ベンツのホイールセンターキャップ白錆対策

ホイールセンターキャップが劣化してきたので交換する事とした。

左が白錆が進行し劣化した物。
右が純正の新しい物。

何故白錆が出るのか興味本位で分解してみた。

表側はコーティングフィルムような物が割れて水分が侵入し白錆が発生した部分もある。

円の外周部分には割れは無いが水分が侵入し白錆が発生している。

ベースの樹脂部分とアルミプレート部分は12か所のアルミ折り爪で固定されている。

折り爪を浮かし分解してみる。

アルミプレート裏にも白錆が発生していた。

何故白錆が発生したのかを考察してみた。

内部の白錆は折り爪の部分からの水分の侵入。

円外周部分の白錆はアルミプレートとコーティングフィルムのような物が経年変化により密着不良となり水分が侵入してのではないかと思われる。

それならとそれらの対策を新しい物に行ってみた。

多分、こんな事をするのは私が初めてであると思う。
高価な物ではないので交換してしまえば済む問題である。

実験として施工してみた。

爪部分はコーキングを充填。

円外周部分は台座樹脂とアルミプレート部分にコーキングで被膜。

アルミプレート部分にラップする形でコーキング被膜を作ってみる。

もちろんコーキング部分は無水エタノール等で清掃脱脂を行った。

コーキングが出来上がった状態。

ほんの僅かにアルミプレート部分にラップするようにコーキング被膜が出来た。

台座樹脂部分には余計なコーキングが残らないようにマイナスドライバーを使って整形した。

これで白錆が発生しなければ実験成功である。