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SILBERPFEILのブログ一覧

2025年09月17日 イイね!

ウッドパネル…

角目メルセデス…
この年代の良さは今更言うまでもありません。

しかし、長所と短所は表裏一体
角目時代までの厄介な点の1つにボタン孔の位置があります。

日本仕様は世界的に見て豪華仕様の分類であり
本国仕様ならばオプション扱いの装備が標準だったりします。
故に、正規車の日本仕様はボタンが多い=ボタン孔も多い。

…が、しかし
本国仕様の350TDは良く言ってしまうと「必要にして十分な装備」
悪く言ってしまうと「必要最低限の装備」😅

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右が旧品、左が新品

どちらが良いのかは人によるのでしょう。
しかし、長い目で見ると装備が少ない=故障の原因が少ないと考えられます。
600は動かさない装備が少なくなく、気づくと不具合が起きていたり…。
しかも、そういう装備の部品に限って供給終了で入手困難…

350TDのボタン孔は少なく、クラックが目立ってしまうというのが唯一の欠点ですね。

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シフトレバー周りと正面の色合いが合いません…🤣

厄介なことはもう1つ。
角目時代の木目は1枚単位で柾目が異なること。
ウォールナットは判りにくいので、ウォールナットはまだいい方
ゼブラウッドは筋の入り方や太さ、果ては…色合いの明暗がクッキリ判ります。

この年代までは1枚単位で柾目が異なるという量産車とは思えない代物
この年代のメルセデス社、狂ったような手法で量産車を製造していたんですね…😱

ウォールナットとゼブラウッドの両方を見ていますが、ビジュアル的にはゼブラウッドが上だと感じます😄

シフトレバー周りの木目のボタン孔は1つであり、海外市場でも見つけきれませんでした。
今年リペアしたんですけどね…(笑)



さて、雑学はこの辺にして…。
ようやく正面の木目を仕入れました。送料別250米ドル也
そして、入手して気づきました。
なぜか知らないけど、リペアした木目の方が綺麗だということに…。
新品は新品ですが、なんでリペア品の方が綺麗なんだろう…🤔

おまけに、正面の木目を留めるネジが1個足りない…。
微妙に特殊なネジなので、市販のネジで似たようなのを探さないと木目が留まらない😅

早ければ年内に600と入れ換えますが、年内に350TDで交換する大物がまだ残っています。
次に何を換えるのかはお楽しみですが、これを換えてピシッと決めます。
それをもって、某パンの「春の○○まつり」ならぬ「350TDの部品交換まつり」を終わらせます。

今年も残り3ヶ月ですが、1年でこれだけ部品を換えるのは600でやっていません。
今年もいっぱい部品を換えたなぁ(笑)
Posted at 2025/09/17 00:49:35 | コメント(2) | 修理、整備、点検 | クルマ
2025年05月21日 イイね!

短期入庫の結果

約10日間という短い期間でしたが、色々やってもらいました。

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↓コレ見ただけで嫌な予感が…😅

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↓案の定、ヘッドガスケット損傷…。スタボロです…😱

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↓過去の整備工場で取り付けたであろう無名のエキパン
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これでよぅ1万km以上走っていたなぁ…と驚くしかありません😓
この状態でも走ってしまうこの年代のディーゼルが凄いのか…🙄
はたまた、運が良かっただけなのか…🙄

1つ山を越えました。
ただ、ガスケット交換で冷却水・オイル消費が解決するとは限らない…とのこと😅

今回の作業内容としては…

・ヘッドガスケット交換(ガスケットは124のOM603用と共通品)
・エグゾーストガスケット交換(排ガス漏れのため)
・プレッシャーセンサー交換(不良品のため)
・エキスパンションバルブ交換(探知の結果、不良であることが判明)
・コンプレッサーマグネットクラッチ交換(念のため)
・アキュームレーター交換(前回交換時期不明のため)
・ドラッグリンク、アイドラアームブッシュ及びタイロッド交換(いずれも不良のため)
・タイヤローテーション
・ETCユニット換装

