ベンツ ヘッドライトの劣化防止 プロテクションフィルム貼りDIY③
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回のプロテクションフィルムの貼替えで確実にヘッドライトの劣化(黄変白濁等)を防止出来る事がわかった。
新車時に施工し2~3年間隔で張替えれば長期にわたり新車同様の状態を保てると思う。
DIYで行えば僅か数千円で可能。
一般的な青空DIYではウレタンクリアー塗装は難易度が高いがフィルム貼りは比較的簡単に出来る。
最初は上手く出来なくてもフィルムを多めに用意して失敗したらやり直せばいいと思う。
前回の続き。
施工液をヘッドライトにダラダラと流れるようたっぷりと吹き付ける。
2
プロテクションフィルムの台紙を剝がしながら接着面にも施工液をたっぷりと吹き付ける。
その後ヘッドライトに乗せライト全体を覆うよう又プロテクションフィルムを伸ばす時にプロテクションフィルムが持てるような位置に位置決めをする。
3
プロテクションフィルムの位置が決まったらゴムヘラで中の施工液を外に押し出していく。
施工液が押し出された箇所は接着が始まる。
W204後期のような複雑な形状のヘッドライトはフィルムを伸ばさないと貼れない。
手で引っ張って伸ばせる所は手で、伸ばしきれない所はドライヤーで温めて伸ばす。
伸ばし方だがフィルムを引っ張ると必ずしわが出来るがそのしわが均一になる方向に引っ張る。
しわが極端に大きい場所は施工液を押し出す時にフィルムがよれて筋が出来てしまう、出来てしまった筋は修復出来ない。
また曲面等は温めながらしわを消すように施工液を押し出すが出来ればもう一人の方に温めてもらい、片手で引っ張りながらしわを消すように施工液を押し出していくと良い。
温めて伸ばしながら貼った箇所は何度もやり直しをしないほうが良い、糊はヘッドライトに残り染みになる。
常にどの方向に伸ばし、どの様にしわを消していくかを考えながら行うと良い。
このプロテクションフィルムは保護フィルムなしのタイプなのでラバーベラにも施工水を掛けたほうが良い。
4
使用したヘラ。
柔軟性のあるラバーヘラの大小と固いプラヘラ。
以前は専用のスキージーを使用したがこちらのほうが使い勝手が良い。
ラバーヘラは上下左右の面を使う事で押し出す力を加減出来る。
プラヘラは端部の細かい作業に使用した。
5
貼り終わったらカッターナイフで余分なプロテクションフィルムを切っていく。
コツは必ず新品の刃を使いヘッドライトの縁に刃を添わせ一面を刃を止めず滑らせるようにいっきに切る。
必ずヘッドライトの端部まできっちりとフィルムを貼る。
貼り終わり端部にしわがあるとしわの部分で切れなくなり仕上がりが汚くなる。
6
養生を撤去して完成。
ほんの少しポツポツ程度の施工水は後日消えるので大丈夫。
ヘッドライト端部が少し浮いてきた場合には施工してから日が浅ければ再度温めて押さえれば接着する。
施工してから最初の雨天走行後は端部の状態をチェックすると良い。
7
参考
貼り替え前
8
参考
剝がしたプロテクションフィルム。
変色した部分は柔軟性がない、パリパリと割れる。
それ以外の部分も新品と比較すると固い。
前回ベンツと同時に普段使い通勤車はヘッドライト研磨後にプロテクションフィルムを貼り今回貼替てみた。
こちらもヘッドライト自体の劣化は確認出来ない。
研磨は、耐水800番から始めて2000番まで、その後コンパウンドで細目。極細。超極細まで行った。
この方法での車や人体への影響は確認出来ていません、参考程度でとお考え下さい。
同様の施工は自己責任でお願い致します。
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