フロントガラスのウロコ除去で色々な製品を試してみた。①

購入時からガラスのウロコが酷い状態であった。
いつかウロコ除去をやろうと思いながら4年近くたってしまったが本日施工した。

DIYでフロントガラスのウロコ取りを行うのは初めてである。
そこでホームセンター等で入手しやすい製品を色々試しどれが良いのかを確認してみた。

まずは現状の確認。
画像ではわかりずらいがガラス面に白くポツポツを写っているのが全てウロコである。

西日を正面に受けての運転では本当に邪魔になるほど酷い状態である。

何年分のウロコだろうか？
本当に取れるのかとも思う。

ゴムモール等をマスキングテープでのマスキングから始めた。

その後、ガラス面を洗い研磨時に砂等の嚙み込みで傷が付かないようにする。

まずは手磨きでガラスに優しそうな製品から試してみた。

一番目は「リンレイ ウルトラハードクリーナー」

ガラス面にも使用可能である。

結果
まったく歯が立たない。
ウロコが薄くなった気配すらない。
ラベルの使用上の注意を確認すると「ガラス面に付着した水滴跡等、汚れの程度によっては除去できない場合がある」との事。

なるほどである。

二番目に「ガラコぬりぬりコンパウンド」

2種類のコンパウンド配合でフッ素コーティング被膜も除去できる。
ガラスコーティング剤の下地処理として使用出来るとの事。
コンパウンドをフェルトで擦るので効果があると期待する。

結果
まったく歯が立たない。
油膜取りと考えたほうが良さそうだ。

3番目は車を購入してからすぐに購入したガラス専用コンパウンド「AUG ガラス専用コンパウンド」

研磨剤と酸化セリウムの濃縮配合で撥水剤を瞬時に除去し新車時ようなガラス面に復活出来るとの事。

酸化セリウムはプロも使うガラス研磨に最も適した物で物理的な研磨と酸化セリウムとガラス面間で化学的研磨を同時に行い、ガラスに付いた傷等も平滑に出来るようである。

ガラスに傷取りには酸化セリウムと言われる。

結果
確かにウロコは時間を掛けて研磨すれば薄くなる。
ガラス専用コンパウンドだけの事はある。

4番目にネット上での評判が良い「ソフト99 ガラスリフレッシュ」

ストロングインパクト研磨粒子等3種類のコンパウンドが配合され今までのガラス専用コンパウンドでは落とせないウロコも除去可能との事。
期待が持てる。

結果
「AUG ガラス専用コンパウンド」より若干良い程度。
ガンガンとウロコが取れるわけではない。

最後5番目はボディーや樹脂面の付いたシリカスケール除去には抜群に効果がある「コメリ 水アカ汚れ シブ アク洗浄剤」

原液を希釈して好みの濃度調整が出来るので様々なシリカスケールに対応出来る優れ物。

個人的には高価なシリカスケール除去剤は今後購入する事はないと思うほど使い勝手とその除去力は特筆物。

正し、カラス面には絶対に使用しないで下さいの注意書きが大きく書かれている。

結果
もの凄くウロコが落ちる。
正し、ガラス交換の覚悟が必要。


参考
パーツレビュー
コメリ 水アカ汚れ・シブ・アク洗浄剤
https://minkara.carview.co.jp/userid/3251546/car/2933630/11967844/parts.aspx

整備手帳
これは強力、コメリの格安スケール除去剤を試してみた。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3251546/car/2933630/7000726/note.aspx

整備手帳
グリルの白化を除去してみた。(W204後期)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3251546/car/2933630/7026237/note.aspx

整備手帳
デイライトグリルの白化を除去 (W204後期)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3251546/car/2933630/7046970/note.aspx

フロントガラスのウロコ除去で色々な製品を試してみた。②に続く