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2025年07月30日 イイね!

高速有「煙」ディーゼルの完成

高速有「煙」ディーゼルの完成










350TDが私のもとに来て早4年…
4年越しで本来の走りを取り戻しました😆

本日、いつもの短期整備・修理が終わった350TDを引き取ってきました。
結論から言うと

350TDってこんなに速かったの!?

という状態に仕上がりました(笑)

工場を出て一般道を走りだして「おっ」となり
高速乗ってすぐの加速車線でフル加速して「えー!?😱」という感じでした。

足回りが正常に「仕事をしている」ことはもちろん、2千回転からのトルクが違う…
V12には及ばないものの、2t超の車体を悠々と巡航速度まで引っ張るではありませんか!

某300TDTオーナー流の「床までペダルを踏みつけよ」では
その瞬間から加速ORキックダウンでキュイーンと加速
スロットルを抜くとシフトダウン
右足だけで変速できる、メルセデスが誇る機械式AT本来の状態が完成していました😄

常磐道の勾配が少ないことを差し引いても、明らかに加速と伸びが違います。
追い越しで100km/hからぬあわkmまでシフトダウンせず普通に加速して到達
当たり前の話ですが、350TDはその当たり前ができない車でした…💦

超絶的上下動とも称される、140らしいダンピングの効いた乗り味
過給を活かしたディーゼルらしい十分な加速
ヴェロアシートの快適な掛け心地

…で気持ち良くなり大黒PAまでつい走ってしまいました(笑)

首都高の上り勾配でも試しましたが…、問題なく上りました。
当たり前ですが…、ようやく普通に走るようになったと実感したところです。
今までは上り勾配に弱く、シフトダウンしてようやく現車速を維持していました🤣

角目ディーゼル万歳!\(^o^)/

というのが本日の気分です(笑)

150PS/31kgm+機械式4ATでこれだけ濃密な走りだと
約400PS/58.2kgm+電子制御5ATの600が益々つまらなく感じてしまいそう…🙄

正常な状態で走らせると、OM603系列の最終進化形態らしさがわかりました。
エアマス等を利用した繊細な制御でドッカンターボを回避したのではないかと…。
2千回転を境にトルクが強まるのは確かですが、ギュイーンと出る感じではないのです。(フルスロットル状態はドッカンターボ気味)
シュイーンとトルクが発揮される…、そんな感じです。

Sクラスに搭載されるディーゼルということで
排気量増による出力増加と柔らかな加減速の両立を図ったのでしょう。

今となっては維持が難しいディーゼルながら
予燃焼室式ディーゼルと発展途上の電子制御でこの乗り味をよく実現したものだと感心しました。

ただ、気になる水温はメーターに起因している可能性がありそうです。
実際の水温はメーター表示より低いものの、メーターの水温表示は高い(日中は100℃くらい)まま…😅
メーター修理を試みるもプレ・グロー(予熱)制御も関係するらしく、今回の修理を断念
今後の課題になるかもしれません。

あと、3千回転超で元気に?黒煙を噴いているのは相変わらず。
角目ディーゼルの健全度は高回転まで回して黒煙を噴くか否かが基準かもしれません。
以前は白煙しか噴かなかったので…(笑)

エンジン、変速機及び足回りは一応の完成を見ました。
今後は内外装とこまごまとした問題解決のフェーズに移行します。

ここまで4年…
諦めずに粘った甲斐がありました。

ここまで尽くして下さったジャスト自動車様には感謝しかありません<(_ _)>
Posted at 2025/07/30 23:32:48 | コメント(1) | 修理、整備、点検 | クルマ
2025年05月21日 イイね!