計約46万円也
10日間に満たない期間でこれらを完璧に成し遂げて下さったことを考えると、妥当どころか安いのではないかとすら思えます。

エグゾーストガスケット交換で排ガス漏れが止まり…
フロント足回り部品交換で直進性と本来の乗り味が蘇り…
徐々に「あるべき姿」へ近づきつつあります😆

ヘッドガスケットは海外情報から推測したとおりでした。
日本語の情報が得られず、「あるべき姿」を目指すのは楽ではありません😓
しかし、「あるべき姿」を目指して情報を収集したりするのはやり甲斐があります(笑)
Posted at 2025/05/22 00:34:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2025年03月26日 イイね!

一難去って、また一難

一難去って、また一難











ようやく暖かくなってきました😄

今日の暖かさにより午前の時点で労働意欲を失ったため…午後は休みを取りました(笑)

暖かく、風もないということで、やっとバキューム部品交換が完了しました
部品自体は1年以上前から持っていたんですけどね…💧


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上は部品交換直前の診断結果です
バキューム トランスジューサ とありますが
これは バキューム・トランスデューサー です
部品名は プレッシャー・コンバーター

過給が復活して以来、本来より過給が弱い原因は不明でした…
過給が弱い→EGR→バキューム?と予想し、該当部品を仕入れておいた次第です

で、交換したところ…

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これがバキューム・コンバーター交換後の診断結果です
エラーが消えました!!

交換作業後に試走してみたところ、2,500回転以上のトルク感が違う
2千回転を超えたあたりから キーン という音が目立ち始め
いつもは現速力維持で手一杯の上り勾配でもレッドゾーンまで回っていく!😆

試しに停止状態からベタ踏みすると、やはり加速が良くなっている
概ね40km/h付近までは変わらないものの、中速域の加速が力強い♪

なお、レッドゾーン近くまで回すと白煙に代わって黒煙を噴くようになりましたww
YouTubeにある、W124やW202のBlack Smoke~よりは控えめですが…😅

見立てどおり、バキューム・コンバーター(トランスデューサー)が原因でした
角目まではバキュームが重要だと改めて実感しました

いや~、良かった、良かった!
…と終わりたいところですが、新たな問題が💦



診断結果に載っているとおり、ACコンプレッサーが回っとらん!
冷媒が入っていることは確認できたものの、水温は上がっても電動ファンが回らない…

一昨年夏の時点でコンプレッサーが衰弱?していることは指摘されていました
昨年は数か月乗らずにいたものの、遂に老衰?心不全?で昇天してしまったのか…😢
そうなると、電動ファンはただの飾り…💧

電動ファンが回れば…
メーター読みの水温110℃くらいまでは耐えられます(ごく短時間)
実際、一昨年は真夏の山陽道の三原久井付近上り勾配で水温が110℃を示したものの
何とか走り切った実績があります

しかし、頼みの電動ファンが回らないとなると、冷却を考慮して95℃付近が限度か…
それも、速攻で水温を下げないとオーバーヒートまっしぐら…😱

試走中、意図的に水温を95℃まで上げてからの冷却を確認したところ…
エンブレで下り勾配を下ることで冷却が進み、一気に85℃付近まで落ちました😅

ただ、それも外気温20℃未満での話
5月以降は外気温が30℃を超えるでしょうから、早急に対応しなければヤバい…
ようやく全開加速が復活したのも束の間…

旧国鉄のDMH17(予燃焼室式エンジン)搭載車
 フルノッチ5分以内

ならぬ…

電動ファンの回らないOM603.971エンジン搭載車
⇒ 全開加速2~3分以内(外気温による)

が当面の運用制限になりそうです🤣
Posted at 2025/03/26 20:29:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2024年11月18日 イイね!

