
先週水曜日、教育委員会から来週(つまり今週)1日ないし2日登校日を設定してよいとのお達し。「よし❗️」ということで27日(つまり今日)を登校日とし、これまでの家庭学習課題や年度当初の提出必須書類を提出させ、代わりに5月6日までの家庭学習課題を渡す段取りを行った。
どうしたら、三密を避けられるか?何を新たな課題とするか?登校日の日課をどうするか?などなど様々な問題点をクリアし、全科目、全学年分の課題や学校・学年・学級通信などを準備。
1つの学年を1クラスずつ時間差で登校させ、渡すプリントは封筒に詰めて各自の机の上に置いておき、学級指導や課題のやり方は多目的ホールで一人ずつ1m以上の間隔を開けて座らせて行うと決めた。各家庭にメール配信して周知。
翌木曜日午前中、渡す課題や学級通信など、一人ひとりのプリントを封筒に詰め、教室の机の間を開けられるだけ開け、多目的ホールに生徒が座る場所を示す目印テープを貼り……。何とか準備を調えた。
午後、市内巡視を終えて帰校すると職員室が騒然としている。前日長野市の整骨院でクラスター発生の可能性が生じ、富山で学級内感染が起きたらしいとの報道を受け、教育委員会は急遽生徒たちの登校を禁止を通達。
「さあ、どうする?」
旧課題や提出書類の収集と新課題の配付はしなければいけない。でも、登校はダメ。じゃあ、家庭訪問しかない。ところが、生徒や家族に会ってはいけないとの通達。
仕方ないので、各家庭の玄関前に箱や袋を用意してもらい、以前プリントを配付したときに使った封筒に課題と書類を入れて、箱や袋の中においてもらうこととした。引き換えに新課題の入った封筒を入れておく。
これをメール配信。
「まさに朝令暮改だねー。」
状況が変われば、対応も変えるのは当然とはいえ、目の回るような忙しさ。ここのところ、こんなことがしょっちゅうある。計画しても、次の日や次の週には全てが変わってしまう。話し合いや予定作りがむなしいったらありゃしない。「これ決めても、どうせ反故になるんだよなあ。」皆、そんな気分。言葉にするとモチベーションが下がるから言わないけどね。
明けて今日。担任と副担任が1組みになって全家庭を訪れ、旧封筒を回収、新封筒を配付して回った。広い学区を隅から隅まで、狭い道を車で通り(私の相方の車はCX-5。車幅ギリギリの道が多くて、ホントヒヤヒヤした。)、数時間かけて回り切った。
帰校後は回収した課題や書類を仕分け。提出されていないものも多く、これらをどう回収するかがまた新たな問題となる。ある学級では、全ての課題と書類が提出されていたのが34人中3人。
数日前から何度かメール配信して回収するものを伝えていたのだが、学校で面と向かって指示、指導する場合と比べるべくもない有様。
明日は1日、今日集まった課題の点検をやらなきゃ。市内巡視もあるし、それ以外の事務仕事もあるし、また忙しくなりそう。
それにしても、連休明け、学校は再開されるのだろうか❓
連休明け再開できたとしても、もう既に各種行事は片端から中止が決まり、1日中授業を行うこと、夏休みを短縮することも決まっている。
これ以上休みが続けば、例え再開できたとしても、その後の学校生活はどうにも回らなくなりそうだ。嗚呼‼️ピンチ❗️
Posted at 2020/04/27 23:18:02 | |
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