
上田市の東方に聳える烏帽子岳(2066m)。
今日は一日中上天気でしたので、穏やかな姿を見せてくれました。例年より山頂付近の白い範囲が狭く、まだらになっているのは、やや残念です。

この山には小学校5年で集団登山をしました。山頂から上田盆地がよく見え、万歳三唱とともに先生たちが鳩を放ったのを覚えています。東御市から嬬恋村に抜ける湯の丸峠からだとすぐに登れます。高原散策の行程に加えてみるのはいかがでしょう。
この山についてはもう一つ思い出があります。大学生のころ信越本線を通学手段としていました。長野駅から電車に乗ると県外からの観光客と思われる年配の女性たちが座っていました。べちゃくちゃ喧しかった彼女たち。上田駅を過ぎた辺りで烏帽子岳に気づきました。春うららかな時節。青空に残雪を戴いた烏帽子岳が堂々と立っています。
「ねえ、見て!あの山。高いわねー。」
「ほんと、綺麗ねえ。」
「何て山かしら?」
「あんなに高くて、まだ雪があるんだから、アルプスじゃない?」
聞き耳を立てていたわけじゃありませんが、大声だから聴こえちゃう。それにしても、アルプスには驚きました。というか、思わず噴き出しそうになりました。
今でも烏帽子岳を仰ぎ見ると、時々あの車内の様子が脳裏に浮かび、ニヤニヤしてしまいます。
【昨日のブログ「ラウンドアバウト」への追記】
本日の夕刻、片側2車線のバイパスを走りました。目的は、布団カバーを買いに「しまむら」へ行くこと。生憎、目当ての店舗は道路の反対側。中央分離帯があるため、右折進入はできません。仕方なく次の交差点まで行き過ぎてUターン。
片側2車線の広い道路ですが、右折レーンからのUターンはやはり対向2車線をいっぱいに使ってもギリギリ。田舎だから転回できましたが、都会ならば対向車が立て続けに飛ばしてきますから無理でしょう。
そんなとき、ふと昨日したためたブログを思い出しました。ラウンドアバウトの利点として大事なことを挙げ忘れていました。それは、「グルンと回れば逆戻りが出来ること‼️」今日の私のシチュエーションには最適の交差点システムです。
東京の環七、環八にあったらさぞかし便利でしょうねえ。環七、環八本線は交差点を高架やアンダーパスで通過しますが、左右方向の道に向かうためには一旦側道へ向かい、その先の平面交差の交差点で信号待ちするパターンが多いですよね。その平面交差がラウンドアバウトだったら……。きっと便利でしょうし、車の流れもスムーズになるんじゃないかな。
そんなことを考えました。
Posted at 2020/03/03 19:49:50 | |
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