症状快癒

症状快癒










親愛なる❝とこぶし❞先輩の指導?に従い
12気筒全てのイグニッション・コイルを交換!
案の定とでも言うべきか…、不快な振動は解消しました😄
交換後は電動機並みに滑らかないつものV12…

完全に逝ったのは1個だったようですが
残り11個も経年で昇天する直前だった印象があります。
古くなった電装品は早めに交換しようね♪という教訓でした(笑)

教訓という点ではもう1つ。
完全にエンジンが冷え切っていない状態で作業したため
左手親指を派手に火傷しました😱

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幸い、仕事には支障ありません😅
コイル本体を左手でグリグリしただけで皮が剥けるなんて…と呑気に思いましたが
やはり、エンジンが十分に冷えてから作業すべきですね💦

ミスファイア関連が解消してホッとしたものの
イグニッション・コイル・ブーツが経年と熱でかなり劣化していて
7番シリンダーのブーツが千切れたこともあり、今度はブーツを交換します。

そして驚きはその価格
国内在庫品で比べますと…

・イグニッション・コイル:約7千円/1個
・イグニッション・コイル・ブーツ:約1.2万円/1個

コイルはOEMのBOSCH
ブーツは純正のみの供給
社外で大陸製もありますが、純正が供給されている以上、大陸製を選ぶ理由はない。

純正の比較ではありませんが、コイルよりブーツの方が高いのは想定外でした💧
それでも交換しちゃいますけどね。
部品とカネ💲がある時に交換しないと、いつまでもやらないでしょうし
そうこうしているうちに部品がなくなるのは嫌なので…。
Posted at 2024/11/18 19:23:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2024年11月13日 イイね!

イグニッション・コイル交換

イグニッション・コイル交換











月曜日に発注したブツが届きました。
純正と大差ない、OEMのBOSCH製
見比べた違いとしては…

・ベンツ印の有無
・純正部品番号の有無

くらいでした。

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持ってみると、意外と重い。
見た目的に軽いものとばかり思っていました😅

さて、早速交換…

地味に硬いな…と思っていたら、スポッと抜けました。ブーツごと(笑)
コイル先端がブーツに嵌め込まれているので丁寧に抜き、新品を挿す…。

意外と簡単でした。
S320のM104などはボルト留めに対し、V型は金具留め。

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この差が何を意味するのかはわかりません…。

交換を終えてエンジンに火を入れると…ミスファイアが解消しました!
近所を少しばかり流した感じでは
ミスファイア発生中は加速が鈍かったんだと気づかされました。
上り勾配など明らかに加速が良くなっています。
12気筒中1気筒ミスファイアでもこうなるとは、貴重な経験でした。


しかし、ミスファイア発生時の明らかに普通ではない振動は消えた反面
微妙な振動は残っています…😓

発進する時はボディ全体がブルッと震えるような感じ。
走りだせばその感覚は薄れるものの、発進時の違和感は拭えず…。

もしかしたら左右バンクで同期が取れていないのか…🤔

ショートテスト結果のエンジンエラーコードが消えただけに
機械的な問題が生じている可能性もあります

もう少し様子を見つつ、微妙な振動が解消しないようであれば
年内に350TDと入れ換える考えです。
むろん、それまでに残り11気筒のイグニッション・コイルを交換しますが(笑)

\6,787-×12個=\81,444-

ん~
やはり12気筒は消耗品が多い🤣
けど…、やめらんないなぁ。
あの気持ちよさを知ってしまったら(笑)
Posted at 2024/11/13 21:19:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ

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「[整備] #Sクラス 冷却水温センサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3235003/car/3305296/8357843/note.aspx
何シテル?   09/07 18:39
今となっては稀少?なW140乗りです しかも、少ないと言われる600に加え、国内残存数ごく僅かな350 TURBODIESELの2台態勢を実現させてしまい...
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