![戦没者慰霊祭🌱に出てみた。 戦没者慰霊祭🌱に出てみた。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/337/057/46337057/p1m.jpg?ct=1637bd7d010c)
田舎に住んでると色々と役が回ってくる。
私の叔父はニューギニアで亡くなった。
私の父親の兄貴だ。
今回は地域の戦没者慰霊祭の役員としてかりだされた。
主催は遺族会という集まりだ。
遺族?
私が生まれる何年も前に…
正直ピンとこない。
役員やる前に遺族会から抜けるのも近所付き合いに支障があるかも。
2年間の任期だから、役員終わったら抜けるつもりだ。
で、この遺族会ってのは軍人恩給を貰ってた家からの寄付が収入源なんです。
軍人恩給を貰ってたのは遺族にあたるウチの爺さんなんだが
会費は毎年1000円だし、ずっと続けてたら役員が回って来てしまった。
この会も、いつまで存続出来るかわからない。
地元のお宮の横の森の中に靖國霊社って小さい社がある。
年に一回、戦没者の写真を飾り、神主さんが戦没者の霊をお祀りする。
写真と提灯、幟を立てて会場準備をする訳だが
年配者が多くて作業も大変だ。
で、↓のような感じの会場
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/062/625/270/21f3a6fb27.jpg?ct=f6fd405a8ec2)
ここに居る人たちも終戦時には子供だった人ばかり、77年も経てば遺族も少なくなる。
戦争を知らない世代は私と神主さんともう1人。
写真を保管していた茶箱が椅子になるのだが、
肝心な私の叔父の写真がない。
あれぇ?
家にあるのかな?
なんて思って特に気にしてなかった。
式が早く終わらないかな〜…考えてた。
神主さんが
[たてまくもーかしこきイザナギの大神♪]
って始まったら、私の近くに飾ってあった写真と目が合った
ずーっと私を見ているかの様。
あれ⁈
叔父に似てるけど、他地区の戦没者の写真が飾ってある辺り
名前の紙がズレていて確認が出来ない。
式が終わってから、その写真をよく見ると確かに私の叔父だ。
額縁の中の名前の札を直して、他地区の文字を消した。
…が冒頭の写真。
私よりイイ男だ。
初めて慰霊祭なんて出席したが、叔父の写真を正しい表示に直してあげれたらので収穫ありだと思う。
で、
その後の片付けが大変。
この小屋の中に道具をしまう訳だが、写真を立てた棚が鉄製で、バラしてもクソ重い。
お年寄り達がヒィヒィ言いながら片付ける。
私は小屋の中に棚があって荷物を持ちあげる係。
ワイシャツなんか汚れて、汗とホコリでドロドロ。
兄ぃちゃん、来年も頼むわぁ❗️
すっかりアテにされてしまった。
自分の地区から集金したお金を収めて、赤飯を貰ったらお開きとなりました。
まさか、叔父も77年経って写真をブログの一面に貼り付けられるとは夢にも思わなかっただろう。
でも…ありがとう。
貴方が戦ってくれたからこそ、今の平和がある。
…また来年。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました😊
Posted at 2022/08/22 00:48:57 | |
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