
カレンダーの5月は、MAZDA3セダン。それはともかく……。
私が勤める中学校では、今日久しぶりに1、2年生のほとんどが登校した。本格的な学校の再開は、6月1日からだが、何故今日の登校になったかというと……。集金のためである。
本校は、「学年費」と呼ばれる「学校生活や学習に係る費用」を手集金で集めている。銀行振込でないのは、この辺りでも大変珍しい。なお、給食費は各地区で役員の保護者が1軒ずつ回って集める。お陰で未納がとても少ない。
さて、では何故今日集金が行われたかというと、業者の皆さんを少しでもお助けするため。
新年度が始まるにあたり、1・2学年では各教科の副教材やノート、ファイル類、クラスで使う学用品などを大量に購入した。当然ツケである。
通常ならば、4月・5月の集金で集めた金から徐々に支払っていくのだが、今年は生徒の登校が度々延期されたので、ここまで集金の機会が作れなかった。
納入業者に依頼して待ってもらっていたが、さすがにもう苦しいということになって、明日から支払いができるように今日集金となったのだ。
今日は、登校したとはいうものの、1クラス30分の制限を設け、クラスごとに時間差をつけての登校であった。また、生徒昇降口に事務机を置き、そこで集めたため、生徒は全く校舎内には入っていない。
昇降口に1人ずつ入れ、三和土で集金し、その場で先日家庭訪問して集めた課題のうち点検済みのものを返したり、新たな課題を渡したり、担任とほんの一言ずつ言葉を交わしたり。1人1分程度で帰宅していった。
それでも、学校に生徒がやってくるという情景は嬉しいもので、この間わずかながらも学校が学校らしさを取り戻したような気がした。
来週から厳しい条件の下で分散登校が始まる。
1.生徒の登校は、1週間に3回まで。
2.1回の登校は、半日以内。
3.密にならないよう、クラスを半数ずつ登校させる。
この条件を満たすため、本校では1日2学年ずつ登校させることにした。生徒は午前中3時間、または午後3時間授業を受ける。生徒1人が受けられる授業は週に9時間。つまり、1教科あたり週に1時間だ。
来週は今年度初めての授業となるので、まずは各教科のガイダンスとなる。実際に学習が始まるのは再来週からだが、それも来週と同じ態勢。
また、この2週間は登校日数にはカウントされない。あくまでも休校中の救済措置。やはり6月にならなければ、本格的な学習はできない。
ところで、今年の夏休みだが、8月8日〜8月16日までの9日間となった。生徒と職員の熱中症🥵が心配だ。
体育はできるのだろうか?音楽はどうする?技術・家庭科は?理科も含めて、これらの特別教室や体育館には冷房はない❗️
教員が通常業務を行う「研究室」にもクーラーなど一切ない。窓を開け放っても40℃近い部屋の中で果たして生き延びられるのか?
いや、生徒じゃなくて、我々高齢の教員の話である😰
Posted at 2020/05/14 22:01:05 | |
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