短期入庫の結果

約10日間という短い期間でしたが、色々やってもらいました。

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↓コレ見ただけで嫌な予感が…😅

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↓案の定、ヘッドガスケット損傷…。スタボロです…😱

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↓過去の整備工場で取り付けたであろう無名のエキパン
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これでよぅ1万km以上走っていたなぁ…と驚くしかありません😓
この状態でも走ってしまうこの年代のディーゼルが凄いのか…🙄
はたまた、運が良かっただけなのか…🙄

1つ山を越えました。
ただ、ガスケット交換で冷却水・オイル消費が解決するとは限らない…とのこと😅

今回の作業内容としては…

・ヘッドガスケット交換(ガスケットは124のOM603用と共通品)
・エグゾーストガスケット交換(排ガス漏れのため)
・プレッシャーセンサー交換(不良品のため)
・エキスパンションバルブ交換(探知の結果、不良であることが判明)
・コンプレッサーマグネットクラッチ交換(念のため)
・アキュームレーター交換(前回交換時期不明のため)
・ドラッグリンク、アイドラアームブッシュ及びタイロッド交換(いずれも不良のため)
・タイヤローテーション
・ETCユニット換装

計約46万円也
10日間に満たない期間でこれらを完璧に成し遂げて下さったことを考えると、妥当どころか安いのではないかとすら思えます。

エグゾーストガスケット交換で排ガス漏れが止まり…
フロント足回り部品交換で直進性と本来の乗り味が蘇り…
徐々に「あるべき姿」へ近づきつつあります😆

ヘッドガスケットは海外情報から推測したとおりでした。
日本語の情報が得られず、「あるべき姿」を目指すのは楽ではありません😓
しかし、「あるべき姿」を目指して情報を収集したりするのはやり甲斐があります(笑)
Posted at 2025/05/22 00:34:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2025年03月26日 イイね!

一難去って、また一難

一難去って、また一難











ようやく暖かくなってきました😄

今日の暖かさにより午前の時点で労働意欲を失ったため…午後は休みを取りました(笑)

暖かく、風もないということで、やっとバキューム部品交換が完了しました
部品自体は1年以上前から持っていたんですけどね…💧


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上は部品交換直前の診断結果です
バキューム トランスジューサ とありますが
これは バキューム・トランスデューサー です
部品名は プレッシャー・コンバーター

過給が復活して以来、本来より過給が弱い原因は不明でした…
過給が弱い→EGR→バキューム?と予想し、該当部品を仕入れておいた次第です

で、交換したところ…

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これがバキューム・コンバーター交換後の診断結果です
エラーが消えました!!

交換作業後に試走してみたところ、2,500回転以上のトルク感が違う
2千回転を超えたあたりから キーン という音が目立ち始め
いつもは現速力維持で手一杯の上り勾配でもレッドゾーンまで回っていく!😆

試しに停止状態からベタ踏みすると、やはり加速が良くなっている
概ね40km/h付近までは変わらないものの、中速域の加速が力強い♪

なお、レッドゾーン近くまで回すと白煙に代わって黒煙を噴くようになりましたww
YouTubeにある、W124やW202のBlack Smoke~よりは控えめですが…😅

見立てどおり、バキューム・コンバーター(トランスデューサー)が原因でした
角目まではバキュームが重要だと改めて実感しました

いや~、良かった、良かった!
…と終わりたいところですが、新たな問題が💦



診断結果に載っているとおり、ACコンプレッサーが回っとらん!
冷媒が入っていることは確認できたものの、水温は上がっても電動ファンが回らない…

一昨年夏の時点でコンプレッサーが衰弱?していることは指摘されていました
昨年は数か月乗らずにいたものの、遂に老衰?心不全?で昇天してしまったのか…😢
そうなると、電動ファンはただの飾り…💧

電動ファンが回れば…
メーター読みの水温110℃くらいまでは耐えられます(ごく短時間)
実際、一昨年は真夏の山陽道の三原久井付近上り勾配で水温が110℃を示したものの
何とか走り切った実績があります

しかし、頼みの電動ファンが回らないとなると、冷却を考慮して95℃付近が限度か…
それも、速攻で水温を下げないとオーバーヒートまっしぐら…😱

試走中、意図的に水温を95℃まで上げてからの冷却を確認したところ…
エンブレで下り勾配を下ることで冷却が進み、一気に85℃付近まで落ちました😅

ただ、それも外気温20℃未満での話
5月以降は外気温が30℃を超えるでしょうから、早急に対応しなければヤバい…
ようやく全開加速が復活したのも束の間…

旧国鉄のDMH17(予燃焼室式エンジン)搭載車
 フルノッチ5分以内

ならぬ…

電動ファンの回らないOM603.971エンジン搭載車
⇒ 全開加速2~3分以内(外気温による)

が当面の運用制限になりそうです🤣
Posted at 2025/03/26 20:29:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2024年11月18日 イイね!

