
横川には旧中山道の碓氷関所がある。碓氷峠越えでは旧中山道の史跡もチラホラ見てきたので、そのまとめとして寄ってみることにした。
鉄道文化むらの裏手に「碓氷関所」を案内する表示があったので、それに従って歩いていく。
↓ 途中、紫陽花が綺麗に咲いていた。
所々見かける案内表示を辿りながら家々の間を抜けていくと旧中山道に出た。
↓ 抜け出た箇所の正面にあった標柱

↓ そこから左手に目を移すと石段があり、上方に門が見える。
↓ 石段を登るとお目当ての「碓氷関所跡」だ。

↓ 門をくぐって反対側から撮影。
敷地内の小さな資料館から出てきた年配の男性が語りかけてきた。ボランティアガイドさんだろうか。
石段下の道が旧中山道で、この門は東門だったこと。
明治になって取り壊しの命令があったが、心ある方が分解して隠したために焼却処分を免れたこと。
太平洋戦争後、もう罰せられることはなかろうと地域の人々がこの場所に復元したこと。(既に旧中山道は車輌の通行などで使用していたから、元の位置に建てることができず、一段上のこの場に復元したそうだ。)
などなど、興味深い話を聞くことができた。
さすがに門柱の両脇の柵までは取り置くことができなかったようで、そこだけは復元するときに新しい木材で作り直したそうである。
↓ 門の脇の解説板

↓ 往時の様子がよく分かる。
↓ 資料館の前にはこんな遺物もある。
↓ 古い石碑
↓ 登ってきたのとは反対側の石段を下ってパシャ❗️
史跡下の旧中山道で現在の風景を撮ってみた。
↓ 碓氷峠・坂本宿方向。すぐ先がR18旧道とバイパスの合流点

↓ 松井田・高崎方向
↓ 松井田方向へと歩く。すると、道脇に何箇所か駐車場があった。車で進入してきても大丈夫👌
以上で、2日間に及んだ碓氷峠越えの記録は完了である。毎日読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました😊
2車線が整備されているワインディングは、鉄道遺構や旧中山道史跡を巡らず、走るだけでも十分楽しいので、どうぞお越しください。
次回予告。
次回は画像がありません。碓氷峠越えの中で気になったことがございますので、ちょっと私の感じたことを記したいと思います。題して、
「峠道の楽しい走り方」
Posted at 2020/07/07 20:39:44 | |
トラックバック(0)