メーカー/モデル名 | メルセデス・ベンツ / Sクラス S600L (1991年) |
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乗車人数 | 1人 |
使用目的 | その他 |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
|
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満足している点 | 全てにおいて満足ゆくものでございますw |
不満な点 |
別に所有する350TDとは対極に位置し、動力性能は今時の車にも劣りません。 …が、350TDと比較し、完璧すぎる動力性能が面白くないと感じてしまうのも事実でございます😅 プラ、ゴム、樹脂、コンピューターは日本車未満です。部品単位で見ると、1980年代には日本車に追い抜かれていたことになります。 地方警察は未だにW140=反社の車と思い込んでおります。故に、職質・所持品検査・車内検索に慣れることでしょうから、オーナーは警察24時の主人公になったと思い、乗り切るだけの余裕が必要でございましょう。 W140シリーズ製造終了から25年以上経過し、供給終了品が増えて参りました。600は320や500より専用部品が多く、国内在庫は皆無ですので、計画的に部品を調達していきましょう(笑) 拡張性のない純正マルチ、97年式及び98年式のICSとは異なり、96年式までのCNSは必ずお亡くなりになりますので、令和3年にお役御免としております🤣 内装に使用される接着剤等は日本の気候に耐えられないものでございます。そこは致し方ありませんので、状況を見て天井が落ちてくる前には補修してやる必要がございます。 M120は廃熱量が多く、ゴム・樹脂をジワジワと劣化させます。特に、ヒーターホース類はたまに手で触れて硬化していないかを触診してやりましょう。放置するとLLCが抜けてオーバーヒートする可能性がございます(笑) W140でもブリリアントシルバーがよく似合うものの、クラックが入るのはお約束w また、サンルーフが存在することでルーフも含めた塗装を嫌がる鈑金屋だらけではございますが、頃合いを見計らって再塗装できるときにしてやりましょう(笑) 600はセルフレベリングが標準装備ですが、そのためにリアショックとパワステポンプが専用品となっており、特に前者は目ん玉が飛び出すほどお高いものでございますw 600は重量級であるため、足回りは320や500よりヘタりやすく、足回りO/Hは100万両近くを要しますので、憧れだけに留めて320や500を選択するのが真の賢者かもしれません。 なお、純正リアショックは2本1組約50万両なり。 |
総評 |
メルセデス・ベンツ社の歴史に残る1台 過去の車であることは確かでしょうが、後にも先にもW140ほどの車は登場しないでしょう。 平成3年の登場当時、【戦車】とか【鯨】と評されたようですが、令和の今となってはそれほど大きく感じられません。 自動車メーカー各社を30年リードしていたのではないでしょうか? セダンの手本みたいな車であり、メルセデス・ベンツ社の考えた理想を現実化したのがW140です。 登場から30年以上経過した現在も賛否両論あると思いますが、自動車らしい自動車に乗るのであればW140しか考えられません。 |
デザイン |
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直線基調で角の取れたプロポーション。
完成された形であり、何も言うことはございませんw |
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走行性能 |
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600は右足の動きに合わせて素晴らしい加速を披露してくれます。
ただし、青色又は赤色の用紙で強制募金を強いる連中及び自動記念撮影機には常時警戒する必要がございます(笑) |
乗り心地 |
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柔らかいコイルスプリングと硬いショックによる超絶的な乗り味が供されます。ボタン1つで乗り味が変化…はございませんが、これ以上何をお望みになるのでしょうか?
W140以上をお望みでありましたら、最新型のロールスロイスかヘリコプターをお求め下さい(笑) |
積載性 |
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純正マルチ(CNS)のオーディオレシーバー等がトランク左端に出っ張っていることを除き、必要十分でしょう。
今時の車は奥行きが広いばかりで荷物の積み下ろしは不便ですが、奥行きはなくとも開口部が広く、トランク内の高さも十分ございます。 |
燃費 |
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600オーナーに燃費を聞くのは野暮でございますゆえ、下らぬ質問はされぬよう何卒ご了承下さいませ<(_ _)>
ただ、96年式600は燃料タンクが90L(96年式以外は100L)であり、それ以外の年式の600に比べると若干航続距離が落ちるのは事実です。600としては好燃費で走ることができても、10Lの差は埋められません(笑) |
価格 |
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今になってW140の価格が高騰し、中でも600は格が違うと聞きます。
確かに中古車価格だけで見ると高騰していますが、令和3年に被追突事故で修理した際の時価格は120万両程度でした。 中古車価格高騰への賛否はありませんが、時価格は確実に低下してございますので、事故に遭わぬよう気を付けて参りましょう(笑) Sクラスの修理費で100万両超えは珍しくなく、部品供給は別として、保険屋の連中と揉めることもございますのでw…(経験者より) |
故障経験 |
【当たり】らしく、600としては非常に低故障率です。 ・セントラルロックポンプ基盤逝去 →ポンプごと交換(平成27年頃で63万円) ・クロージングサポートポンプ逝去 →西独製から統一ドイツ製へ交換(令和元年頃で約30万円) ・運転席ドアロック交換(令和元年頃で約20万円) ・セルフレベリングプレッシャーセンサー交換 ・ヒーターホース交換 →走行中にLLCが全量抜けて立往生… ・コンパニオンプレート交換 ・エアコン送風が時々不調 →ダイヤフラムが機能不全? 【当たり】であることを差し引いても、正しく乗れば、10年乗っても不具合はこの程度でございましょう。 10年も所有したことのない連中ほど【壊れまくるW140の600】と宣いますが、後期は言うほど壊れるものではございません。 かようなことを宣う連中は、部品代や整備費を変にケチったり、発進・停止の多い都心部ばかりを走らせたり、そもそもボロい個体だったのでございましょうw 今更W140の世界に足を踏み入れる変わり者は少ないと思われますが、10年も乗っていない連中の意見なぞに耳を傾ける意味はございません。 |
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