
NS-1000Mに遅れること12年後の1990年に発売されたアンプ内蔵のサブウーファーでYAMAHA独自のYST(ヤマハ・アクティブ・サーボ・テクノロジー)方式を採用して30cmのウーファーを使用しながらヘルムホルツレゾネーター(共鳴箱)の効果で下は16Hzから再生可能となっており楽器の下限である20Hzをクリアしていることから原音を全てカバーするために低音を出すのに苦労しそうなNS-1000Mと組み合わせることに。
ウーファー自体も1000Mのウーファーと同材質のコーンを使用していることから音の繋がりもスムーズだろうと考えています。
発売当時はピュアオーディオ用というよりブームだったホームシアター用として低音補強でよく使われていました。これを使ってアクション映画とか見ていると地鳴りのシーンなどは体まで振動が伝わり驚いたものでした。
音楽の音源では20Hz以下の低音は基本的に含まれないのでそのようなことにはなりませんが…
低音域なのでサラウンドセッティングと同様に当初は1台のみでしたが、いろいろと調べてみるとL,Rでそれぞれ鳴らした方が音場定位的にも良いとのことだったのでLCH、RCH専用ということで2台に増やし1000Mの下に設置しました。(一応、畳とスピーカーの間には防振用として御影石の板を敷いています)

外置きアンプでの駆動も考えましたがこのアンプはYST方式用の専用設計になっているようなので一連の機器の中ではノーマルのまま内臓アンプを使用しています。
DSPからの出力ゲイン、クロスオーバーで入力されるためYST-SW1000側アンプのセッティングはフルパワー、ローパスフィルターもスルーで設定しています。
バスドラムとかの低音の響きは通常的な3ウェイでは余程大きな(高価な)スピーカーを使わないと出ないのではと思わせる出音をしてくれます。
因みに1台の重量は48kgととてつもなく重く、無理しても一人では搬入出は不可能でレイアウト変更だけでも代車みたいなものを使わないと出来ません。
もし自分が突然死ぬようなことがあったら家族に迷惑をかけるなぁと思う1台(というか2台)です…
ブログ一覧 |
オーディオ | 趣味
Posted at
2021/02/28 22:04:47