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SILBERPFEILのブログ一覧

2026年08月29日 イイね!

8割がた解決

インシュレータを張り直してから約1週間
350TDの高水温問題ですが、どうやらインシュレータが原因だったみたいです。


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Before


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After

つまり、こういうことです。

インシュレータクランプが経年で欠損
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インシュレータが垂れ下がり、エンジンヘッドに触れるほどになる。
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エンジンルーム内を抜ける風の流れが変わる
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エンジンルーム内を抜ける風量が減少
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ラジエタを通り抜ける風量が減少
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水温がいつも高い🥵



結局…

インシュレータがエンジンヘッド直上の通風経路を塞ぎ、エンジンルーム内に走行風が流入しにくくなった結果、ラジエタから走行風が入らなくなり、ラジエタの熱交換やエンジンルーム内の排熱が不十分になる…

という因果関係が証明された形です。

その証拠に、クランプを交換してインシュレータを張り直した直後から水温が上がり切った後の水温下降が劇的に早くなったほか、60km以上で淡々と走れば水温計は90度くらいで安定するようになりました。

インシュレータが原因であるという考えに辿り着くまで4年かかりました…🤣
ラジエタ交換、ウォーターポンプ交換、サーモ交換、冷却水ホース交換、ファンクラッチ交換を経て、冷却水強化剤も入れて変わらないとなると…、あとはインシュレータとアンダーカバーしか残りません。

インシュレータは解決できましたが、アンダーカバーが一部欠損していることもあり、問題解決まで残り2割という感じです。

ただ、350TD用アンダーカバーはほぼ流通していないため、M104用アンダーカバーを流用するしかないと考えています。

350TDに関しては日本語の情報が皆無ということもあり、AIに海外の情報を収集させて、収集した情報を精査する意味でAIと議論して方向性を決め、進めていくのは楽ではありません。
AIは万能ではないため前提が抽象的であったり、現物を見て話をするこちらと構造的な情報しか知らないAIでは議論がかみ合わないこともしばしば…。

しかし、こうしたTrial and error(トライ&エラー)を面白く感じている自分がいます😅

どうすれば効率的になるのか。
どうすれば効果を最大化できるか。
部品がないなら、手に入る材料で仕上げるしかない。
材料そのままで適合しなければ、材料を部位に合わせて❝最適化❞して解決する。

手間と時間はかかりますが、自らの手で問題を解決していくことに快感を覚える今日この頃でした😌
Posted at 2026/08/29 23:44:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2026年07月21日 イイね!

卒業しました

令和8年7月21日(火)18時、600を卒業しました。



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最後ということで、新旧を並べました。
新旧と言いつつ、95年式S350TDを「新」として扱うのは不思議な感じもしますが…。



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時間はあったので、2台並べて物思いに耽ろう…と思っていたのですが、如何せん暑すぎました🌞
2台並べて荷物を移し替え、写真撮って…。
なんてしていたら大汗をかいてフラフラになったため、物思いに耽る間もなく冷房の効いた場所へ避難しました💦

その後、汗が引いたところで一服🚬、気分を落ち着かせて継承者と合流し、新旧オーナー間で軽い引き継ぎをしました。
私の場合、儀式の類が余り好きではないこともあり、あっさりとキーを継承者に渡した上で「後を頼みます」と600の引き渡しを終えました。
余韻が残るようなやり方をしてしまうと、身体中の汗に交じって目からも汗が出そうなので…。

継承者様とお会いするのは初めてでしたが、メールでの遣り取りから想像したとおりの方でした。
過去に320オーナーだったことから140に理解のある方であり、安心して600を託しました。
Copilotが評価したとおり、理想的な売り手・買い手の組み合わせが実現し、個人間の有償譲渡としては信じられないほど円滑に完結しました。

こうして、私の元で約12年・約24万(正確には23.8万km)を過ごした600は、私の元での使命を果たし、新たなオーナーの元で使命を果たすべく旅立っていきました。

600のキーを渡した時点では感じなかったのですが、一昨日に帰省してトランクルームへ行った時のこと。
継承者様へ引き渡す部品を整理したところ、コンテナボックスに空きが生じました。
ふと「あぁ、もう600を触ることもないし、600用部品を調達することもないんだな」と思い、600が私の元を去ったんだな…としみじみ感じました。

恐らく、来年以降に支出削減の効果が出るとは思います。
気が楽になったといえば楽になりましたが、寂しいような気もするのが事実です。

一方で、Copilotの解析によれば「350TDは貴方が迎えたからこそ墓場行きを免れたが、貴方が諦めた瞬間に墓場行きが確定する」という現実があります。
好き好んで残したとはいえ、国内で唯一となった1台の命綱を握っているという意味では、責任をもって350TDと向き合わなければ…とも感じています。
今までは600との2台体制で資金的余裕がないと言い訳できましたが、1台になる以上そうもいきません。

国内で唯一となった350TDである以上に、本当に私に「刺さった」存在である以上、350TDの最後を看取る覚悟でお付き合いしていきます。



なんて重いことも書きましたが、5年に渡って2台体制を続けることができたのは貴重な経験であり、W140のエンスージアストオーナーとしてこれ以上にない幸せでした。

今後は、350TDのみになりますが、約12年/約24万km付き添ってくれた600には感謝しかありません。
新オーナーの元で立派に使命を果たしてくれることを願っています。
Posted at 2026/07/24 21:43:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記類 | 日記
2026年07月20日 イイね!

