
今日も長文。調子がいいぞ‼️

アクリルバイザー、つけませんでした。これまでの車歴でバイザーをつけなかったのはCX-30が初めて。特に理由があってというわけではなく、契約時の交渉の駆け引きの中でつけないことになりました。「バイザーは要らない!」と言ったとき「サービスしますよ。」という言葉をちょっとだけ期待したのですが、返答は「そうですか。つけない方がかっこいいですからね。」その後、様々なアクセサリーを巡り、激しくも愉快な応酬が繰り広げられましたが、とうとうバイザーの復活はなかったのです。
信州のコンビニ駐車場で場内の車や目前の道路を走る車を50台ほど観察してみると、9割以上がバイザーを装着しています。職場の駐車場でも40台中35台が装着。運転中、対向車をチラ見すると、やはり8〜9割がつけてます。車種にはあまり関係ないみたい。でも、輸入車はつけない割合が高いかな?
なぜ、つけるのか?いや、今までなぜ、自分はつけていたのか?
若い頃、車内喫煙が当たり前だったときは、喫煙中の換気に役立ちました。風の巻き込みを防ぎますから。でも、このところ車内喫煙などまったくしません。
雨のときの換気?いや、エアコンで曇りは取れるし、そもそもそんなに換気しないし。
涼しい風を入れるため?いや、だったらバイザーなしでも、少し窓を開ければ済むし。常時エアコン使用してるから、窓を開けることもないし。
う〜ん、特に理由があってつけていたわけじゃない。なんとなく普通つけるよねと思っていただけかも。サービスで無料装着が当たり前だったから「ただならつけとくか!」程度の理由だったかも。昔と異なり、今日のバイザーは車のシルエットにフィットするから、つけることに抵抗がなかったのも一因?
ただ、改めてつけていない車を眺めると確かにスッキリ感がある気がしますね。

とはいえ、私程度の美的感覚ではあってもなくてもいいね、くらいにしか感じません。バイザーの有無にこだわりをもっている皆さん、すみませんねえ。まあ、一般人とはそんなもんです。
と、ここでバイザーがとても役立った状況を思い出しました❗️南岸低気圧の接近に伴って水分をたっぷり含む「ぼた雪」が降る中、運転している場面では確かにバイザーがないといけません。
ウィンドシールドにどんどん付着する綿のような大粒の雪。ワイパーで取り除くのですが溶けません。ワイパーに拭き寄せられてAピラーの際にどんどん溜まっていきます。5cm、10cmと溜まればワイパーの拭き取り範囲がぐんぐん狭まっていきます。さらに雪の溜まった部分は冷やされ、ガラスの内側が曇り、その範囲がぐぐんと広がります。溜まる雪と広がる曇りのせいで視界は悪くなる一方。溜まった雪に邪魔されてワイパーの動けない範囲が大きくなると、それでも動かそうとするモーターに大きな負荷がかかるようで気になります。
ではどうする?
腕が車外に出せるくらいに窓を開け、溜まった雪を掻き落とすしかありません。危ないから車を止めて雪を払えば?と言う方は、こういったときの降雪の物凄さを知らないと言わざるを得ない。運転しながら掻き落とすしかないほどの降り方なのですよ。スキー場によく行かれる方や雪国の方ならご理解いただけるかな?
このときバイザーがあると、車内に雪が入り込むのを防いでくれます。腕が出るくらい窓を開けますから、そりゃ多少は吹き込みますがバイザーがなかったら車内はひどい状況になるでしょう。
この作業を数分おきに行わなければならないこともあるので、バイザーはホントにありがたい存在です。
今回私はつけなかったので、年に一度あるかどうかという、このような事態が起こらないよう願うしかありません。今年くらいの際立つ暖冬だと南岸低気圧が通過しても雨なので助かりますが、中途半端な暖冬だと大雪になるので困ります。カミサマ、私をお救いください。
なお、私の在所ではこのような雪を「カミ雪」と呼びます。
Posted at 2020/03/04 19:37:57 | |
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