
修那羅峠を下り、筑北村、麻績(おみ)村へ。小さな盆地の底に来ると、既に北アルプスが遠望できます。麻績村の中心部はかつて栄えた善光寺西街道の宿場でしたので、その雰囲気を味わいながら通過しましょう。
中心部を過ぎると、県道12号線は再び登り始めます。そして少し走ると、左手に北アルプス南部の稜線が絶え間なく見えるようになります。助手席に乗っている人がいれば眺め放題で、とっても羨ましい。ドライバーは脇見しないようにしてください(でも、思わず見ちゃいますが)。
ちょっと道を外れて、右側の高台へ登る農道や生活道路に入ってみましょう。目的は、よりはっきりと北アルプスを眺めるため。細い道ばかりなので脱輪しないように気をつけて。どの道に限らず、適当に進行しても、きっと良い場所が見つかるはずです。
では、画像をご覧ください。

まず全景。
そして、ズーム。まず南側から。

右側の一際高い峰が常念岳。松本から眺めると三角形に見える山。北アルプスのシンボルの一つです。この稜線の向こうが上高地です。

これは常念岳の右側を見た画像。左が常念岳、中央の高みが大天井岳、右端近くに燕(つばくろ)岳。大天井岳の向こうに槍ヶ岳がありますが、ここからは見えません。常念岳の奥の穂高連峰も見えません。簡単には見えないから、価値がある❗️
でも、手前の北アルプス表銀座(常念山脈とも言う)だけでも、十分美しいですがね。

さらに右側にレンズを向けます。画像右側のこんもりした峰が蓮華岳。大町市から間近に見える山です。

↑蓮華岳にズーム。
麻績村のこのあたりからは、これ以上北の峰々が見えません。車は、さらに県道12号線を北上する必要があります。
では、12号線に戻りましょう。そしてこの後、今日のドライブの主たる目的地へと向かいます。
【3】へつづく
Posted at 2020/02/25 17:05:33 | |
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