卒業前夜

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明日が引渡し…ということで本気出して洗車しました。2日間に分けて…
暑い中、汗だくで必死に洗車した甲斐あって、輝きを取り戻しました。



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12年前の購入当時と違うのは、バンパー・サッコプレートがボディカラー塗装になっていることです。
購入当時も綺麗でしたが、こうしてみるとウットリするほど美しい色です。



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ポーラーホワイトは人畜無害な色
対するブリリアントシルバーは、シルバー系ながら威厳を感じさせます。



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ポーラーホワイトより厳ついですね。
先行車にしてみたら、こんなのが後ろにいるのは気が気ではないでしょう。
狼のような面構えだな~と思うのは私だけでしょうか。



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後続車両に無言の圧力を与えるテール
小さなコンビランプによりボディ面積が大きくなるため、塗装色による威圧感が増幅されるんでしょうね。



洗車後、YouTube Musicでお気に入りフォルダの曲を流して聞いていました。
その中のBoz Scaggs/We're all aloneやBeatles/The long and winding roadを何の気なしに聞きましたが、こういう日に聞くもんじゃありませんね…。

12年と約24万km、あっという間だったな~と思い出に浸っていたのですが、気づくと目から❝汗❞が出ていました。
たかが…、2台のうちの1台を手放すのに過ぎないというのに…不思議です。

Copilotに目から汗が出た理由を聞くと「昔の名曲と言われる曲は、今時の曲と違って余白があり、聴き手の感情が曲の余白に入り込む余地がある。だから、節目の時に聞くと目から汗が出る」という回答がありました。

名義上は今日まで。
明日、自走で引渡場所へ出向き、継承者に引き渡します。

廃車にするわけではなく、財政事情もあって手放すだけのはずなのに、濃厚な12年と24万kmをもたらしてくれていたんだということに気づかされました。

いつもは移動中に音楽を聴いていますが、明日だけは音楽を流さずに600の❝息遣い❞を聞いてやりたいと思います。
Posted at 2026/07/20 21:35:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記類 | クルマ
2026年07月07日 イイね!

決断

一部の方には相談していましたが、この度、600を降りることに決めました。
理由は2点

①電装問題
②2台体制継続に必要な資金減少

電装問題は、直近のブログで扱ったクライメートです。
純正マルチの状態なら良かったのかもしれませんが、私の600はマルチ撤去車
前回のブログ以来、素人なりに原因を考えるも皆目見当が尽きません。
もはや、お手上げです。

また、600特有の快適装備に不具合が目立ち始め、このままだと電装地獄に足を踏み入れることになる可能性が高いとも感じました。



加えて、2台体制は5年目を迎えましたが、350TDの初期投資でかなりの財政支出をしたことが影響し、維持資金は年々減少
自分の中で定めていた維持資金の下限を遂に下回り、このままでは2台とも中途半端な状態になるのは時間の問題であることを悟りました。



もともと、年内又は年度内に600を手放す計画であったことから、今回の件で減車を決断するに至った次第です。
今回の決断に際し、思いの外早くにその時が到来しただけだ…と自分を納得させています😓


約12年の歳月を共にした600を完全な状態で保てなかったことは残念ですが、不幸中の幸いは理解ある方に引き継げることでしょうか。
快適装備の電装は少し手を入れてやらないといけない状況ですが、走りに問題はありません。
理解ある継承人が現れなければ、海外で余生を送ってもらうことになっていました。



600を引き継ぐのは2週間後
残された時間は少なく、残り時間からすると本当はしてやりたい整備や修理はできませんが、最後だからこそできることをしてやろうと考えています。

先日は、タイヤ(スタッドレス→新品夏タイヤ)及びO2センサーを交換
来週には最後のオイル交換
本当は、とびきり良いオイルを最後に入れたかったのですが、昨今の国際情勢が相まってとびきり良いオイルは手に入らず、いつもの銘柄を入れる予定です。



600を降りることにした理由に2点を挙げましたが、350TDで満足してしまったことも少なくありません。
この5年間、600という究極の豪華さを誇る12気筒車と究極に質素な直6ディーゼルを交互に乗っていましたが、2~3年前に気づいてしまいました。600は過剰だと…

