
前回は年齢も顧みず、やや熱く語ってしまいました。今日は落ち着いていきます。

トンネルを抜けますと、松本市。旧四賀村に入ります。昨年春この辺りを走行中、真っ昼間にもかかわらず、道路を横切る鹿の群れに遭遇しました。皆さんもお気をつけください。
さて、いくつかカーブを過ぎますとすぐに最初の集落「会吉」に到達します。

峠越えをしてきて人家に出会うとホッとするものです。特に夜中などは。会吉集落は、南向きの斜面に家々が並び下る感じで、誠に長閑な空気を醸しております。
集落の下方ではR143 を2車線とする工事が行われています。

↑ 谷を跨ぐためのコンクリート橋脚ができています。この改良工事、もう何十年も続いています。遅々として進みません。私がよく利用していた頃から既に30年。青木村側で数百m、旧四賀村側で2〜3kmくらいは進んだかな?そんな感じです。
お陰で、いつまでも青木峠のワインディングが楽しめるのですw(地元の人々にとっては、なんとも歯痒いでしょうね。)

↑ 奥に見える集落をズーム。この工事現場から下のR143 は2車線の立派な道路となり、安曇野・松本方面へと下っていきます。
会吉を通過してしばらくすると、またもやアルプス表銀座の凛々しい山容がウィンドシールドに現れます。道脇に広いスペースがあったので駐車。

↑ デミオさんも止まってます。

↑ 蝶ヶ岳から常念岳を経て大天井岳まで。以前紹介した県道12号線のビューポイントよりも南から望んでいますので、常念岳がずいぶん三角形に近い形で見えるようになっています。

↑ 私のフォトでは定番になりつつある、CX-30のお屋根とアルプスの画像。
ところで、この日の私のテーマは「山道ドライブ」です。このまま直進すると平地に出てしまいます。そこで、ここからやや下ったところでR143 に別れを告げ、県道303号線に乗り入れます。
303号線は風越峠を越えて、再び筑北村に向かうルート。西条という大きな集落の手前で安曇野市から北上してくるR403に接続します。そのR403で聖高原を目指そうというプラン。
県道303号線は全線2車線の、とても走りやすい道路です。風越峠に向かって上る途中にはスノーシェードが2箇所設置されており、緑色の空気の中を気持ちよく駆け上れます。

そんなこんなするうちに、もう風越峠のトップに到着。ここにもアルプス展望駐車スペースが用意されていますので、当然停車❗️

↑ 全景。

↑ ここにもありがたい案内板。

↑ 爺ヶ岳から小蓮華岳までの後ろ立山連峰。案内板の画像に合わせて撮ってみました。

↑ 後ろ立山連峰の南側。蓮華岳を中央に餓鬼岳まで見えます。
では、南側から北まで順になめてみましょう。

↑ 餓鬼岳

↑ 毎度お馴染み、蓮華岳

↑ やはりいつもの鹿島槍ヶ岳

↑ 白馬岳
下ってR 403に合流。西条まで来ると右に篠ノ井線(ちょうどこのとき、特急しなのが走っていました)が、左に長野道が並行するようになります。そして、筑北村中心部を成す盆地の向こうには聖山(1447.2m)が屏風みたいにそそり立って見えるのです。

聖山の右側の高台が目指す聖高原です。ちなみに、以前紹介した県道12号線は聖山の左側山腹を回り込むように走ります。
…次回、猿ヶ馬場(さるがばんば)峠越えにつづく
Posted at 2020/03/10 19:14:10 | |
トラックバック(0)