
車好きにも様々な領域があります。好みのタイプの車をコレクションする人。車種限定で入れ込む人。とにかく弄ることに情熱を傾ける人。スペック第一主義の知識派。デザイン重視の感覚派。
まあ、車好きの数だけ、それぞれののめり込み方の数があるのでしょう。
では、私は?
そのとき気に入った車を持つことに喜びを感じつつ、ただ車庫に展示していても面白くなく、やはり走らせて、あちゃこちゃ出掛けて……。そんな楽しみ方ですかね。
ところで、私がドライブするときは最低限3つの楽しみを目的に出掛けます。
1.愛車(今ならCX-30)の走りや走らせ方を楽しむ。
2.道そのもの(道そのものの屈曲や勾配、道沿いの風景の中の地形、地質的興味、道や集落の成立の過程の予測など)を楽しむ。
3.目的地で目的のもの(地形、地質、地理的関心事、歴史上の事物など)を見たり、感じたりして楽しむ。
最初の趣味は、地図でした。小学校1年生の頃。地図好きから自然に地形好きへ。地形に関心があると道や鉄道と地形との関係性や地質、地形変動、火山へと関心が広がります。
また、歴史好きでもあったので、戦国・幕末といった定番から入り、古代・近代・太平洋戦史などを放浪した結果、行き着いたのが近世=江戸時代の面白さ。
そして、地形と歴史が結びつき、今では東京で江戸を偲びつつ、地形を堪能することが最大の趣味となりました。
そうなると、必然的に、例えばこんな道の本を読むことになります。

↑ 東京までのドライブを楽しんだら、東京の道を歩いたり、車を走らせたりして楽しむ。歴史と地形を堪能する。
また、こんな本も読みます。

↑ 道そのものが目的地になる。初台の交差点で「ほんまや❗️」と叫べる。
でも、たまには東京だけでなく、全国各地を楽しみたくなり、長い休みが取れるとフラッと出掛けます。そんなときに役立つのがコレ。

その中はこんな感じ。

↑ 関東周辺

↑ 関西

↑ 西日本
さて、明日からの3連休、どこへ行こうか?
フォッサマグナ埋没の形跡を楽しむ?
糸魚川静岡構造線に沿ったドライブ?
中央構造線が形成した地形を味わう?
フィリピン海プレートの付加体を探る?
火山列の風景を眺める?
信州にいるとどれでもできちゃう。
それとも、笄(こうがい)川(渋谷川の支流。神宮前から広尾・天現寺橋)の旧水路を尋ねてみるか?これも日帰りで可能だし。
迷うなぁ。足の向くまま、気の向くままに任せましょう。
Posted at 2020/03/19 22:57:50 | |
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