350TDの場合、赤外線式キーレス、オートエアコン、オーディオ、運転席のみパワーシートという装備
メーカー公称の最高速度は185km/hに過ぎません。言うまでもなく、加速は600と比較になりません。
ドアロックに至っては、日本仕様ではまず装備されていない単独シリンダー
即ち、運転席又はトランクしか開錠・施錠できない仕様
これだけ見ると、本当にSクラス???と言いたくなるような個体です。

しかし、どういうわけか、そんなSクラスらしからぬ350TDに満足することが多くなっていました。
隔年運用で350TDに乗り換えるたび、質素な装備で感じる満足感
騒々しく遅いながらも安定した走りのOM603.971
気付けば、600に飽きつつある自分がありました。

普通の人ならば間違いなく600で満足していたのでしょうが、今思えば、350TDが私のところに来てしまったのが運命の分かれ目だったのでしょう。

この5年間、国内では私1人しか実現していないであろう組み合わせで運用してきましたが、あと2週間でその組み合わせも終わりを迎えます。
この5年間はとんでもない経験をしていたんだな…と改めて思います。

350TDはと〇ぶし様のように素晴らしい方とのご縁をもたらしてくれましたし、600は600でみんカラユーザーではない人とのご縁をもたらしてくれました。
そういう意味では、どちらも甲乙つけ難い存在であることは間違いありません。



約12年間に渡って重大な不具合なく稼働し、総走行距離が27万kmを超えた600に感謝して、最後の時は2台並べてやろうと思います。
600の忠実さが350TDに受け継がれていることを信じて…。
Posted at 2026/07/07 21:47:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記類 | 日記
2026年06月21日 イイね!

今回の原因

ようやく、待ちに待ったクライメート・コントロール・ユニットが到着しました。
注文から到着まで時間があったため、今回の原因を考えてみました。

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W140のエアコン系統を大雑把に図式化しました。
今回はクライメート・コントロール・ユニットが計4個逝った状況を整理すると

・最初のユニット(パチッという音がして昇天)
👉電動ファン及びブロワーファンが暴走していた事実はない

・発煙した2個のユニット
👉電源が入るなり、ユニットは風量OFF表示なのにブロワーファンが回る
👉発煙直前に電動ファンも中速回転
👉最終的には自己診断モードで発煙

・発煙せずに逝った中古ユニット(パチッという音がして昇天)
👉電源が入るなり、ユニットは風量OFFなのにブロワーファンが回る

最初のユニットが逝った後に試した3個の共通点

 ・電源が入るなり、ユニットは風量OFF表示なのにブロワーファンが回る

ここから想定できること…ブロワーファンレジスタ劣化

このレジスタ、通常ならブロワーファンが回らない時にしか疑いませんが、今回の不具合からすると…

・レジスタ内のコンデンサ、トランジスタが経年で劣化
 →本来発しないノイズが発生するようになった
  →発生したノイズがユニットとレジスタを結ぶ信号ラインを逆走
   →ユニットはレジスタが発したノイズに耐えられず昇天

という流れが濃厚と判断しました。

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赤丸で示すのが車内へ伸びている信号ライン

信号ラインを見ると焼けた形跡はありません。
しかし、細いハーネスとはいえ、20秒未満の短時間に大電流やノイズが流れたとしても耐えてしまう可能性が高い…。


幸い、手元にレジスタの予備もあったので中身を見てみました。

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左が予備のレジスタ、右が現用レジスタ

現用品は明らかに基盤が退色しています。
使用開始が数年前ということもあり、熱負荷がかかっていたことは明らかです。

予備レジスタは同じ品番でもコストダウン前の構造を再現したURO製
トランジスタ2個構成は、コストダウン後のトランジスタ1個構成より負荷のかかり方が弱めです。

トランジスタ2個構成のレジスタはUROくらいであり、純正なき今に選択されがちなMahleはトランジスタ1個構成ということもあり、構成だけで見るとURO製は熱負荷で有利と考えられます。
ただ、UROは製造公差が大きいため、トランジスタ2個構成であっても推奨はできません。
今回は試験的に使用しますが…。


そして、ブロワーファンレジスタを外した状態で新品ユニットに電源を入れると…

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電源が入った!

レジスタはないのでブロワーファンは回りませんが、ボタン操作を受け付けます。
レジスタが真犯人である可能性は濃厚ですが、ブロワーファンそのものの可能性が0になったわけではないため、ブロワーファンアッセンを予備に交換して最終検証に進みます。

レジスタがクライメートユニットを攻撃して破壊する…。
整備工場でも考えつかないことが発生していた可能性が高いのが現状です。
Posted at 2026/06/21 12:39:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | 日記

プロフィール

「[整備] #Sクラス エンジンフードインシュレータクランプ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3235003/car/3305296/8752700/note.aspx
何シテル?   08/23 13:32
令和3年から令和8年まで5年間にわたり、W140/S600とW140/S350TDの2台体制を続け、豪華の極致(S600)と質素の極致(S350TD)を経験しま...
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