症状快癒

症状快癒










親愛なる❝とこぶし❞先輩の指導?に従い
12気筒全てのイグニッション・コイルを交換!
案の定とでも言うべきか…、不快な振動は解消しました😄
交換後は電動機並みに滑らかないつものV12…

完全に逝ったのは1個だったようですが
残り11個も経年で昇天する直前だった印象があります。
古くなった電装品は早めに交換しようね♪という教訓でした(笑)

教訓という点ではもう1つ。
完全にエンジンが冷え切っていない状態で作業したため
左手親指を派手に火傷しました😱

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幸い、仕事には支障ありません😅
コイル本体を左手でグリグリしただけで皮が剥けるなんて…と呑気に思いましたが
やはり、エンジンが十分に冷えてから作業すべきですね💦

ミスファイア関連が解消してホッとしたものの
イグニッション・コイル・ブーツが経年と熱でかなり劣化していて
7番シリンダーのブーツが千切れたこともあり、今度はブーツを交換します。

そして驚きはその価格
国内在庫品で比べますと…

・イグニッション・コイル:約7千円/1個
・イグニッション・コイル・ブーツ:約1.2万円/1個

コイルはOEMのBOSCH
ブーツは純正のみの供給
社外で大陸製もありますが、純正が供給されている以上、大陸製を選ぶ理由はない。

純正の比較ではありませんが、コイルよりブーツの方が高いのは想定外でした💧
それでも交換しちゃいますけどね。
部品とカネ💲がある時に交換しないと、いつまでもやらないでしょうし
そうこうしているうちに部品がなくなるのは嫌なので…。
Posted at 2024/11/18 19:23:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ
2024年11月13日 イイね!

イグニッション・コイル交換

イグニッション・コイル交換











月曜日に発注したブツが届きました。
純正と大差ない、OEMのBOSCH製
見比べた違いとしては…

・ベンツ印の有無
・純正部品番号の有無

くらいでした。

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持ってみると、意外と重い。
見た目的に軽いものとばかり思っていました😅

さて、早速交換…

地味に硬いな…と思っていたら、スポッと抜けました。ブーツごと(笑)
コイル先端がブーツに嵌め込まれているので丁寧に抜き、新品を挿す…。

意外と簡単でした。
S320のM104などはボルト留めに対し、V型は金具留め。

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この差が何を意味するのかはわかりません…。

交換を終えてエンジンに火を入れると…ミスファイアが解消しました!
近所を少しばかり流した感じでは
ミスファイア発生中は加速が鈍かったんだと気づかされました。
上り勾配など明らかに加速が良くなっています。
12気筒中1気筒ミスファイアでもこうなるとは、貴重な経験でした。


しかし、ミスファイア発生時の明らかに普通ではない振動は消えた反面
微妙な振動は残っています…😓

発進する時はボディ全体がブルッと震えるような感じ。
走りだせばその感覚は薄れるものの、発進時の違和感は拭えず…。

もしかしたら左右バンクで同期が取れていないのか…🤔

ショートテスト結果のエンジンエラーコードが消えただけに
機械的な問題が生じている可能性もあります

もう少し様子を見つつ、微妙な振動が解消しないようであれば
年内に350TDと入れ換える考えです。
むろん、それまでに残り11気筒のイグニッション・コイルを交換しますが(笑)

\6,787-×12個=\81,444-

ん~
やはり12気筒は消耗品が多い🤣
けど…、やめらんないなぁ。
あの気持ちよさを知ってしまったら(笑)
Posted at 2024/11/13 21:19:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 修理、整備、点検 | クルマ

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「[整備] #Sクラス ウォッシャー・フルード・レベルセンサー交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/3235003/car/3305296/8290387/note.aspx
何シテル?   07/06 17:11
今となっては稀少?なW140乗りです しかも、少ないと言われる600に加え、国内残存数ごく僅かな350 TURBODIESELの2台態勢を実現させてしまい...
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