
別所神社⛩から元の場所に戻り、常楽寺へ向かう。別格本山ですよ‼️

↓ また現れた石段を登る。

常楽寺の境内に出る。本堂の屋根に注目。立派な茅葺き屋根だ‼️この屋根を見るだけでも価値あり❗️

なお、入山料は100円。箱に入れて、置かれているパンフレットを頂く。監視はない。あなたの良心次第。

↓ さらに境内には、これまた立派な松がある。「御舟の松」だと。確かに船のような形だ。
↓ 境内を左手へと進む。

「多宝塔参道」の案内に導かれて本堂の裏手に向かうと、なんと❗️階段が通行止め‼️
何とか手はないかと見回したら、右手に道が付いている。そこを辿っていくと多宝塔の手前に出られた。やれやれ……。
杉の大木が日差しを遮る、深淵とした空間の奥に多宝塔はあった。

↓ 近づく。

さらに近づいて眺める。苔むした、古びた石塔である。谷間に佇む石塔。華やかさとは対極にある、その姿に引き込まれる。
「いいなぁ。」とため息混じりに感じるのは、そういったものの良さが分かる年齢になったということだろうか。だとしたら、歳を取るのもいいもんだ。

↓ 解説を読み、

↓ 図説を見て、また多宝塔を眺める。

そんなことを何度も繰り返し、十分に眺め終えて道を引き返す。
↓ 樹間に本堂と庫裏の茅葺き屋根が見える。

これもまた、いい‼️
若い頃は、前山寺、大法寺、安楽寺の三重塔にばかり目が行き、常楽寺は地味に感じた。多宝塔だって「ふーん。」てなもんで、じっくり見ようともしなかった。
皆さんにも、この良さが伝わるといいなぁ。ご自分をジジイと思われる方は、ぜひ足を運んでみてください。
次回は、別所温泉の名所案内。「コロナ騒ぎが落ち着いたら、温泉♨️に浸かりに来てね。」というお話。
Posted at 2020/05/25 19:41:18 | |
トラックバック(0)