2020年04月17日
先日、オイル交換してから、実はあまり走りにイケてません。
まぁ、社会情勢的に、新型コロナウィルスが蔓延していて、緊急事態宣言も7都市に出ていたものが、今日になって全国に対して発布されるという状況からすれば、仕方がないかもしれません。
そこで、今日買い物で使った時にも実感した、走行抵抗のお話を少し書きます。
スーパーカブは110CCとなったとはいえ、小排気量、小出力であることは間違いのない事実です。
オイル交換して、10w-40から10w-30へ変更したときに、エンジンの回転の上がり方、伸びの良さに気が付きました。
これはあの小さいエンジンの中で、オイルの抵抗が大きく影響している可能性があると思われます。
自分は自転車(ロードバイク)も少し乗るのですが、自転車のエンジンはご存知の通り乗車している人の力そのもの。
アマチュアのトップレーサーでも、1馬力をたたき出すことは難しいといわれる世界です。よくても0.8馬力とか、その程度。
つまり、この小出力をいかに効率よく伝達して、走行抵抗をできる限り低くして走行することが、高速走行に直結しているといわれています。
そのために、ウェアも空気抵抗を生まないように、装備もできるだけ軽量にして、車両重量も10キロを切るだけでなく、グラム単位で軽量化するわけです。
これはスーパーカブにも言えることで、たかだか8馬力程度で時速70キロを超える速度をたたき出し、維持するためには、空気抵抗と重量の軽減は間違いなく影響すると思われます。
そこで、先のオイルの話に戻りますが、オイルについても、適切な粘度を選択することが、機関だけでなく車両にとっても大切であることがわかります。
ということは、チェーンについても購入時のままではだめで、きちんと清掃して、低抵抗かつ焼き付きのない、極性の高い(低い?)チェーンオイルを使うことで、低抵抗を実現できる可能性が非常に高いと思われます。
これはロードバイクでも同じで、低抵抗のチェーンオイルを使ってみると、明確にわかるくらい、ペダルが軽くなります。
ということで、新しいチェーンオイルを導入します。
今回はエンジンオイルでも有名なAZ(エーゼット)のCKM-001という水置換で超極圧のオイルを購入してみました。
詳しい説明はAZさんのウェブサイトに任せますが、チェーンはどうしても汚れがちです。ただし、カブの場合にはチェーンカバーが全体についていますので、わりと汚れずらいとおもいます(露出していないという意味です)。
このオイルは水置換性能がありますので、まずは今ついているチェーンオイルをふき取って、そのあとで洗剤でガシガシ洗ってふき取りを行って、すぐにこのオイルをたっぷり吹いてあげれば、効果もわかりやすいと思います。
水置換性能はもうお分かりですよね。
濡れても水をおしのけて、オイルが浸透するようにできてる油です。
これで水分を除去しながら、オイルを浸透させ、さらにいままでの古いオイルよりも低抵抗を実現して、結果を見てみたいと思います。
ただでさえライダーが一般より重いので(笑)、なんとかカブの抵抗を減らしてあげたいと思います。
次回はこの結果をアップ!。。。できるかなぁ(汗)
Posted at 2020/04/17 14:08:08 | |
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走行抵抗 | 日記
2020年04月01日
先日、オイル交換したっていう記録をしたと思うのですが、この効果がよくわかる事象があったので、書いておきます。
●何をしたの?
先日、ほんとに早いんですけど、オイル交換をしました。
前回の交換から1000キロくらいしか走っていなかったんですが、もろもろの状況を考えて交換しました。
今回交換したのはホンダ純正オイルG2です。
本来の純正指定はG1オイルですが、ご存知の通りG1は鉱物オイル。
G2は鉱物と化学合成のミックスオイル。
で、それまでのオイルは何だったかというと、ワコーズの10w-40の粘度のオイル。
純正指定粘度は10w-30。
まぁ、さほど違うわけじゃないので、効果も違わないと思っていたんですけど、これがどうして、全く違って驚きました。
●違いってなに?!
今までの10w-40の粘度は上限温度が高いタイプ。
簡単に言うとねっとりしてるやつね。
これが10w-30になると、上のオイルよりもサラッとしている(はず?)タイプ。程度はわかりませんけど、回転抵抗も少ないんでしょう(想像ね)。
●何が違ったか
あのね、高速の伸びがまるで違いました。
これが年度によるものなのか、メーカーによるものなのか、それはわかりません。
ただ、明確に異なる部分は上記のメーカーと粘度。
そしてその違いは、高速の伸び。
実際、交換してからはエンジンの音は少し大きくなったかな?ってくらいしか思わなかったし、実際にそんなにペースを上げて走ることなんて、多くないわけです。
カブといえど、110CCあると、70キロくらいは出ちゃうんです。
なので、最高速チャレンジとかもやるつもりはなかったんですけど、今回、どうにもその状況になって、しっかりとアクセルを開けてみたら、全然違うことに驚きました。
今までの10w-40ではアクセル全開でメーター読み75程度だったんです。
まぁ、もちろんカブのメーターだし、超小排気量だから、風の影響も大きく受けると思います。
でも、今回はほぼ無風で、全開にしない、加速状況で70を超えていくんです。
これは驚きました。
加速しながらですからね。それまでは全開でも75でいっぱいだから、じりじりとメーターが上がる状況なのに、今回はメーターの針が上がり続けながらの70で、さらに余力がありました。
こうなると心配なのはオイル切れ。
粘度を落としたことで、エンジン内部でオイル切れしないかどうか。
でも、これ、純正指定の粘度だし、オイルグレードもG1からG2へ上げているので、簡単にオイル切れは起こさないと思ってます。
さらに、これだけギアオイル&クラッチオイルとして使っているフリクションが減っていれば、燃費への影響も大きいのでは?と思っています。
まだこのオイルにして長距離を走ったわけじゃないので定かではありませんけど、燃費も伸びる可能性が高いし、峠の登りも期待しちゃいますね。
小さいエンジン、少ないオイル量だからこそ、オイル選びは重要なのかもしれません。
もう少し様子を見ながら、テストしてみます。
ってことで、今日はここまで。
ありがとうございました!!(^^)v
Posted at 2020/04/01 08:04:38 | |
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