
350TDが私のもとに来て早4年…
4年越しで本来の走りを取り戻しました😆
本日、いつもの短期整備・修理が終わった350TDを引き取ってきました。
結論から言うと
350TDってこんなに速かったの!?
という状態に仕上がりました(笑)
工場を出て一般道を走りだして「おっ」となり
高速乗ってすぐの加速車線でフル加速して「えー!?😱」という感じでした。
足回りが正常に「仕事をしている」ことはもちろん、2千回転からのトルクが違う…
V12には及ばないものの、2t超の車体を悠々と巡航速度まで引っ張るではありませんか!
某300TDTオーナー流の「床までペダルを踏みつけよ」では
その瞬間から加速ORキックダウンでキュイーンと加速
スロットルを抜くとシフトダウン
右足だけで変速できる、メルセデスが誇る機械式AT本来の状態が完成していました😄
常磐道の勾配が少ないことを差し引いても、明らかに加速と伸びが違います。
追い越しで100km/hからぬあわkmまでシフトダウンせず普通に加速して到達
当たり前の話ですが、350TDはその当たり前ができない車でした…💦
超絶的上下動とも称される、140らしいダンピングの効いた乗り味
過給を活かしたディーゼルらしい十分な加速
ヴェロアシートの快適な掛け心地
…で気持ち良くなり大黒PAまでつい走ってしまいました(笑)
首都高の上り勾配でも試しましたが…、問題なく上りました。
当たり前ですが…、ようやく普通に走るようになったと実感したところです。
今までは上り勾配に弱く、シフトダウンしてようやく現車速を維持していました🤣
角目ディーゼル万歳!\(^o^)/
というのが本日の気分です(笑)
150PS/31kgm+機械式4ATでこれだけ濃密な走りだと
約400PS/58.2kgm+電子制御5ATの600が益々つまらなく感じてしまいそう…🙄
正常な状態で走らせると、OM603系列の最終進化形態らしさがわかりました。
エアマス等を利用した繊細な制御でドッカンターボを回避したのではないかと…。
2千回転を境にトルクが強まるのは確かですが、ギュイーンと出る感じではないのです。(フルスロットル状態はドッカンターボ気味)
シュイーンとトルクが発揮される…、そんな感じです。
Sクラスに搭載されるディーゼルということで
排気量増による出力増加と柔らかな加減速の両立を図ったのでしょう。
今となっては維持が難しいディーゼルながら
予燃焼室式ディーゼルと発展途上の電子制御でこの乗り味をよく実現したものだと感心しました。
ただ、気になる水温はメーターに起因している可能性がありそうです。
実際の水温はメーター表示より低いものの、メーターの水温表示は高い(日中は100℃くらい)まま…😅
メーター修理を試みるもプレ・グロー(予熱)制御も関係するらしく、今回の修理を断念
今後の課題になるかもしれません。
あと、3千回転超で元気に?黒煙を噴いているのは相変わらず。
角目ディーゼルの健全度は高回転まで回して黒煙を噴くか否かが基準かもしれません。
以前は白煙しか噴かなかったので…(笑)
エンジン、変速機及び足回りは一応の完成を見ました。
今後は内外装とこまごまとした問題解決のフェーズに移行します。
ここまで4年…
諦めずに粘った甲斐がありました。
ここまで尽くして下さったジャスト自動車様には感謝しかありません<(_ _)>
Posted at 2025/07/30 23:32:48 | |
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