フィットに乗ってきました。
 
 土曜日に地元の各ホンダディーラーに確認したところ、日曜日までは試乗車がなく、月曜日の朝には展示車にナンバープレートを付けて試乗車にするということだったので、昨日午後に早速行ってきました。

 インプレッションは昨日のインプレッサと同様、某サイトのユーザーレビューにも投稿したもの加筆修正版です。


○だった点
・ますます広くなった室内
 旧型は、コンパクトカーの室内は狭いものという常識を打ち破る、非常に広い室内を持っていましたが、新型もそれに磨きをかけてさらに広く実用的な室内空間を実現しています。

・乗り心地の改善
 旧型はやや乗り心地がちょっと堅い感じでしたが、新型はソツのない乗り心地になっています。
 速度を上げていってもチョロチョロした動きが出ず、旧型よりも長距離を走ったときの疲労は格段に少なそうです。


もう一歩だった点
・低速走行時にギクシャクした感じがある
 ごく低速で走行中、アクセルを踏み込んで加速しようとすると、一瞬「カクン」という段付きを感じます。CVTの制御のせいでしょうが、街中でよく使用する速度域で起こるだけにちょっと気になります。

・重量が増えた
 今年登場したライバルのマツダデミオは徹底的に軽量化にこだわっているのに対し、新型フィットは旧型から引き続いて車重が1トンを越えています。
 旧型とは考え方を変え、スタイル重視でコンパクトになったデミオに対し、旧型のユーティリティをさらに拡大進化させたフィットは考え方が全く違いますが、それでもコンパクトカーなのですから、軽さにはもっとこだわって欲しかった気が…

・カタログ燃費と実燃費の乖離
 現時点でもう一歩と言ってしまうのはやや問題があるのですが、G(FF)の24㎞/Lという燃費は、実際に出せるのでしょうか?
 旧型フィットは友人・知人の話を聞いたり、ネットの掲示板とかを見ると、平均燃費は15~16㎞/L程度のようです。
 もちろんこの数字も立派だとは思うのですが、旧型(1.3A FF)の10・15モードは24㎞/Lだったので、達成率は70%弱程度と言えます。
 フィットに限らずプリウスなど燃費のいい車は、カタログ数値と実際の値が大きくかけ離れることはよくありますが、やっぱり実燃費をできるだけカタログ数値に近づけてほしいです。

・ホンダの車らしい驚きがない
 旧型フィットがデビューした時は、コンパクトカーらしからぬスタイリッシュな内外装、低燃費と走りの両立、センタータンクレイアウトによる広い室内と画期的な使い勝手を見て、「これはコンパクトカーの革命だ。これなら上のクラスの車なんか必要ない。」と大変感心したものです。
 新型は旧型の良い部分を引き継いでいますが、新型なりの革新的な部分というのはちょっと感じにくいかも…。
 室内は確かに広くなっていますが、ボディサイズが拡大しているのですからこんなもんかなというところですし、燃費のカタログ数値も旧型と全く同じです。

 贅沢な要望かもしれませんが、ホンダの車らしい新鮮な驚きがもっとあればよかったのになあと思ってしまいます。

・周囲の人と被る?
 私の友人や会社の同僚に旧型フィットオーナーはいっぱいいます。
 新型オーナーもすぐにいっぱいになる?


総評
 さすがコンパクトカーの王道フィットだけに、チョイ乗りしただけでは不満な点を見つけることはできません。上記の「もう一歩だった点」は粗探しのようなものです。
 安心できる車に乗りたいならこの車かなあ。



欲しい度:☆☆★★★★★★★★
楽しい度:☆☆★★★★★★★★
買える度:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
維持費 :☆☆☆☆☆☆☆☆★★ 

Posted at 2007/10/30 18:53:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車試乗記 ホンダ編 | 日記

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