スロットルボディ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
家のコルトプラスのエアコン使用時のアイドリング不調がスロットルの清掃で良くなったので、自分のコルトも清掃してみたくなりました。
自分の車は特にアイドリング等の不具合もなかったので迷いましたが、根っからのA型気質が簡単に腰を上げてしまいました。汗
コルトプラスの方は外さずに軽く拭うだけでしたが、自分のコルトは外しました。
カウル回りを含め、エアクリ近辺もばらさないと取れないわ 狭いわ ……思いの外しんどいです。
2
16万キロ走行のスロットルボディとバルブ
表側はほとんど汚れないみたいですね。
ただバタフライの縁に硬めのカーボンみたいなものが多少堆積しておりました。
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裏側はやはり汚れておりますが、バタフライに汚れはほぼありませんね。
ここで注意なんですが、スロットルボディの上側の隙間の汚れ、バタフライ近辺に白い筋ができてると思います。
これちょうどバタフライが全閉時の位置なんですが、これなんでかっていうと、電スロなんで、バタフライを動かすには直接手で押すしかないんですよ。
で、動かそうとして、片方から押してしまうと、その抵抗でバルブの軸が微妙にあるクリアリング分動いて閉じるため、汚れが落ちたんですね。
なのでバタフライを動かす時は中心が動かないように、左右から押さないと駄目です。
てことで、そう モリブテンコートが一部剥げてしまったということですね(泣
なってしまったことは仕方ありません。
このままいくことも考えましたが、
モリブテンコートが経年劣化か以外と脆く、少し触るとポロポロ落ちたり、洗浄剤でソッコー落ちたりしたんで、この機会に塗り直すことにしました。
代替品は東名さんのスロットルコートしかないみたいなので、購入。
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キレイにしてモリブテンコート塗り直しました。
東名さんのは擦るくらいではまったく落ちません。
ここでもう1つ注意なんですが、
コルトの電スロにはアイドリング用のバイパス通路がありません。
よっておそらくですが、全閉時に完全に塞いでしまうと駄目だと思います。というのも一度完全密封で取り付けましたが、逆に不安定でした。汚れで詰まるのと同じことですもんね。
(もともとのモリブテンコートもほんの少し隙間がありました。)
完全密封しようとすると、必然的に厚塗りになって密着してしまい、バタフライの動きも不自然でした。
逆にバイパス通路のあるスロットルは、完全密封しないと駄目みたいで塗り方もボディとバタフライ両方塗るやり方になると思います。
コルトはボディ側しかモリブテンコートありませんでした。
よって、もとのモリブテンコートの隙間を目視し、同じ隙間 もしくは少しだけ広くなるように厚みを調整しました。
写真は取り付け説明とガスケット品番です。
スロットルボディ取り付けの4つのボルトの締め付けトルクは13±2nmです。
スロットルボディの吸気側の入り口に少し鋳物特有のバリがあったんで滑らかにしておきました。
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せっかくなんで、インマニの画像も載せておきます。16万キロでこんだけきれいなら清掃する必要はないですね。
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ガスケットの向きに気をつけてください。
狭くてガスケットの固定が難しいので、スロットルボディにボルトを入れてマスキングテープで頭を固定しガスケットをボルトに入れてからインマニと合体させるのが一番いいと思います。
キャニスターの配管が邪魔なんで、マスキングテープで吊ります。
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こういう感じ
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スロットルボディの冷却水の配管クリップは、これが一番外しやすかった。むしろこれがないと詰んでたかも
なんせ狭すぎ
冷却水は4日くらい動かしてないのもあって、2~3滴こぼれたくらいで問題ありませんでした。
記事にすると2~3日っぽいですが、程度のよい中古スロットルが安く手にはいったり、スロットルコートの要領を掴むのにやり直したりで、仕事後の夜の作業で3週間程かかっております(;`・ω・)
最終的に程度のよいスロットルの方を仕上げてつけました。スロットルコートが軸の潤滑にもなるおかげか気持ち踏み始めが俊敏←プラシーボ
初期化と学習要領については次にアップします。
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