
別所の街並みを下り、そろそろ集落も途切れるんじゃないかと思うほど歩くと、そこに上田電鉄別所温泉駅がある。
↓ 道路から階段を下った所にある。

↓ 駅舎は洒落た造りだ。

現在の駅舎は1950年に改築されたもの。それにしても、築70年。いかにも懐かしく、ローカルな雰囲気を漂わせる☺️
↓ 駅舎入り口の看板もレトロそのもの。

↓ 内部。明るい緑青色の彩色が施され、爽やか😊

壁には折り紙で作られた「ガンバロウ!別所線」。昨年の台風でシンボルの赤い千曲川橋梁が堤防の崩落とともに落ちてしまったことは、ニュース映像でご存知の方も多いと思う😭

現在やっと復旧の目処が立ち、工事が進められているところ。まずは堤防の再構築が行われ、その後鉄橋を架け直すようだ。早く上田駅から別所温泉駅までの全線が復旧することを願う。ユーミンも応援してくれているらしいし。
↓ ホームはこんな感じ。
再び道路へと上がり、駅舎に沿って上田方向に下る。その先の駐車場の奥に「丸窓電車」が保存されている。「モハ5252」。
3両製造されたうちの2番手である。「モハ5253」は、千曲ビューラインの回で既に紹介済み。

モハの左の線路は現在使われているもの。電車に乗ると、別所温泉駅に滑り込む直前でモハを真横から見つつ、入構できる👍

↓ 車両の近くには説明板も完備😃
ドアは施錠されていたが、開いている窓から内部が望めたので、撮影した。

床も壁も木造。いい感じ❗️とにかく懐かしさ全開‼️
↓ 最後に「丸窓」を劇撮❗️

丸窓の彼方に丸窓が入るように撮ってみた。自分が映り込んでしまうけど、仕方ない、
モハを眺め、撮影していたら、ちょうど現役車両が入構してきたので、併せて撮影した。

「さなだドリーム号」❗️いかにも、といった感じのネーミング。車体も真田幸村をイメージした赤備え。しなの鉄道の車両「ろくもん」と同一のイメージ。上田周辺には、この色と真田氏の家紋「六文銭」のデザインで溢れている。まあ仕方ないね😉
この車両からは車椅子のおばあさんが降りてきた。袴姿の女性駅長さんがお世話していた😃
さて、温泉街に戻って安楽寺へ向かおう。
↓ 駅を出て、階段を上るとこの看板が出迎える。
↓ 先程下ってきた道を、逆に温泉街へと上っていくと街並みの奥に夫神岳がどんと構えているさまが見て取れる。

電車で訪れても、上田方面から真っ直ぐ車で訪れても目に入る風景である。
さて、次回は「北向観音」のご紹介。ご利益を求めて、お読みいただきたい。
Posted at 2020/05/27 21:55:01 | |
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