
碓氷峠を下り出すとすぐにワインディングが始まる。軽井沢側とは大違い。いきなり山の中❗️という雰囲気だ。
私としては珍しいくらいゆっくりと下る。なぜなら、眺望ポイントを探しながら下っているから。後から追い付く車には気持ちよく道を譲りつつ下っていく。
30〜40ほどカーブをクリアしているうちに残念なことに気付いてしまった😅
「この道、展望の利く所ないじゃん‼️」
道の右側が谷で、展望が利くとすればそちら側しかないのだが、木々が鬱蒼と茂っており、全くと言っていいほど何も見えないのである。
雄大な山々の画像を期待してくださった方には申し訳ない🙇🏻♂️
↓ とりあえず駐車帯に止めてみた。カーブ131の辺りである。

↓ 辛うじて見えるのはこれくらい。
ウ〜ン。唸りながら下っていく。すると、128で…

↓ 旧信越本線(明治期)の橋梁がある‼️のを発見した。

↓ 左手をよく見るとトンネル口がある❗️

↓ 右手にも❗️

↓ 右手のトンネル口が正面に見える所に移動❗️
ここで目標を変更。眺望は諦めて、鉄道遺産風景を余さず撮るぞ‼️と。
同時に、信州人である私の脳裏にはあの歌が流れたのであった❗️
♪ 吾妻はやとし 大和武 嘆き給いし 碓氷山
穿つトンネル26 夢にも越ゆる 汽車の道
(長野県歌「信濃の国」6番の歌詞より)
《現代語訳》
「嗚呼、我が妻よ」とヤマトタケルが海に身を投げた妻を思ってお嘆きになった碓氷山も26のトンネルが穿たれ、夢かと思うほどに汽車は楽々と越えていく
(確かに明治期の旧線は26のトンネルがあった。その後の新線では11。今や北陸新幹線では1)
ちなみに「信濃の国」は全県民が歌えるし、何か式典があれば皆で歌う…という伝説をご存知の方もいらっしゃるだろう。確かに20 年ほど前までは皆歌えたけど、今の子供たちはどうかなぁ?小学校で習わなくなったって聞いてるけど……。
私は全6番、歌える‼️←当然❗️
閑話休題。それはともかく、
目標変更により運転はさらに慎重になる。道路左手に注意してゆっくりゆっくり下っていく。そうしないと見つけ損なうかもしれないのだ。
↓ 僅か2つ先のカーブでまた発見❗️

↓ トンネル口が近距離で向かい合っている。

↓ 左手拡大
↓ 119で築堤発見❗️
↓ 105では新線(とはいえ、既に廃線だが)の橋梁を発見❗️
↓ 95も新線橋梁。
↓ 93では道路のカーブ正面に旧線のトンネルが口を開けている‼️
さらに慎重に走っていけば、樹間から新線の構造物が窺える場所もある。
↓ これがそう❗️
いやあ、結構面白いぞ、これ😄
展望が利かないからとやむなく鉄道に目を向けたが、次から次へと遺構が現れるので楽しい‼️
ノッテキタ私であった。
次回予告。

「熊の平駅」の遺構に足を踏み込む🦶見上げるだけじゃないぞ❗️
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2020/06/29 18:51:34