7月に350TDへ一本化して以降、平和に過ごしていましたが久々に来ました…。
600の頃から通算して3回目の冷却水漏えい…😱
350TDとしては、納車直後の本格的オーバーヒート以来です。
月曜日朝、いつもの経路をいつものペースで走行中のこと…
狭隘路を低速で走っているとエンジンフードとフェンダーの隙から湯気が出始め、その直後、90度程度だった水温がジワッと上昇を始めました。
「あちゃ~、こりゃ冷却水漏れとるわ…」と思ったものの、何とか職場に到着💦
到着後にエンジンルームを確認すると…

油混じりの冷却水漏えい跡が点々とついていました。

エキスパンションタンクの冷却水は半分程度に減少左フェンダー側には液体の飛沫痕
日中は通常勤務ということで触れず、昼休みにも見たのですがこの時点で原因は不明
そして勤務終了後
冷却水量半分では走れないということで、まずは水道水を補充し漏えい状況を確認
水道水補充だけでは漏えいが確認できず、意を決してエンジンを始動させました。
もちろん、漏えいは必須ということで漏えい箇所を確認次第発進するという前提付きですが…💧
その結果
エキスパンションタンク本体からの漏えいは確認できず…。
しかし、よ~く見たところ
ようやくわかりました。エンジン始動直後から冷却水が漏れてます…😓最初はそれほど漏れていなかったため、予備の水道水を搭載して発進
しかし、3分程度走行したところで冷却水量警告灯が点灯したため停車してエンジンを停止
予備の水道水を補充するも、漏えいした量には及ばず…。
自走で住処へ戻るのは不可と判断しつつ、救援を受けやすい場所まで移動することを決意し、漏えいする量のペースを考えつつ水温を監視しながら若干移動し、救援を呼んで積載車で住処まで輸送してもらいました。
住処近くの駐車場に仮置きし、住処の駐車場へ移動する前に確認したところ、エキスパンションタンクはスッカラカン…
積載車への積み下ろしで自走した際、完全に冷却水が抜けたのでしょう😱
偶然手元にあったSWAGのLLCを水道水で希釈してエキスパンションタンクを冷却水で満たし、住処の駐車場へソロリソロリと移動させることに成功しました。
住処の駐車場までの距離は概ね100m程度
定位置に戻した後で再びエキスパンションタンクに漏えいした分の冷却水を補充すると約500mlでした。
今回は、過去2回経験した冷却水に関係する不具合対処の記憶が残っており、自分でも信じられないほど適切な判断をしていました。
・暖房全開
・水温計読み85度を超えさせない。(メーター誤差も加味した基準)
・移動後に冷却水は残っていると思わない。
・冷却水が残っていないという前提を持ち、アイドリングで冷却を試みない。
・走らせるときはアクセル開度を最小限として、なるべく惰性で走行
そして、不具合箇所が判明していることから部品の特定を開始
最終的にこんな具合でした。
これじゃ、100m程度で500ml漏れますね。はい…😅
で…

最初はコレだ!と思って探しました。
しかし、妙なことに気づきました。
適合がM120、M119及びM104であり、OM603.971は適合として出てこない。
海外のMB公式サイトで現品の品番を叩くと「1970年代から1993年までの300SDに適合」という情報が得られるも、現品の品番でネット検索した結果は異なる品番で同形状
う~む🤔と思っているだけでは進まないので、Copilotと問答をしました。
Copilotと問答した結果…
・現品番号は既に供給終了で流通もしていないが、間違いなく適合品
・現品番号の部品は、W140中期以降のコストダウンと整備性向上を企図した設計変更により品番が変更され、ガソリン・ディーゼルに関係なく品番が統合されている。
👉カシメの部分がなくなり、挿し込んだホースを金属バンドで固定するというのが設計変更後の部品
・ヒーターホースを含む、W140のクライメートはガソリン・ディーゼル問わず共通部品があり、径も共通の可能性が高く、OM603.971適合の情報がなくとも径さえ一致すれば使用できる可能性が高い。
・耐熱性に問題はないと考えられる。
という一定の結論が出て、この部品と同形状の品番交換だけを考えていました。
すると、今回の入庫予定先から…

黄色矢印のホース品番を教えてくれという連絡があり、現品番号を入庫先に知らせつつ品番を検索すると…

ありました!EPC上の番号もピタリと一致
最初、このイラストを見て「返し」のようになっている部分があったり、そもそも品番が一致しないので違うと思っていましたが、まさかのアッセンブリとしての部品番号でした。
「返し」のようになっている部分は、エンジンヘッドにつながるホースであり、アッセンブリ品番が印字されているホースそのものということにやっと気づきました(笑)
メルセデスの良いところはアッセンブリがなくとも、バラの部品を組み合わせればアッセンブリになることなのですが、今回は少し困惑しました。
無事に正確な部品番号を特定し流通状況を調べたところ…、海外で2個だけ発見!
今から注文しても入荷まで優に2週間以上を要することに加え、工場側の意向も聞いていませんが、取り敢えず発注をかけておきました。
送料込みで約2.9万円
今回の場合、保険のレンタカー特約適用期間、工場側の保管場所の兼ね合いもあるため、まず問題箇所の部品交換だけに絞り、圧力試験をして問題がなければ仮復旧させます。
その後、アッセンブリが入手できたところでアッセンブリ交換という形で進める予定です。
不具合発生から48時間程度で 原因(不具合)特定→部品番号特定→部品確保 と進められたのは、600と350TDに鍛えられた証なのかもしれない…とふと思いました😅
冷却水に絡む不具合は3回目ですが、今までの経験が活かされる形となり、致命的な不具合なしで終えられそうなのは不幸中の幸いでした。
何より…
歴代オーナーたちがロクな整備・修理を受けさせてこなかった350TDも良く持ったな~と感じました(笑)
平成7年1月に製造された当時の部品ということで31年持ったということになります。
やはり、この年代は構造からして長く持つようになっているんだなと感心させられます。